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3月11日から

 被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。自分たちに起こってもおかしくないことで、私の住んでいるところは海から約2キロ。おまけに町内の自主防災会の役員でもあることに気付いて、目をパチパチさせたりしています。

今回の地震は、新潟市も揺れました。揺れている最中は庭で犬を抱いておろおろしていました。一時間後くらいにひまわりクラブの訪問予定があり、揺れが収まった後はどうしようかと迷い始めました。瞬間的に運よく繋がったのか息子から無事のメールを読み、もう一人の訪問者やひまわりクラブに電話しましたが、当たり前ですがつながりません。30分位して、もう一人の訪問者と固定電話がつながり、話し合って訪問をとりやめました。その方は、学校の近くにお住まいで、徒歩で連絡に行ってくださいました。

 絵本の会の定例会ですが、これも話し合いがなされて、お休みになりました。来年度の訪問日程を予定表にして配る日なのですが、配ることができないので4月分だけあとでメールしました。 
 支援が届かないという被害者の方も多いので、本当にテレビを見ていてもつらいものがあります。生きているだけで良かったとか、受話器を握りしめて泣いておられるのを見て、もらい泣きしてしまいました。

 先週の土曜は社協のボランティア見本市のイベントがあり、自転車紙芝居のSさんは『稲むらの火』をやったのです。偶然とはいえ、つらいことです。(『稲むらの火』というのは 江戸時代の津波の時に、それを事前に察知し、実った稲に火を放ち村人を高台に集めた男の人の話です。当会は昭和に作られたものの復刻品を持っていますが、童心社からも別の作家が作って販売されているはずです)

 原発のことは、テレビで東京電力の人がいろいろ説明しているのを見て、ドキドキしていました。でも、東京本社や現場の方など、説明の担当者が入れ替わり立ち代り登場して、つい、キャラクターを見比べてしまいました。
 50年前の地震の語り部だというおばあちゃんの姿も、この前テレビでみました。短い語りもテレビカメラが放映しましたね。災害の語りでした。
 長岡の災害の時も新潟から語りに行った人がいましたが、あれからいろいろな考えが表出したのですから、ぜひ聞き手の立場に立ったやり方を工夫したいものです。現地は地域の語りも盛んなところですから、尊重するのが第一歩でしょうね。まあね、原発のこれからがどうなるかわからないので、まず、命ですね。昨日の夜はことさら冷えがひどかったですね。

 そんな中、昨日はりゅーとぴあで人形浄瑠璃の会があったので見てきました。葛の葉子別れの話です。江戸時代のものを再現したそうです。太夫さんの語りを、あれこれ想像をつぎはぎしながら見ていました。すごい声量と表現力でした。

 

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