手間だけど美味しい・・・（氷だし茶）

・・味が濃くて美味しい・・

先日仕事で農家さんへお伺いした
お茶と自然薯を生産している農家でした
そこでいただいた冷茶が美味しかった
味が濃くて若干渋みもあり冷茶なのに香りも感じられる
「美味しいですね～」と私がいうと
「そうですか・・氷で入れているんですよ」とご主人
「え？　氷でお茶が出せるんですか？」と驚く私
「はい・・茶葉の上に氷を置いてポタポタ溶けた水でお茶を淹れています」とのこと
「そうなんだ～　家でやってみよう」と決意する私

ということで家に帰ってから試してみました
でも実際に淹れているところを見たわけではない
どうやれば良いのか？
とりあえず
急須に茶葉を入れその上に氷をのせてみた
なんか違う感じだなぁ・・と考え
急須の網を冷水ポットの上に載せてみる
偶然だと思うが急須とポットの大きさがぴったりだった

しばらく経つと・・
ポタ～ン
ポタ～ン
ポタ～ン
と溶けた氷の水が茶葉の間を通り
お茶の緑の水滴になり落ちてゆく

グラスに注いで味わうことができる量になるまで時間はかかる
急須の網に乗せられる氷はせいぜい５～６個
溶けた氷の追加を随時つぎ足す

ある程度貯まったところで試飲

一口すする

「おお～　美味しい～」
ペットボトルのお茶の数倍は味が濃い
若干の渋みもあるがまたそれが良い
冷たいのにお茶の香りもする

熱いお湯でしっかり淹れた濃いめのお茶の味わいだ
それなのに冷たいのだ

なにか贅沢な気持ちになる

手間と時間がかかるのが難題だけど



とにかく美味しい

皆さん・・お試しあれ