Dear Wonder Full World

つれづれなるままに駄日記(w

このBlogはプロローグにすぎない・・・
とか言ってみるw

アボーン、アボーーーーーン

2009年02月13日 17時33分01秒 | レビュー
なんかここんとこレビューばっかな気がします
カンチ@だって趣味だモノ です

さて

今回は
『Clear~いつか流せるだろう完璧な涙を~』のレビューなんですが・・・

以下に続く感想は、私個人の主観に基づく感想であり
それによりひどく不快な思いをすることがあるかもしれません。
あしからず


つまりそう言うことです。
上記の作品大好きな方はスルー推奨





















えっと
クソゲーです。
誰がなんと言おうとクソゲーです
しかも笑えない類の。
個人的には
なんでこれPS移植とかアニメ化とか言われるくらい人気あったんだろう?
っていうレベルです。同人ゲー?

ストーリーとしては
『普通』ではない主人公が、それが原因で舞い戻ってきた故郷の島で起こる
ちょっと切ない不思議な物語
って感じです

はい、田舎・夏・島です。
好物そろってます。
全くもって生かされてないけどね。
辛すぎてある意味泣ける

なんでこんなにも貶めてるのかと、それはひとえに文章です。

鬼 の よ う に 読 み づ ら い 

主人公の『普通』じゃなさアピールのための仕様なんでしょうが
主人公の心情が純文学っぽいうえやたらと言い回しもめんどくさい
おかげで会話のテンポもすこぶる悪いし
全く入り込めなかった・・・。
おいら太宰治とか読めない人なんですよね・・・

まぁそれもさることながら、
文章に行間が無いというか、心情と行動と情景が一緒くたになってかかれてたり
画面効果も説明も無く、いきなり時間が進んでたり視点が変わってたり場所変わってたり・・・
迷子になったことも一度や二度じゃねぇぞ?
参考までに一文。転んだメイドさんを助け起こして歩き始めたシーン
『その歩みは身長の低さもあいまって遅いのであって、俺はさっさとずんずん先を進もうかと思ったのだが、メイドさんがいった』
小学生の文章か

システムはわかりやすいし親切だった。
多少選択肢のウィンドウ表示に困惑とかしたけど
全体的にわかりやすい。
攻略キャラ5人に対してセーブ数219箇所とかどんだけだよwww

あとやってて一番腹立ったのは
キャラクター
全キャラ総じて驚くほど無個性
ぱっと仲間内の風景を想像しても誰がどういう発言をするポジションなのかわからない
それに物語後半(各ルートに行く直前あたり)から新キャラが怒涛で出てくるのはどうにかしてくれ

そして極めつけ
主人公が中二病
まぁ設定として『普通ではない』ってのが組み込まれているわけですが
にしても『中二』
隠れてタバコ吸いつつ、でも誰かにはみつかりたい的なアレ
大衆に埋もれてみんなと仲良くやっていきたいとかいってるくせに
『まぁオレは何にも感じ無いけど』とか自分で他人に言っちゃうのはどうなの?
見てていらつく。
感情がないとかいってるわりに簡単に動揺するしエロとかには反応するし
ホント中二
何するにせよグダグダとどうでも良い思考を純文学たる読みづらい文で長々と表現されると本当に読んでて疲れる。


総評:クソゲー
自分的には、ほんとうになんで高い評価を得てるのか謎
ちなみに長いです。
読みづらく迷子になるようなまとまりない文章がダラダラと長く続きます
期間は一ヶ月半程度のはずなのにやたら長い
かつて桜華も長いとは言いましたがあれは期間も長かったのでしょうがない
そうじゃなくてもアレは名作だし
しかしコレは辛い

正直、どうしてもやるっていうなら
クソゲーって思えばそれなりに楽しめると思います


追記:
正直あまりにやるのが辛すぎて、コンプしてません。
先に評価の高い無月EDだけやったんですが・・・
なんていうか
凄いお宝があると聞いて入ったトラップだらけの難解な迷宮
それを命からがら、精も魂も尽き果てたとこにやっと見つけた宝箱
はやる気持ちを抑えつつゆっくりとその箱を空けたら・・・

・・・みずみずしいリンゴが一つ
見たいな気分でした