図書館・語り・紙芝居・集団相手の絵本よみ・ボランティアなどについて書きます。
絵解きボランティア
著作権問題について(再投稿)
2013-11-07 / 意見
(11月7日 最後部分を付け加えました)
脚本を勝手に変えていいのかという疑問を持つ方が多いので、私の見解を書きます。
① 紙芝居という表現方法から考えると
紙芝居はストーリーテリング(語り)。民話語りと同じ考えに立ち、聞き手との共同作業として相手に合わせて変えることは重要。作家も紙芝居脚本であれば変更を承知の上作る。
② 名作紙芝居では
出版社が作家側から権利を買って脚本化する。その時点で著作件問題は解決ずみ。以降は他の紙芝居と同様。
③ 手作り紙芝居では
民話から作るのは著作権に問題はない。
絵本から作るのは出版社の許可が必要。ほぼ断られる。
絵本と紙芝居は絵の構造が違う。
④ 語りの場合
民話集から語る時=活字通りに覚えて語るのをストーリーテリングと称すという風潮が強いが、これは言い間違えを極端に恐れたり徒弟制度を強固にするために起こった問題。民話は、間違いや言い変えやちょっとした工夫が重ねられて伝えられてきたもの。変える作業は、その時代の文化が付け加えられる重要な作業。
創作の話を語る時=作者の死後50年を過ぎたものは改変可能。それ以外は出版社の許可が必要。
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