日々是々

スポーツ観戦で思ったこと

ダン野村氏のコラムがおもしろい

2006年04月15日 | 野球
目を覚ませ、日本のプロ野球選手会よ! その1
特に興味を惹いた部分が↓

例えば2004年のストライキ。球団削減に反対する日本プロ野球史上初のストライキは、選手会が
交渉を進めるうえでの最大の持ち駒でした。
あるチームの監督が
「チーム数が減ることはやむを得ないかもしれないが、ほかの問題について有利な条件を勝ち取る大きなチャンスだ」
との意見を述べていましたが、私自身もその通りだと思いました。

例えば、FA権取得年数の短縮、年金制度の構築、最低年俸保障額のアップ、保険制度の充実。ストライキの場は、
こうした案件を議論する最大のチャンスでした。
しかし、結果的には楽天という新球団が誕生して何人かの選手の働き場所が確保されるにとどまりました。
そして1年間だけ働き場所を確保し、翌年には解雇された選手が多数いることも、皆さんご存じの通りです。
あれだけの騒ぎが起こりながら抜本的な改革は行われずじまいだったのです。

以上引用終わり。

日本の選手会は何を訴えてたか?
を思い出すと、合併反対と12球団2リーグ維持だけ(笑)。
マスコミはもちろん、大部分のファンが流されてしまったよね。
俺は削減やむなし、と思ってたけど(後出しなので、説得力ないが)。
10球団1リーグの何が悪いのか?ってのを、誰も語らなかった。
まあ感情論が先行してて、まともな議論できるような雰囲気ですらなかった・・
で、古田の涙(笑)で大団円と。

肝心のペナントも視聴率はもちろん、観客動員も苦戦中。
安定してるのは、阪神とソフトバンクくらいか・・
この2チーム、地域別の視聴率は常に高く、球場も8割以上入ってる。
中日は微妙か・・それ以外、特に巨人とヤクルトが酷い。
他のセも似たようなもんだが(笑)。
パも地味ながらがんばってるけど、西武と楽天がなあ・・この状況を選手会は
どう思ってるのだろうか。

もうひとつのプロリーグであるJも深刻だ。
TV視聴率は言うに及ばず、観客動員も苦戦中・・いや、大苦戦と言っても過言ではない。
W杯まで2ヶ月を切ったのにもかかわらず、この体たらく。
プロサッカーが全く盛り上がってないぞ。
本番直前に盛り上がるとは思うけど、それじゃダメだ・・。
ドバーっと盛り上げても、サーっと引いていくのが日本人。
荒川(イナバウワー)はすでに過去の話になってしまったし、WBC優勝も過去の話。

困ったもんだ(笑)。


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