先日、7月7日に宇都宮市民芸術祭 40周年記念事業 歌劇 「歌法師 蓮生」が終演いたしました。
わたしが演じた小萩(こはぎ)ちゃん。
第五代宇都宮城主、後の蓮生の娘でもあり、百人一首をまとめた藤原定家の息子 為家に嫁いだ実在の女性です。
鎌倉時代、女性が強くなってきた時代だから、小萩も快活でチャーミングな女性だったかも… なんて勝手に想定して演じてました。
これまでオペラと言えば、私の場合、病気になって死んだり、自刃により果てたり、飛び降りたり、焼かれたり…
今まで不幸な役柄を多く歌ってきていただけに健康的で家族愛に満ちた小萩がとても愛おしく思えました。
3月にお稽古が始まったときには「まだまだ先だわー 」なんて思っていたのに、終わってみると、ホッとすると同時に≪小萩≫としての時間が終わってしまい少し寂しさも感じます。
共演させていただいたソリストの皆さま
合唱、児童合唱の皆さま
演劇や剣舞の皆さま
オーケストラの皆さま
舞台の皆さま
衣装、メイク、着付け それぞれの先生方
裏方として支えてくださったスタッフの皆さま
ご来場いただきました、お客様
本当にありがとうございました。
作曲の山田先生
指揮の水越先生
副指揮の阿久澤さん
演出の宮本先生
お世話になりました。
ありがとうございました。
誰かひとり欠けても舞台は成り立ちません。
たったひとつでも、間違った方向に向いてしまっては、良い舞台は出来上がりません。
これからも大切なことを見失うことなく、良い音楽、良い舞台を目指し精進してまいります。
写真は共演の皆さまからいただいたものもございます。
少しだけアップさせていただきます📷✨