神奈川絵美の「えみごのみ」

夏のパンは、暴れん坊

暑くなると……

パンは過発酵といって、イーストが材料の糖を食べつくし
酸味をつくりだしてしまい、
ぷうーっとふくらんだと思ったらぺしゃんこなり、
しわっぽくてふっくら感のない焼き上がりになってしまうという
失敗をしがち。


こちらは、見た目ではわからないのですが
本当はもっとしっとりもっちりするはずが
ぼそぼそ気味の、出来損ないのフランスパンみたくなり
残念……。

発酵時間を短くしたり、温度を下げたり
材料を冷たくしてつくったり、などの工夫が必要なのですが
なかなか思うようにはいきません。パンも生き物ですしね。

というワケで



ベーキングパウダーでふくらませるケーキなら
過発酵の心配がないので
先日、レモンドリズルケーキにトライ。
レモン1個分の皮をすりおろし、そこに砂糖や卵、
油、小麦粉を入れてよく混ぜ、少し生地を休ませて
少しグルテンをつくってから型に流し込み、焼きます。
バターではなく液体の油を使うことで、焼き上がった後
冷やしても硬くなりにくいのが特長です。

焼き立てに、レモン汁+砂糖のシロップをたーっぷり
しみ込ませて、甘さ控えめで美味しい!


クリームチーズをつけて、いただきました。
隣は失敗作のバトン。

ほかにも最近は……(以前の記事と重複していたらごめんなさい)


ピザ風生地をつくって


ピザ風トッピングをのせて


ピザっぽいパンを焼いたり


これは6月中旬に焼いた
黒糖とマカダミアナッツのパン。


この時期はまだ過発酵のリスクはなく、上出来でした。


もうこれは何度も焼いている
オレンジピール入りのブリオッシュ。
バターたっぷりで口どけが良く、お気に入り。


油を使わないハード系生地を
あえてマフィン型で焼いた
玉ねぎとハムを炒めたフィリングの入ったパン。
ちょっと塩気が強かったなあ……

思い通りにいかないパン生地と
格闘しながらも、パンをつくっている時間は気分転換になり
とても楽しいのです。

コメント一覧

kanagawa_emi
>まるたけ さんへ
こんにちは! お酒やおしょうゆもそうかもですが、
温度が高いとどんどん発酵しちゃって、、、。
冷蔵庫に入れていてもぷくぷくふくらんでしまいます。
イーストの量を減らすなど工夫しているのですが
なかなか…。
パンの記事、いつも見てくださって、ありがとうございます^^
まるたけ
パンって気温によって発酵時間を変える、という話は聞いたことが
あります。なるほど~、と思いました。
それでも十分に美味しそうに見えますが・・
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