かみなり

心臓に人工弁を、耳に補聴器をしている昭和23年生まれの団塊世代です。趣味は短歌です。日々のよしなしごとを綴っていきます。

躁うつ病

2018-09-01 11:51:15 | ブログ記事
私の父は躁うつ病でした。

それで、父が躁になったときは、母は大変でした。

娘の私も、多少その気質を受けついでいます。

ところで、

昨年末やめた短歌結社にも、

父と同じ躁うつ病の症状をもった人がいました。

先輩歌人で、男性ですが、私に好意を寄せてくれて、

私も憎からず思っていました。

私は、その人に、

私の父と似たものを見たのが親近感を覚えるきっかけになりました。

それで、結社をやめてからも、

共通の趣味である短歌を話題にメールのやりとりをしていました。

が、「去りし者、日々に疎し」で、だんだん疎遠になっていました。

で、先月、やめた結社の全国大会の講演を私が聞きに行って、

そのあと、

その方は、ひさしぶりにメールをくれました。

それで、私が、「また復帰しようかな」と冗談っぽく書くと、

その人は、なんと、

「未練がましい」

と言うのです。

その言葉に、私は、少なからずショックを受けました。

実は私に「復帰してほしい」と言ってくださる方は何人かいるのです。

それで、復帰も少し考えていたのでしたが、

あまりの言われ方に深く傷ついてしまいました。

そのうえ、私のことをブスだと。@@

これにはびっくりしてしまいました。

別に私は自分が美人だなんて思ったこともありませんし、

自分のことをそんなふうに言った覚えもありません。

しかし、

女性に対して、

ブスと名指しでいうのは、いくら何でもひどすぎると思うのです。

美人に言うのも失礼ですが、

本当のブスに言うのは、もっと失礼なことだと思います。

私はむっとしました。

が、よく考えてみれば、彼は躁うつ病だったのです。

現在、躁なのでしょうね。

そう思って許すことにしました。

だって怒っても仕方ないですから。(苦笑)

そうそうまだおまけがあります。

(私がブスだから)「整形手術でも受けて、その顔が見られるような顔になったら
会ってやる」ですって!

私が会ってほしいなどと頼んだ覚えもないのに?

もうここまでくると、笑ってしまいますね。^^

私はその人に

「自分の顔は親からもらった大切な顔です。

ですから、どんな顔であろうと整形など考えたこともありません」と書き送りました。

そんなに私のことをブスと思うんだったら、

ラブレターもどきの手紙を寄こさないでって言いたかったです。

その人は躁になって誇大妄想になっているんだと思います。

そして、私が聞きもしないのに、

結社の全国大会ではモテまくりだったと自慢します。

何で、こんなつまらぬ自慢話をそこを辞めた私にしなければならないんでしょうね。

おそらくこれも病気が言わしめているのでしょう。

躁うつ病って、こういう病気だから、

躁になったときに友人、知人を失うことが多いのです。

そう思ったら、かわいそうですね。



★躁鬱の友は現在躁なれば私のことをブスと言ひたり

★事実でも女性に向かつてブスなどといふは気違ひ 気の毒な人

★躁のとき友も知人も失へる躁うつ病の友を哀れむ

★その妻も逃げ出し孤独ふかき人されど病気はまた繰り返す

★他人事と思へぬわれは心配す躁のあとには鬱くるゆゑに

★歌うまくあれども躁のあとにくる鬱に苦しむ人の苦しみ


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (西北)
2018-09-01 12:40:22
人の容姿を、色々言う人は病気関係なく
アホですよ。
自分の顔を、よく見てから言えよですね。
同じように、他人から傷つけられるはず。
女性に一番言うたらあかん台詞や!
返信する
西北さんへ (びこ)
2018-09-01 12:47:25
>女性に一番言うたらあかん台詞や!

そうですよね。^^

でも、あまりのことに笑ってしまいました。
返信する
世の中色んな人が (やっほ)
2018-09-01 15:01:20
びこさん何たって更新が早くて、あたふたします(笑)
いえいえ、いいんですよ♪ 一日何度も楽しませて頂いてます。

なるほど躁うつ病の方ってそんなですか。
病気と知っていればいいですが、知らないものとの間では険悪になりますね。

文学者って案外変な事を言い出したりするじゃないですか、
「未練がましい」ってその一種かと思いました。
後でなにか気が利いたオチ言葉があるかと・・・(笑)

以前、野坂昭如と大島渚監督が公衆の面前で突然稚拙な殴り合いをはじめました。
笑っていいやら、驚くやら本人たちは至って真面目でしたが。
これも結局オチは無かったです(笑)
あの人達もどちらかが躁うつ病だったのかも?

そのような事を思い出してしまいました。
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やっほさんへ (びこ)
2018-09-01 15:20:26
野坂昭如氏と大島渚の殴り合いは確か大島渚が美人の小山明子さんを奥さんにされていることのやっかみだったと記憶しています。文学者って変人多いですよね。(笑)

今回記事にした人も短歌は上手なのですが、でも、何か変ですよね。^^

私のブログ更新速度が早いのもちょっと変?^^

そうかも。(笑)

次々書きたいことが浮かんでくるのが躁なのかもしれません。^^

仰せの通り、文学者には躁うつ病の人は多いです。
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