かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

浅間山鬼押し出し~軽井沢の町と別荘地を散策

2018-08-11 10:39:55 | ブログ記事






浅間山には雲がかかっていて、残念ながら山頂が見えませんでした。



*神様の怒り表す溶岩が冷えて固まり岩となりぬる

*固まりし岩は犬にも人間の顔に
見ゆるもありて雨降る


*噴火せしときに避難をするためのコンクリートでできた真四角

*避難するための四角き空間に疲れた人は昼寝をしたり

*雨雲も区切られ見ゆる空間に昼寝をすれば雨が降りだす

*かたまりし岩に緑の羊歯は生え風にそよげる葉月八月




その後、またバスで軽井沢駅に戻ってきて、午後は駅の周辺を散策しました。

すると、

駅からそれほど離れていないところに、

こんな立派な池があっておどろきました。


雲場池という名らしいです。




が、知る人ぞ知る有名な池のようで、ひっきりなしに人が来ます。


さらに驚いたことは、この池の北側に広がっていた別荘群です。

軽井沢駅から徒歩圏なのに、どの別荘も大きな森の中の広大な敷地に、

豪壮な屋敷ばかりです。

ここは日本のトップクラスの人たちの別荘であることは確かなことでしょうね。

私など、一生こういう別荘はもてないし、友人にも、持っている人はいないけれど、

これらを見られただけでも今回軽井沢に来てよかったと思いました。

せめて夢の中で、これら別荘に暮らす生活を思い浮かべたいと思います。^^

そういえば、2,3年前に読んだ水村美苗の『本格小説』は、軽井沢も舞台になっていました。

*ブリジストン橋と書かれし橋ありて渡れば森の中に別荘

*真昼間も小暗き森の別荘は真昼も外灯ともしていたり

*チルチルとミチルの森のやうな森かるいざわ駅徒歩圏なりき

*森の道あるけば大樹の木の間から家が現れ別荘らしき

*これほどの別荘もてる金持ちは一握りの人この日本に

*どんな人住むのか勝手に想像をしながら夏の軽井沢ゆく

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