(前回のあらすじ)
少しずつブログを再開しようという意識がムクムク沸き起こってきたワタクシ。どこでも文章作成のできる端末が欲しくなるのでした。
というわけで、どんな端末が欲しくなったのかというと、
・小さいこと
・キーボード付きであること
・PCとの連携が取れること(文章はPCで加筆修正し完成させることが前提です)
・辞書がそこそこ賢く日本語変換に不満がでないこと
・乾電池駆動であること
ネットなどで調べてみるとポメラDM100が自分の希望に近いのではないかと思うようになり、レビュー記事を読みあさりました。いろいろな方が言っているポメラDM100の良い点として、
・インターネットに繋がらないので文章作成に集中できる
・起動が早い
・バッテリーが乾電池なので緊急時にコンビニ等で入手しやすい
・これまでのポメラとちがいキーボード一体型なので入力時にガタツキが少ない、変形機構が無いので壊れにくい
といった内容が散見され、購入するか心が揺れていくのでした。ポメラDM100は当時、すでに発売から5年経とうとする枯れた端末で、ポメラの新型なんて出ないとなんとなくみんな思っていたこともあり、なんとなく「いつまでも新型」っていいなぁという思いもあり購入に至りました。
それが、昨年2016年9月26日のことでした。なんと数時間後には新型のDM200が出るという情報が広がり、嘘でしょと慌ててキャンセルしたのですが、もう配送手続きを終えたのでキャンセルできませんとのこと。
おまえ、新型の発売知ってたやろ~(怒)ババ掴まされた~(泣)
こういったことがあり、手元に届く前から悪印象の端末だったのです。
ということで実際使ってみた感想です。
・フォルムですが、一箇所出っ張りがあります。これは何?ここで人を突くことで凶器にできそうです。
・確かに小さいのですが、そこそこの大きさでもあるのでカバンから出すことに抵抗があります。また座って机の上での入力が前提になってきます。電車で入力する場合には、机代わりになるカバン必須。
・起動は早いです。ストレスなく入力を開始できます。
・キーボードにはあまり不満はありません。文字の並びは良い感じ。打鍵感は低めですがしっかり押し込める感じです。気にした方が良いのは打ち込みの浅い人です。軽めに打つ人は一文字目が認識されない時があるかもしれません。何を言っているかというと子音が認識されず母音で表示されることがたびたび起こっています("は"と書くつもりが"あ"になる)。
・PCとの連携は複数用意されています。標準でも書いた内容をQRコードにして、スマホに読み込ませる方法やSDカードに保存した内容をPCに移行させるといった方法があります。別途お金が掛かりますが、flash airという無線LAN機能付きSDカードを導入すれば、ネットを介してEvernoteにデータを送信できます。ワタシはDropbox派という人はIFTTTというサービスを用いてEvernoteから自動的にデータをDropboxに移すことも可能です(移るまでちょっと遅いけど)。
・辞書機能については、あまり良くないです。ワタシは長文を入力して一気に漢字変換させることは少ないので、気にならないだろうと思っていたのですが、変換の順位をひとつの文字→ふたつの文字...としているので、書き始めはややイラつきます。たとえば"ひと"と入力して変換すると"人"ではなく"日"とかが先に出てくるという意味です。ただ、一度"人"で確定させると、次からはちゃんと出てきてくれます(学習能力はあり)。
・バッテリー消費がそこまで激しくなかった(これはうれしい誤算)です。どこでも交換前提の乾電池駆動の意味があるのか?とも思いますが、これまでさまざまな充電池端末が経年でバッテリー切れ→文鎮化と悲しい思いをしてきたワタクシ的には安心感が強いです。
・ネットに繋がらないということが良いことか分からなくなりました。言い回しが出てこないときネットを調べるということがスムーズにできない(スマホで検索)。
ということで、移動時にはカバンから出しづらく、家ではPC使用とあまり使用できていないのが残念です。新型のDM200がvaio pシリーズをイメージしたかのような格好良さというのもあり、愛着が沸かないというのも使用できない理由のひとつかも。
(次回につづく...かも)