かめぴょんつうしん。

小さなガジェットに対する物欲が抑えられないダメ人間のブログ。
話半分でお付き合いいただくと幸いです。

いま映画なにやってんの? 封切その1.『メッセージ』

2017年07月08日 | Weblog

 

 私ってトイレに行けない状況が辛い症候群でして、映画館とかすごく苦手です。しかし観たい映画が出てきました(立ち呑みでだいぶ出来上がってから映画館に向かいました。気を大きく持てた?)。

 それは『メッセージ』という映画です。


 
 これはアメリカのSF作家、テッド・チャンの『あなたの人生の物語』という短編作品を映画化したものなんです。

 この『あなたの人生の物語』はSF作品としては結構メジャーな本で、私も以前読んだのですが(内容は記憶に無い)、映画化されたのなら観たい!ということで行ってきました。

 感想は、日本の存在って年々小さくなっていってないかということでしょうか。

 技術も経済も五里霧中な中国の方が影響力が断然強いなと感じました。少なくともアメリカの知識人はそういう印象を持っているのでは?

 短編作品をすごく膨らまして面白さを破綻させずに映画を作り上げたことはすごいと思いますが、そこまで、ち・ゅ・う・ご・く?という印象でした。


 なお、ガイナックスというアニメ制作会社では作品の最終話にSFのタイトルを借用するという伝統があるそうです。

・『ふしぎの海のナディア』最終話 : 星を継ぐもの → ジェイムズ・P・ホーガン『星を継ぐもの』
・『トップをねらえ!』最終話 : 果てしなき流れのはてに・・・ → 小松左京『果しなき流れの果に』
・『新世紀エヴァンゲリオン』最終話 : 世界の中心でアイを叫んだけもの → ハーラン・エリスン『世界の中心で愛を叫んだけもの』
・『トップをねらえ2!』最終話 : あなたの人生の物語 → テッド・チャン『あなたの人生の物語』

などなど。

 というわけで、私の満足度です。


 ★★☆☆☆(星ふたつ)


 テレビで放送される際やネットフリックスなど映像ストリーミング配信会社と契約されている方がこの作品を見るかどうかの参考にしただければ幸いです。


大阪昼ゴハン 127皿目 Universal Design

2017年04月17日 | Weblog


 平日のビジネス街は昼時にもなると空きっ腹を抱えたスーツの群で溢れかえるのです。

 毎度のことですが、出遅れてしまった私は、出来るだけ空いていて、出来るだけ美味しい料理を出す店を探してジプシーのようにさすらっていました。そんな私の前に立て看板の文字が!

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・焼き魚定食
 サンマ開き
 サンマ(丸)
 アジ開き
 サバ塩
 鮭カマ

・煮魚定食
 サバ味噌
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 ということで、一見お店だとは分からない軒先をくぐって店内にフェードイン。

 大好きなサンマ開きを注文すると「もう売り切れた」との声が。うーん、他の魚はなんだっけかとメニューを探すもメニューは無い模様。先だっての立て看板がメニューになっているようです。

 いったん店を出て魚の種類を確認し、塩サバ!と言うと「あいよ!まずはこのカンカンにお代600ゼニーを入れて、小皿2品とゴハンと味噌汁取っていって。セルフサービスなんで...」とのこと。ああ、一連のこの流れ。この女将は43皿目の千寿の婆さん...。惜しくも千寿が潰れて以来なので随分とお久しぶりなのです。

 お味は以前と変わらず、飾らないお袋の味といった感じ。焼き魚というと鯖か鮭が定番といった中で他の種類を食べさせてくれて600ゼニーという10年前と変わらない値段がとっても良いです。

 店の名前を聞くとユニバーサルデザインとのこと。なんでも弟さんが副業でカラオケスナックを経営しようとしたものの、本業が忙しくて店が出せず、婆さんが小さな一膳飯屋をやってみては?と勧められてボケ防止でやっているそう。80歳なんだって。メッチャ元気だー。


バトル明石焼き 口内火傷 3回目 蛸のつぼ

2017年03月13日 | Weblog

 さて、今回はJR甲子園口駅下車すぐの商店街にある蛸のつぼさんの明石焼きです。この店はたこ焼きがメインの店で、正直値段高め(たこ焼き1皿700円〜)で味も普通という微妙な立ち位置のお店なのですが、明石焼きが食べたくなったときにふらっと立ち寄っています。

 というわけで注文し、やってきました明石焼き。卵と出汁の独特の香りが良い感じです。さっそく割り箸を割って...ととと、最近外食する際に思うのですが、割り箸が綺麗に割れず持ちにくいです。コスト削減の流れでしょうか?小さな事ですがすごくイヤです。

 明石焼きを出汁に入れて、そのまま食べると口内火傷は必至なので、まずは出汁の中で割り、少しだけ内部に出汁を染み込ませて、口にイン!

 まずは油の風味が飛び込んできます。明石焼きなので極力、卵と出汁の香りが一番にこなければならないと思うのですが、焼いている以上油も使用しているわけで油の風味がするのも致し方無いのです。

 しかし、この店のはちょっと油が強いのです。油を引きすぎているんでしょうか?


美味しさ度 ★★☆☆☆(星ふたつ)暫定


 天王寺にも店舗があるそうなのですが立ち寄ったことがありません。その店でも同様なら、評価は確定ということで。


ホットワインがあるなら...

2017年03月12日 | Weblog

 


 ある日、職場でビールを温めてホットビールにしたら美味しいのか?という話題になったのでやってみました。

 いろいろ調べると、温めるならビールの中でも、エールとかではなくスタウトという黒ビール系のものが良いということがわかったのですが、コンビニ数店回っても「スタウト」という表記のモノが無い...。

 仕方ないので、ヱビス プレミアム ブラックという黒ビールで試してみました。


 うーん...微妙...


 ビールは醸造酒であり、温めてもいるので酔いが回る感じでしょうか。シナモンパウダーを振って、味の変化を楽しいんだりしましたが、少ない量で酔っ払える感じ...。

 ホットビールは身体を温めてくれることから風邪予防などとして飲まれるんだとか。

 個人的にはホットワインの方が良いかも。


買ったぜ!ポメラDM100

2017年03月11日 | Weblog

(前回のあらすじ)
 少しずつブログを再開しようという意識がムクムク沸き起こってきたワタクシ。どこでも文章作成のできる端末が欲しくなるのでした。

 というわけで、どんな端末が欲しくなったのかというと、

・小さいこと
・キーボード付きであること
・PCとの連携が取れること(文章はPCで加筆修正し完成させることが前提です)
・辞書がそこそこ賢く日本語変換に不満がでないこと
・乾電池駆動であること

 ネットなどで調べてみるとポメラDM100が自分の希望に近いのではないかと思うようになり、レビュー記事を読みあさりました。いろいろな方が言っているポメラDM100の良い点として、

インターネットに繋がらないので文章作成に集中できる
・起動が早い
・バッテリーが乾電池なので緊急時にコンビニ等で入手しやすい
・これまでのポメラとちがいキーボード一体型なので入力時にガタツキが少ない、変形機構が無いので壊れにくい

 といった内容が散見され、購入するか心が揺れていくのでした。ポメラDM100は当時、すでに発売から5年経とうとする枯れた端末で、ポメラの新型なんて出ないとなんとなくみんな思っていたこともあり、なんとなく「いつまでも新型」っていいなぁという思いもあり購入に至りました。
 それが、昨年2016年9月26日のことでした。なんと数時間後には新型のDM200が出るという情報が広がり、嘘でしょと慌ててキャンセルしたのですが、もう配送手続きを終えたのでキャンセルできませんとのこと。

 おまえ、新型の発売知ってたやろ~(怒)ババ掴まされた~(泣)

 こういったことがあり、手元に届く前から悪印象の端末だったのです。

 ということで実際使ってみた感想です。

・フォルムですが、一箇所出っ張りがあります。これは何?ここで人を突くことで凶器にできそうです。

・確かに小さいのですが、そこそこの大きさでもあるのでカバンから出すことに抵抗があります。また座って机の上での入力が前提になってきます。電車で入力する場合には、机代わりになるカバン必須。

・起動は早いです。ストレスなく入力を開始できます。

・キーボードにはあまり不満はありません。文字の並びは良い感じ。打鍵感は低めですがしっかり押し込める感じです。気にした方が良いのは打ち込みの浅い人です。軽めに打つ人は一文字目が認識されない時があるかもしれません。何を言っているかというと子音が認識されず母音で表示されることがたびたび起こっています("は"と書くつもりが"あ"になる)。

・PCとの連携は複数用意されています。標準でも書いた内容をQRコードにして、スマホに読み込ませる方法やSDカードに保存した内容をPCに移行させるといった方法があります。別途お金が掛かりますが、flash airという無線LAN機能付きSDカードを導入すれば、ネットを介してEvernoteにデータを送信できます。ワタシはDropbox派という人はIFTTTというサービスを用いてEvernoteから自動的にデータをDropboxに移すことも可能です(移るまでちょっと遅いけど)。

・辞書機能については、あまり良くないです。ワタシは長文を入力して一気に漢字変換させることは少ないので、気にならないだろうと思っていたのですが、変換の順位をひとつの文字→ふたつの文字...としているので、書き始めはややイラつきます。たとえば"ひと"と入力して変換すると"人"ではなく"日"とかが先に出てくるという意味です。ただ、一度"人"で確定させると、次からはちゃんと出てきてくれます(学習能力はあり)。

・バッテリー消費がそこまで激しくなかった(これはうれしい誤算)です。どこでも交換前提の乾電池駆動の意味があるのか?とも思いますが、これまでさまざまな充電池端末が経年でバッテリー切れ→文鎮化と悲しい思いをしてきたワタクシ的には安心感が強いです。

ネットに繋がらないということが良いことか分からなくなりました。言い回しが出てこないときネットを調べるということがスムーズにできない(スマホで検索)。


 ということで、移動時にはカバンから出しづらく、家ではPC使用とあまり使用できていないのが残念です。新型のDM200がvaio pシリーズをイメージしたかのような格好良さというのもあり、愛着が沸かないというのも使用できない理由のひとつかも。

(次回につづく...かも)