Dear Wonder Full World

つれづれなるままに駄日記(w

このBlogはプロローグにすぎない・・・
とか言ってみるw

紫陽花の咲く庭で

2009年06月26日 22時57分16秒 | 駄日記

先日、少しだけ面白いことがありました。

夏を感じさせるじりじりと暑い日差しの中
人工的な涼やかな風に吹かれながら、
ゆらゆらと電車に揺られていた、そんな昼下がり。

駅に着くたびに入ってくる自然の熱気に、
不思議な心地よさを感じていたところ、
発射のベルとともに駆け足と掛け合いが聞こえてきまして、

どうやら駆け込み乗車のご様子。
あまり褒められた行為ではございませんが、
熱気渦巻く外のホームでおそらくは汗だくで走っている誰かを思うと
なかなか無碍に嫌な顔もできません。

だんだんと近づいてくる声と足音
どうやら私の居る車両に飛び乗るつもりのようです。
何を言うわけでもありませんが、
一体どういう人たちなのだろうと興味本位でドアのほうに目をやると
23,4歳くらいの若い男性が息を切らして飛び乗り


続いて車椅子の方が飛んできました。


お二人はどうやら知り合いらしく、
お互いが電車に乗れたことを褒め称えあっていました。
20代前半の方が子供のように駆けてきてその功をたたえあう。
ドアが閉まり、車内の温度がまた冷やされていくと同時に
少しだけやさしい気持ちになれました。





えっと
実話です。

一般的に車椅子の方って
駅員さん呼んでなんか器具使って乗り降りするのをよく見かけるんですが
そうでなくても誰かに押してもらってっていう感じですよね?

でもその人
電車とホームの間にある段差も溝も関係なく
本気で跳んできました

どうやってんだか知らないけど
その後普通に友人と談笑してましたし。

世の中って凄いな。