久々の有給休暇

昨夜、仕事始めのミーティングで、「明日は休んで良いよ」と言われた。
これを私は、職場的の「ご都合年休」と呼んでいます。
会社が言うところの計画年休というのは、数日前に事前に休めるといことが判っていて、その日は何をしようかとか、数日間楽しむ事が出来ますが、いきなり言われたら「ふ～ん、あっそ」。
なんとも味気ない休みになってしまいます

話は変わりますが、結婚して本当に良かったと実感しています。
子供の頃、家庭環境がギクシャクしていて、次第に自分自身の性格が変わっていきました。
色んな事による抑圧、感情を押し込めてしまう習慣。
全ての事に対して、我慢する事が当たり前になっていました。
そういった環境で、健全な精神が育つわけも無く、常に目の前の環境から逃亡したいという感情と戦っていました。
仲の良い遊び仲間もいましたが、本心を伝える事も出来ず、親兄弟に相談も出来ない。
そういった日々を随分長い事続けていました。
自分は多分、この気持ちを人に伝える事無く、墓まで持っていくんだろう。そう思っていました。

しかし、嫁と知り合った事により、今まで心の奥にしまい込んでいた感情を話す事により、本来の自分を取り戻す事が出来ました。
嫁は自分以上に厳しい環境で育ち、色んな裏切りや人の醜さを垣間見ていて、私の苦しみなぞ鼻で笑ってくれそうな、そんな感じがしたからだと思います。

自分の苦しみを話す事で、誰かに重荷を背負わせたくない。
そんな心配を嫁には必要としなかったのが、とても有難く思います。

長い事夢見ていた人並みの幸せ。
諦めなかったからこそ、実現できたと思うけど、自分の心を救ってくれた嫁には、出来る限りの幸せを捧げれたらと思っています。