ぼやきぼやかれ、ふりふられ。

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中村文昭さんの講演会に行ってきました。

2015-10-02 22:24:00 | 講演会・セミナー
9月24日(木)市民大学後期講演会第三回

クロフネカンパニー代表、中村文昭さんの講演会に行ってきました。

【出会いを活かせば道は開ける】

「ただの体験談なんですよ」と、笑って話しはじめた中村氏。
2000年から始めた講演活動は、現在では年間300件以上。昨年ご自宅で眠ったのはなんと、わずか12日だったそうです。
そんな中村文昭さんの講演をやっと聴く機会が訪れました。

中村氏の話は本当に分かりやすく面白いもので、講演の90分間会場からは絶えず笑いがおきていました。
瞬く間に会場の人たちの空気を、心を掴むその語り口もさることながら、やはりその根底にあるのは、「人を喜ばせること」という、想いなんだと感じる内容でした。


*できない理由を言うな
*頼まれ事はためされ事

師匠の教えだそうです。
人を喜ばせることを喜びだと感じる人生って、素晴らしいことだけれど実際はなかなか難しい。
だけれど…例えどんな小さな頼まれ事でも、一生懸命やれば、相手を喜ばせることができる。いやいやこなした仕事からは生まれない何かがそこには生まれる。それは、新たな繋がりを生み、新たな繋がりや出会いから知恵を授かり、そうしてまた新しい頼まれ事に出会う。
回ってゆく。
と、いうこと。

ご自身の体験談を中心に、こういった「生きる力」や「人間力」について、たくさんのことを教えていただきました。

こんなに楽しい愉快な講演は、他にはないと思います。本当に笑って笑って笑って、少しだけほっこりして。
そうして、講演後には何かが少しだけ動き出しそうな予感さえ。

とりあえず、誰かを喜ばせることをしよう。喜ばせるまではいかなくとも、喜んでもらえるよう、小さな何かをつけ加えた毎日を過ごしてみよう。
そんな風に、感じました。

中村さんのお話しは、やはり生で聴いてこそ。言葉から伝わる人間力に溢れているから。

終演後、ひとりひとりと言葉を交わしながら握手したりサインしたりする中村氏。満面の笑みは何よりも他人を喜ばせる第一の道具であり、心であるなぁ…なんて、思いつつ私もしっかりとサインを頂いてきました。

楽しい時間でした。

さ。さっそく、買った本を読もう。