かおりと山のあなたの空とおく

近郊の四季折々の山歩きをメインに気ままにカメラウォーキング

1188  ママチャリで北山直谷へ   2020. 04. 25(土)快晴

2020-04-25 21:03:09 | かおりの山日記

                        咲き始めたばかりのクリンソウ

                         高い位置に咲くイチリンソウ

                            ヤマルリソウ

                             倒木で何度も渡渉の細ヶ谷

                              シャガ

朝から文句なしのお日様マーク、3密避けてチャリで北山雲ヶ畑直谷から魚谷山に

出撃でしたが・・・アズキ坂分岐から左の谷間に行く道は凄まじき倒木で行く手を阻まれ断念。

少し戻って丸木橋架かる分岐から細ヶ谷へ、こちらは倒木処理されていますが何度も渡渉に

草臥れて撤退でした。

自宅を6時半スタート気温が低く手先が冷たく感じる中、さくらに変わって市内は

白と赤にピンクの中間色のハナミズキの木々が目立ちます。

               雲ヶ畑街道に入ると先ず目に付いたのはウマノアシガタ

                        シャガの群落も目立ちます。

                   上まで重機が入り倒木処理が続いています。

                                                                                 カキドオシ    シソ科

カキドオシ(垣通し)は、垣根を突き通すほど繁殖力が強く、よく成長することから名づけられ

古くから薬草として利用されてきたようです。

                            黄金色のヤマブキ

                      出合橋から右へ中津川に沿います。

               9:25           家から3時間標高347m

                                                                                               松尾谷、直谷出合とうちゃこ

                         松尾谷方面は通行止め

                    直谷スタートすると倒木続きますが

                               処理され通れます。

                  じくじくの足元にはクリンソウの蕾が

                     ふと横を見ると1株咲き始めのよう

                             これはラッキーでした。

                        崖上方にはイチリンソウ  

                          ブルーのヤマルリソウ

                       お花モードで嬉しき谷歩きに

                               ミヤマハコベ

                     10:20          直谷山荘の残骸

                           キランソウ シソ科

ジゴクノカマノフタの別名ありこれは根生葉が地面に張り付くよう放射状に広がる様を地獄の釜に

見立てたもので様々な病気に対して薬草としての効能から医者がいらず「これで地獄に落ちないで済む」

という意味や医者が必要ないというところからイシャゴロシの異名もある。ウィキペディアより抜粋

                          新緑とヤマザクラ

               ここで初めて降りてくるハイカーと交わす。

                   松尾谷出合に止まってた奈良ナンバーの方かな~

           10:35               校倉づくりの麗杉荘

                     こちらも朽ち果てる道を歩んでるようです。

崩れた直谷山荘、二つ目の麗杉荘、奥の北山荘と3つの小屋が在ると言うのは

直谷が北山の中心的存在だったようで今西錦司、西堀栄三郎さんなど錚々たる山岳会の

メンバーが北山から傑出しています。

                   滝谷峠分岐を見送り林道を詰めて行きます。

アズキ坂分岐から左の谷間に向うとご覧のよう凄まじき倒木に阻まれます。

          仕方なくアズキ坂を登りましたが荒れ果てて此方も途中断念

夜泣峠に向うという若いサイクリストが自転車抱えて登る姿に  

                           ネコノメソウ

               少し戻り柳谷峠と表示ある丸太橋より細ヶ谷へ

                   滑りそうな丸木橋は渡らず、右の沢を渡渉します。

倒木が増えますが通れるよう処理され何度も渡渉です。少し頑張れば今西錦司さんのレリーフまで

行かれますが怪我のリスクが怖いので無理せずに撤退どす。

                堰堤手前で女性3名の若いトレランが滝谷峠から

                     細ヶ谷へ今西さんのレリーフが見たいそうです。

「怪我は一瞬だから無理せず気をつけて」と見送ります。

      12:23            麗杉荘前で花見ダンゴのお昼に~

                単の男性が登って来られ今日出会った方は7名でした。

                    玉すだれのようなキブシ

                           キランソウ

                             イチリンソウ

                13:45                松尾谷出合に戻って着ました。

後は市内まで下り坂、スピード控えめに帰りまっさ・・・

                   お疲れ様どす~  

自宅6:30~7:30市バス西賀茂営業所~雲ヶ畑街道~8:57出合橋~9:25松尾谷.直谷出合30~

10:35麗杉荘~10:52アズキ坂、細ヶ谷徘徊12:10~23麗杉荘  昼食 ~13:45松尾谷出合14:00~

15出合橋コーヒタイム~15:55自宅 (お花モードです)

 

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10 コメント

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Unknown (山歩き復活人)
2020-04-26 23:01:34
やはり荒れ放題なんですね…
かおりさん、こんばんは。

直谷の現状報告、ありがとうございました。 お疲れさまでした。勇気ある撤退に敬意です。
整備が進んでいる箇所がありながらも、かなり荒れているようですね…。
麗杉荘もそろそろ危ないのでしょうか…。 何となく寂しい気分になりますね。 滝谷峠への谷筋も元々荒れてましたが、今は大変ですかね…。
思い起こせば、そう、今から6年前の4月ですよ、かおりさんと魚谷山で初めてお会いしたのは。 その時、私は丸太橋から細ケ谷〜今西さんのレリーフ〜北山荘〜柳谷峠〜魚谷山でした。
直谷周辺と言えばやはり北山の中心地ですから、何もできない自分が言うのもなんですが、何とかまた今西さんや森本さんの時代に想いを馳せながら歩けるようになってほしいと思うのですが…。
返信する
3時間のサイクリング (摩耶山さん歩)
2020-04-27 17:56:06
かおりさんの おみ足ご尊敬申し上げます。
3時間のサイクリングの 後の山歩き。
すごいです。

北山入ったことなく さっぱりわかりませんが
倒木やら 荒れているのですね。
今年は 花の季節には
京都へ行けそうにありません。

六甲摩耶で我慢です。
でも 行けるだけありがたいです。

お疲れさまでした。

お花を、ありがとうございました。
返信する
チャリンコ、お疲れ様でした。 (権兵衛)
2020-04-27 18:25:39
かおりさん、こんばんは

ママチャリで登りは大変です!脚力が違いますね。
折角のトライですが倒木に阻まれ四苦八苦でお疲れ様でした。
でも多くの花に癒され何よりでした。
此方も近場を散策で何とか歩いています。
ガマンガマンですが早く元に戻ってほしいです。
返信する
揺籃の地ですネ (かおり)
2020-04-28 09:41:01
山歩き復活人さん~ お早うございます。

魚谷山で出会ってから6年ですか~サラも健在であの時の事が今でも鮮明に思い浮かびます。
歳月の流れはホント早いものですネ。

最近は比良に出かけるほうが多く北山に出掛ける回数は少なくなりましたが直谷と云えば
今西錦司さん西堀栄三郎さんなど日本山岳会に名を傑出された方々も
北山から育まれた揺籃の地です。
これら先駆者の思いを馳せながら又北山に出かけられたらと願っています。 
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摩耶山の出会いを思い出します (かおり)
2020-04-28 09:58:34
摩耶さん~ お早うございます。

コロナのお陰で地元摩耶山でもっぱら我慢の日々のよう。公共機関利用せずに
行かれるのは有難いですね。
コースも色々あり海を眼下にお花を求めて山歩きも楽しみですネ。
摩耶山と云えば秋の日の出会いを思い出し懐かしいです。
普段の日常が戻るよう今はコロナの終息を願うばかりです。 
返信する
お花がいっぱい咲いて (しーちゃん)
2020-04-28 10:12:50
自転車で3時間走り続けてからの山歩き!
鉄人さんですね。
クリンソウが初々しいです、ヤマルリソウも神秘のブルー、どのお花も光浴びて健康ですね。

ウイルスも陽の光で全滅すればいいのに!
今年の春は北山など行けないですが、来年に期待します。
レポートありがとうございました。
返信する
気晴らしに北山へ (かおり)
2020-04-28 10:14:44
権兵衛さん~ こんにちは。

GWで一番爽やかな時期にコロナのお陰で我慢の日々が続きます。
電車もバスもガラガラ、混んでるのは買物で賑わうスーパー位でしょうか~
買物以外は家に閉じ篭もったままの毎日です。
気晴らしにチャリで北山歩きでした。
結構お花が咲いていたので楽しませて頂きました。
今は一刻も早い終息を願うばかりです。 
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普段の山歩きが戻るように~ (かおり)
2020-04-28 10:36:26
しーちゃん~ こんにちは。

お互い我慢我慢の日々が続きますネ。
お天気もいいので籠ってるのが勿体無く感じます。
気晴らしも必要かとチャリで北山に出撃でした。
松尾谷出合まで花を撮りながら2時間半ばかり
谷間の林道を歩いてるとクリンソウが咲き始め、崖にはイチリンソウの白き花びらに歓喜でした。
美味しい空気を吸い花モードでのんびり散策も又楽しでした。
普段の生活が戻るようあとは終息を祈るばかりです。 
返信する
直谷から魚谷山へ (chika)
2020-04-28 17:06:35
かおりさん、こんにちわ
2003年発行のヤマケイ関西、京都北山の本を参照にしてレポを拝見しました。
主人と山を始めた頃は、車で遠出をして北山にも登っていましたが、魚谷山は未踏です。
麗杉荘や今西錦司博士のレリーフは、私には憧れの場所です。

当日は良いお天気で、眩いばかりの新緑の広場に建つ山荘でのお昼御飯が気持ち良さそう
林道に咲く初夏のお花も可愛いですね。
やっぱり山は良いなあ~と思える素敵なレポをありがとうございました。

私は最近自宅周辺の里山を散策していますが、これが意外に楽しいです。
クリンソウやイワカガミが咲いていて、急がないので蝶や野鳥もじっくり観察ができます。
帰宅後に花の名前を調べてブログにアップ、良き気晴らしになりました♪
返信する
我慢のGWですね (かおり)
2020-04-28 23:02:15
chikaさん~ 今晩は。

明日から3日間は好天予報ですがGWは自粛で遠出もできずで
例年なら大混雑のJRも乗車予約5~8パーセントだそうで高速もガラガラ状態とか・・・

京都北山の直谷から柳谷峠に向う細ヶ谷の谷間に今西錦司さんのレリーフあり
少し谷間が開けてコースを外れた箇所に北山荘があります。
北山からヒマラヤへと続く多くの岳人が育んだ揺籃の地でもあります。

雲ヶ畑の山は一昨年の台風による倒木で未だに重機が入り処理されていますが大変な労力かと思います。

清々しき青空バックに静かな山間で美味しい空気を一杯吸いお花を愛で小鳥の囀りと
沢の水音聞きながらの散策、比良に比べると地味ですが癒された気晴らしの山歩きでした。 
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