サイクリスト兼堀君のヘソ曲がりな人生ブログ

サイクリストと言いながら子どもを設けて以来6年、自転車に乗ってません。

ハトの正論

2012年06月30日 | 日記
またまた引用。
こういうのを正論という。

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社会保障と税の一体改革関連法案採決にあたって
2012年06月26日

私は6月26日の衆議院本会議に緊急上程される「社会保障と税の一体改革関連法案」の採決において、政府提案の消費税法改正案については、反対いたしました。

3年前の政権交代で国民が望んだのは、これで日本の政治が変わるということではなかったのでしょうか。そして、その多くの声に応えるために、最もしなければならなかったことは既得権との戦いであったはずでした。既得権により身動きが取れなくなっている政治、経済の現状を変え、国民の皆さまが主人公になって、もっと不公平感なく豊かさを感じて生きていけるような世の中にしよう、というのが我々の主張であり、官僚任せの政治から政治主導へ、それも国民が主導する政治にしようということでした。そのために総理大臣にまで押し上げて頂き、国民の圧倒的な支持の下、既得権に甘えた集団にメスを入れる努力をしました。しかし、米国の意向を忖度した官僚、財務官僚、大手メディアなど既得権側の抵抗は凄まじいものがありました。その力に十分抗し得なかったのは私の不徳の致すところと申し訳なく思っています。
私が目指した方向は決して間違ってはいなかったと今でも思っていますが、その後の政権が、私を反面教師にして、「官僚、米国に抵抗したからうまくいかなかったのだ、そこをうまくやればいいのだ」と180度民主党の進むべき方向が転換されました。何のために政権交代がなされたのか、という憤りを強く感じています。再稼働を含む原発問題、TPPも全く同じ発想です。
そしてこの消費税増税法案です。消費税を上げることは、官僚中の官僚組織、財務省の悲願なのです。

この増税法案に対して地元の意見を聞きました。79%の方が反対意見でした。
また、消費税のアップはいずれやらなければならないとも多くの人々が思っています。
しかし、とくに地方にお住まいの方々にとって、一人平均10万円の増税はとても家計を厳しくしてしまうのではないでしょうか。まずは景気を良くすることが最優先です。

私は、「4年間は消費税を上げる必要はない」というマニフェストを掲げて戦った張本人であり、その間に、野田総理も言ったように、シロアリ退治を徹底的にやるべきであり、シロアリ退治をしないで消費税を上げても、甘い汁を吸いに来るシロアリにたかられてしまうことになるのです。

社会保障と税の一体改革と嘯きながら、社会保障の部分がよく見えません。最低保障年金や後期高齢者の問題など、一番強く訴えたことを、これから国民会議にかけるということであれば、国民会議で結論が出た時に、その財源をどこに求めようかという議論をしても遅くありません。

今民主党に必要なのは、原点に立ち返った政権与党としての理念と政策だと思います。
本来であれば今は、昨年3月11日に東北地方が受けた未曾有の大災害を、国民が一丸となって団結と絆の名の下に復興を目指して力を合わせて尽力している真最中の筈です。
それが現実はその教訓を生かすことなくいつの間にか過去のこととして忘れ去られようとしています。政治の責任は3・11を風化させてはならないのです。現執行部は政権与党としての使命を忘れ、先の選挙で国民がNGを出した旧態依然の自民党の姿そのものに成り下がってしまった感すらします。原発事故の影響で今でも16万に及ぶ人たちが放射能の洗浄も行われず避難生活を不本意にも強いられているにも拘わらず、野田内閣は経済活動を優先するあまり、事故原因が究明されず国民の多くが疑問符を感じる中、原発再稼働に踏み切りました。そしてこの渦中に国民に負担を強いる消費税増税を自公民の談合政治で成し遂げようとは言語道断です。
民主党が政権与党として国民の期待を担うべきことは何なのでしょうか。

単なる消費税増税法案採決の数合わせだけをニュースの焦点として取り上げる報道も問題です。今はまだ東北復興の途中であり、福島の原発事故を教訓として今何を論じていかなればならないかに気づかなければいけないのです。マスコミは政局を占っているときではありません。復興に向けて日本が一丸となっている真摯な日本国民の姿に世界の多くの人々が感銘を受けた事実を忘れてはいけません。

民主党の創業者として立派に振る舞ってほしい、という声も党内から頂いています。
私は民主党を誰よりも愛していますし、その思いで今日まで行動してきたつもりです。
今は、民主党を正しい道に戻すことが私の役割であると思っていますし、間違ったことだけは絶対にやらないという覚悟で仕事をしたいと思っています。

  6月26日
                            鳩山 由紀夫
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よくぞここまで書いた!。それはほめてつかわすが、しかし、もうちょっと早く言ってよね。
いちど間近でこの方のスピーチを聴いたことがある。政治家には向かないような(ゼッタイ)とってもいい人だ。まさにハト。友愛の信条は素晴らしいものだが、正直ものほどバカを見る見本になっちゃイカン。

「志ある議員リスト」補足

2012年06月29日 | 日記
昨日貼り付けた「志ある議員リスト」はあくまでも民主党衆議院議員に限定したものであり、他党や参議院議員は含まれない。このたびの消費税増税法案に賛成票を入れた全ての衆議院議員には、次の総選挙では間違っても一票を投じないように注意したいものだが・・・。

正直、複雑な心境なのである。おらが街の議員さん・・・信念知見能力を備えた好人物と見こんで一票を投じたのに、残念な思いで一杯だ。なんだか裏切られたような感じで、ついご本人にメールしてしまった。経験不足だったのかどうか、とんだところで落とし穴にハマってしまったようだ。いちど道を外すと元の鞘に戻るのが難しいのが常。それだけに筋を通し信念を貫き通す議員はブレないし、安心して任せられる。

消費税に関しては決して賛成票を投じてはならなかった。なぜなら先の参院選で、国民は明確にNOの意思表示をしたからである。結果的にねじれたわけだが、いくら法案が通しにくくなったとは言え、消費税を取引の材料に使うのは国民への冒涜以外の何者でもない。また、消費税は全国民に関わる問題であり、こればかりは妥協が許されない性格のものである。
未練は残るが、次の4年間は休んでいただくしかない。もっとも、いま民主党のカンバン背負って当選するのは極めて難しい。


以下、引用。
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東京新聞【社説】政権選択の苦い教訓 「消費増税」衆院通過
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2012062702000103.html

 「一体」改革法案が衆院を通過した。消費税は増税しないと衆院選で公約した民主党による約束違反は明白だ。苦い教訓は次の選挙にこそ生かしたい。

 有権者のやり場のない怒りは、どこにぶつけたらいいのだろう。

 二〇〇九年衆院選で、消費税は増税しないと公約して政権交代を実現した民主党議員が、敵対していた自民、公明両党と結託して消費税率引き上げ法案に賛成する。

 自民党とは違う脱官僚や政治主導、税金の無駄遣いを徹底的になくすことで「コンクリートから人へ」の政治実現を期待した有権者の民意は完全に踏みにじられた。

◆ルール違反は明白
 野田佳彦首相は、消費税を増税する理由を「社会保障改革を実現する上で、どうしても安定財源が必要だ。しっかりと国民で助け合う、支え合うための税金として消費税を充てる」と説明する。

 本格的な少子高齢化を迎え、社会保障制度を持続可能なものに抜本改革する必要はある。国の借金が一千兆円にも上る財政状況に対する危機感も首相と共有したい。いずれ消費税増税が避けられないだろうことも理解する。

 しかし、引き上げることはないと公約した消費税の増税法案を、衆院選を経ずに成立させてしまうことは、民主主義の明白なルール違反にほかならず、納得がいかない。

 政策の具体的な数値目標や達成時期、財源を明示して政権選択肢を示すのがマニフェスト政治だ。

 首相が〇九年衆院選時に公言したように「書いてあることは命懸けで実行する。書いてないことはやらない」というのは大前提だ。

 英国を本家とするマニフェストは日本では〇三年衆院選以降、各党が導入した。国民が政策によって政権を選ぶという、定着しつつあった流れを断ち切った野田首相の責任は極めて重い。

◆「棚上げ」か解散を
 もちろんマニフェストは万能ではなく、一文字たりとも変えてはならない「聖典」ではない。加えて日本政治は代議制民主主義だ。状況の変化に応じて公約と違う政策を、選挙を経ずに進めなければならない場合もあるだろう。

 例えば、原発政策。民主党マニフェストは「安全を第一として、原子力利用について着実に取り組む」と推進の立場だが、菅前内閣以降、十分とは言えないものの「脱原発依存」路線に転換した。

 それを公約違反と責め立てる人はまずいないだろう。福島第一原発事故を契機に、マニフェストが前提とした原子力の「安全神話」が崩れ、原子力ムラの利権構造が白日の下にさらされたからには、政策転換は当然だからだ。

 しかし、首相が消費税増税の前提とする少子高齢化は突然始まったことではない。増税路線への転換は、税金の無駄遣いをなくす努力を怠り、官僚支配を突き崩す政治生命を懸けた熱意が足りなかったことの当然の帰結である。少子高齢化は言い訳にすぎない。

 民主主義では結論とともに手続きも重要である。国民の理解を得るための手順を欠いた政策は、それがたとえ国民に必要だとしても理解や同意は得られないだろう。「信なくば立たず」である。

 首相がもし消費税増税が日本の将来に必要だと思うのなら、自公両党と組んで中央突破を図るのではなく、面倒でも手続きをやり直す労苦を惜しんではならない。

 首相が今すべきは小沢一郎元代表ら民主党内造反議員の処分ではなく、「国民会議」で一年以内に結論を得る社会保障改革の全体像が決まるまで消費税増税法案を棚上げするか、衆院を解散して国民に信を問うことだ。

 三年前の暑い夏、高い期待を担って誕生した民主党政権が今、国民の眼前にさらすのは、自民党に同化していく無残な姿である。

 首相はそれを「決められない政治」からの脱却というが、指弾されているのは、既得権益や官僚支配など「変えるべきことを決められない政治」だ。公約違反の消費税増税など決めない方がましだ。

 民主党政権の消費税増税路線への変わり身は、われわれ有権者にとっては苦い経験となったが、そこから得たものを、日本の政治を前進させる教訓としたい。

◆白紙委任ではない
 まず、マニフェストは完璧ではない。本当に実現できる政策かを見極め、選挙後も実現状況を監視する。白紙委任してはいけない。

 法案への賛否が議員の最も重要な政治行動である。各法案への投票行動を詳しく知る必要がある。

 政策で議員や政党を選ぶ。公約した政策を実現しようとしないのなら、次の選挙では投票しない。この循環を完成させない限り、日本の民主主義は前に進まない。

 有権者が投票する際の材料を十分に提供するのは、われわれ新聞の重要な仕事だと肝に銘じたい。
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東京新聞は購読する価値のある数少ない新聞ではないか。それに引きかえ、毎朝日軽ゴミウリの価値の無いことと言ったら。購読やめれば年間5万円浮く。その分、温泉旅行でも行って命の洗濯した方がよっぽどいい。資源の無駄遣いでもある。

書き初め

2012年06月28日 | 日記
ブログを開設?して1年(苦笑)。まぁいろいろあって?なかなか書けない昨日このごろだったが、ぼちぼち始めることにした。
最初は格調高く政治関係の話題から。話題というより引用か。これなら毎日書けそうだ(苦笑)。

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【晴れのち曇り、時々パリ】からの引用
http://blog.goo.ne.jp/veritas21

?「平気なお顔で賛成にショック」真民主・松木氏(産經/見出し)

>新党大地・真民主の松木謙公代表代行は26日の衆院本会議での消費税増税法案の可決について「民主党のかなりの方々が平気なお顔で賛成されたことにかなりショックを受けた。むしろ、民主党議員で賛成できるという感覚のほうがよくわからない」と批判した。

>そのうえで「3年前の前回の衆院選で民主党が増税する政党だと思って投票した人はそういなかったはずだ。3年間で何か増税しなければいけないという大きなことはなかった。あれだけ多くの人が本当は増税だが、選挙のために増税を言わずに戦ったということになる。残念だ」と述べた。国会内で記者団に語った。
【産經新聞/06月26日16時44分配信】



216名。

執行部を除くと170名程、と言う事は「中間派」と言う事になるのか。

その連中は、いとも簡単に「増税案」に賛成した。


それが、「民主党」なる団体の正体である。

そして我々国民は、今後以下の議員を全力で支えて行かなければならない。



【当選14回】

 小沢一郎(岩手4)

【当選8回】

 鳩山由紀夫※(北海道9)

【当選5回】

 東 祥三(東京15)

 川内博史※(鹿児島1)

 小林興起※(比例東京)

 山岡賢次(栃木4)

 山田正彦(長崎3)

【当選4回】

 牧 義夫(愛知4)

 松野頼久※(熊本1)

【当選3回】

 小泉俊明※(茨城3)

 小宮山泰子(埼玉7)

 鈴木克昌(愛知14)

 中津川博郷(比例東京)

 樋高 剛(神奈川18)

【当選2回】

 青木 愛(東京12)

 太田和美(福島2)

 岡島一正(千葉3)

 古賀敬章(福岡4)

 階  猛(岩手1)

 辻  恵(大阪17)

 中川 治※(大阪18)

 松崎哲久(埼玉10)

 横山北斗(青森1)

【当選1回】

 相原史乃(比例南関東)

 石井 章(比例北関東)

 石原洋三郎(福島1)

 石山敬貴※(宮城4)

 大谷 啓(大阪15)

 大山昌宏(比例東海)

 岡本英子(神奈川3)

 笠原多見子(比例東海)

 加藤 学※(長野5)

 金子健一(比例南関東)

 川島智太郎(比例東京)

 菊池長右ェ門(比例東北)

 木村剛司(東京14)

 京野公子(秋田3)

 熊谷貞俊(比例近畿)

 熊田篤嗣※(大阪1)

 黒田 雄(千葉2)

 菅川 洋(比例中国)

 瑞慶覧長敏(沖縄4)

 平 智之※(京都1)

 高松和夫(比例東北)

 橘 秀徳(神奈川13)

 玉城デニー(沖縄3)

 中野渡詔子(比例東北)

 萩原 仁(大阪2)

 橋本 勉※(比例東海)

 畑 浩治(岩手2)

 初鹿明博※(東京16)

 福嶋健一郎(熊本2)

 福島伸享※(茨城1)

 福田衣里子※(長崎2)

 水野智彦(比例南関東)

 三宅雪子(比例北関東)

 村上史好(大阪6)

(※は、小沢グループ以外)



よもや上記各議員諸氏を、次回の選挙で落選させる様な事が有ってはならない。

断じて、ならない。


「国民は我々を理解している」(小沢一郎)

彼の、この発言が正しい。
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ブログ書き初めということで、高い志を持った国会議員のリストを記念に貼り付けておく次第である。努々これらの代議士たちを落選させることなかれ。
民主党改め非民主党は所詮は水と油の混合体であって、これらは永遠に混ざることはないのであって、早いところ分かれた方がスッキリしてよいと思う昨日このごろなのである。