ランチでのワタシ……
そして
カフェでのSNさん……
黒ベースの小紋に、臙脂色の八掛。
間道風な格子帯が辛口。
そして何より、帯揚げがゴールドで
クリスマスチック。
Bさんのアップ写真は撮れなかったのですが
お顔映りの良い、パウダーオレンジ系の紅花紬に
椿の型染めの帯。
この日のランチは、表参道駅徒歩1分の
ココ。小さな入口から地下に入ると……
シャーロックホームズのような
不思議の国のアリスのような(ティム・バートン風の)。
ちょっと若者向けかなー。
でも、面白いモノ好きさんにはいいお店かも!
そして、ティータイムは
外苑前のパティスリータカギで。
「精神的、冬のボーナス!」
と、張り切るSNさんは、はるばる九州からとんできた。
3人で集まるのは、4月のコンサート以来。今回で4回目かな?
みなそれぞれ、仕事を持っていて
年末の慌ただしい中、束の間の休日……。
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(ここからはライブの感想を好き勝手に書いています。
着物の話題は出てきませんので、ご興味のある方だけどうぞ)
さて、出かけたライブは2日目で、ファンクラブの方が
客席の大半を占める回。
開演前に、クラブの方が「良かったらご協力を…」と
私たちにLEDスティックを手渡してくださった。
こんな感じの、色は青と白。
アンコール時に振りましょう、ということで
当日券で入った人にも一人ひとりに丁寧に、
主旨を説明しながら配っていらして
私もありがたく頂戴しました。
100数十本のスティックの購入や搬入手配を思うと
頭が下がります。こうしたクラブの方に支えられて
達彦さんは幸せだな。
クリスマスシーズンらしい「シャンパーニュ・スノウ」と
小雨が降ってきたので急遽差し替えたという「ピアニスト」の
抒情的なピアノソロナンバーで始まったライブ。
スイング/シャッフル、8ビート、ラテン系、3連系と
多彩なリズムのラインナップでした。
今回、私の中でピカ一だったのは
後半の「ウイークエンド・バチェラーズ」。
ドラムスの2、4拍のタイミングがとても好みで、
全体的にまとまりのあるタイトなプレイだったかと。
私はジャズ&フュージョン志向ですが、
ライブでは、こうした8ビートは盛り上がっていいですね。
もう一曲、「19テーブル」は4月のコンサート時の
朗々と歌い上げる感じではなく、
主人公と恋人の距離がとても近いであろう、
語り聞かせるような歌い方が好印象でした。
まるで、手の平にのせたプレゼントをそっと
差し出すかのような、繊細なヴォーカル。
そしてときどき入る、鍵盤のUSトライアドも心地良く。
他にも、
何がどうと書けるほどには覚えていませんが
「フィーリン」と「センチメント」もメロウで
いいムードでした。
ギターやベースも音色等に趣向をこらして
いたと思うのですが、私の記憶力に限りがあり…。
サプライズだったのは、
ディスコグラフィに載っていない
「恋のイーストアヴェニュー」という歌で
お話によると、今はなき新宿MY CITYのオープン時の
テーマソングだったそう。
「当時流行っていたリズムがあって、
自分はぜーったい使うものか、と思っていたのに……。
この曲で、使っていました(笑)」
というMCを聞いて、なんていうリズムだったかなあと
しばし考えていたのですが、
これ、ギタリストの故C.ブラウンが流行らせた
ワシントン GO-GO(DC GO-GO)の一部、じゃないかなあ。
このリズムをノリよく演奏できる日本人がいない、と
言っていたのは、吉田美奈子さんだったか。
その非売曲が、ネットにあがっているとは
びっくりです。
歌い方は……お家芸ですねぇ。
そして、それ以上に私にとっての
ハイライトだったのが
「サンライズ・ハイウェイ」。私はライブで初めて聴きました。
「絵美さん、(演奏中)にこにこしていましたねぇ!」と
後で、隣にいたBさんに言われたけれど、
違うんです。
嬉しかった、というよりは、恥ずかしかったんです。自分が……。
子どものころのことが、鮮やかに頭の中によみがえってきて。
この歌も、“ミニバーグの歌”も
居間に座ってゆっくりしているときには流れなくて
夕飯の準備や後片付けの手伝いをしているようなときが多くて
流れてくると手足をぴたっと止め、テレビを見つめて
この歌なら「愛を込め、Uターン!」まで待って一緒に歌うのが
自分の中で何となく、決め事みたいになっていました。
1980-81年なら、13、4歳のころです。
きっと、メロディーや歌声が、気に入っていたのでしょうね。
それが今、聴くと照れるんです。身の置き所がないほど。
聴きたかったのに、いざ、聴くと。
当時の自分からすれば相当大人っぽい歌詞を、理解もせず
歌っていたことに対する恥ずかしさでしょうか。
そして、お待ちかねのアンコールで
これはイメージですがこんな風に
一斉にスティックが振られ、
達彦さん、「や、やられた…」としばし呆然。
「ありがとう! こんなサプライズがあって
感極まって、このまま倒れて
あの世に行っても…(おかしくないかと)」と、
もしかしたら、
会場の3割弱くらいの人は思っていたかも知れないことを
自分で口走り、
「だめー!!」と
ファンクラブのお姉さま方に思い切り止められていましたが、
そのとき、一瞬、青白いペンライトの海が
彼岸に浮かぶ何かに見えてしまったのは
私だけでしょうか。
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