少し前になりますが、とちぎ朝日に掲載されました
今日は 第1部 ~ にほんのうた ~ から
少しだけご紹介致します
記事にも掲載いただいてますが
昨年7月に栃木県オペラ協会主催公演の
オペラ ≪蝶々夫人≫ でピンカートン役を演じられた
田口昌範さんも出演致します
田口さんは今回、日本歌曲を2曲歌われます。
皆さんご存知の小林秀雄作曲の『落葉松(からまつ)』
合唱曲としても有名ですが、独唱として聴くのは、また味わいが異なります。
田口さんのテノールで聴く『落葉松』必聴です
もう1曲は、当日のお楽しみ❤
田口さんは、今年12月17日の栃木県楽友協会で
第九演奏会のソリストも務められます。
楽しみですね
そして私と同郷の素敵ピアニスト、羽石道代さんの弾くソロ曲は
ピアノのための ≪からたちの花≫
山田耕筰本人によるパラフレーズ的な1曲。
北原白秋と山田耕筰の歌曲の『からたちの花』
からたちの花が さいたよ 白い 白い 花が さいたよ
耕筰が改めてピアノ曲として作曲し白秋に献呈しています。
とても興味深いですね
北原白秋と山田耕筰の二人によって作られた童謡や歌曲などは
300曲を越えるそうです。
この道 ペチカ 待ちぼうけ
あわて床屋 からの木やまの 鐘がなります …
どの曲も名曲中の名曲です
今回、私はソロで日本歌曲を2曲歌いますが、その内の1曲は
白秋と耕筰のふたりが、初めてタッグを組んだ作品。
歌曲集≪AIYANの歌≫ から第4曲の 曼珠沙華(ひがんばな)
この曲に出会ってからは、曼珠沙華のイメージが大きく変わりました。
それだけインパクトの強い曲です。
強烈な赤。
強さ、哀しさ、恐怖、切なさ、悦び、狂気…
色々なものが混在する、美しい曲です。
ゾクッとします❤
道端で彼岸花を見る度、このメロディーが頭のなかを流れます。
重たい足を引きずるような 何かを探して 彷徨っているような・・・
“Gonshan Gonshan 何處へゆく。
赤い、御墓の 曼珠沙華(ひがんばな)
けふも 手折りに 来たわいな”
※Gonshanとは 九州柳川方言で良家の娘
本番までの2週間。
まだまだ研究の余地ありです
みなさま、29日は是非、宇都宮市文化会館 小ホールにご来場くださいませ。
お待ちしております
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