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舞台落下

こんなトラブルもあります。
舞台が演台から落ちてしまいました。近いところに人がいなくて、助かりました。

高齢者施設では、演台を高く設定します。車いすの高さに合わせるため、長机の上に、段ボールなど箱を乗せて、その上に舞台を乗せます。だから、私の胸の高さ位になるときもあり、小柄な演じ手だと結構高くて操作が大変なことがあるのです。
 それに付け加えて、舞台の扉を開く時に、角度が180度近く、ほとんど全開状態にして開きました。左右の方が見えないという状況だったので、そのようにしたのですが、これが転倒防止の支えにならなかったのです。
また、段ボールの上にしっかりした板などを乗せて、舞台がぐらぐらしないようにするのですが、これが結構な長さが必要です。左右に開いた扉が乗る長さが必要なわけですから、60センチはないと安定しない。会員さんによっては、30センチの板2枚にちょうつがいをつけて、広げると60センチになるものを手作りし、持ち運ぶ方もいる。みんなにここまでしろとは言いにくいですが、あるととても助かります。ただ、道具ばっかり増えて、中の紙芝居をあまり持って行けないという事態にもなりかねません。徒歩で移動される方も多いのですから。

 危なそうだと思ったら、見た目がヘンでももう一人が押さえていなくてはなりませんね。

 個人的な意見ですが、扉はあんまりいらないという気がします。童心社の大型舞台は底面に転倒防止金具がついていて、それを90度回すとしっかりします。だから扉はなくてもその金具さえついていれば、土台の板がなくても安定するのです。
あとは、気の持ちようでしょう。舞台の袖が広くなると、大型紙芝居や超大型紙芝居などのように、絵が大きく立派に見えるのが魅力ですね。それは逆に見れば、演じ手が立派なものに取りすがろう、という気持ちの表れでもあります。講座でも講師の肩書に吸い寄せられる方が多くて、講師もさぞ大変なことでしょう。

 発想を変えればいいのですよね。聞き手演じ手共に、より身近にカジュアルに、という方向に気持ちを変えれば、より聞き手と近くなれるでしょう。でも、見えないのは困るしね。

追記 
 すずき出版の紙芝居舞台は軽くて扉がありません。HPの中、「その他の画像」(1)(2)では、寸法も出ていました。これで、手作りもイケそう。桐でできているので良いものを欲しい方は買ったほうが確実で値段に納得できるかも。
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