サボテン実生Blog

サボテンの実生苗紹介。他、賑やかしにお花が咲いたら公開します。

2020年度鉢上げ終了

2020年09月23日 09時00分00秒 | その他

 ようやく鉢上げが終了しました。10月くらいから記事投稿を再開します。

北米1=強刺類、難物、有星類等。

北米2=牡丹類。


南米1=エリオシケ、エキノプシス、ネオウェルデルマンニア、etc.。


南米2=ギムノカリキウム、アカントカリキウム、柱状種、etc.。


南米3=加温組(メロ、ディスコ、ウエベル、etc.)。夜間最低気温が15℃を切った時点で水槽部屋(25℃固定)に収容予定。昼間は日照が得られるならば無加温温室へ。

 あと団扇類。

 こちらは台風が今夜~明日にかけて直撃ですので対策する一方、難発芽種子に水をザバザバ与えて様子を見る予定でいます。秋以降、太平丸系が低気圧通過に合わせて(ポツポツと)発芽を続けているため、今回の低ヘクトパスカルがどのような影響を与えることやら興味津々。


🌱Gymnocalycium spegazzinii var.punillense~鉢上げの実際

2020年09月14日 09時00分00秒 | 5-3.Trichocereeae

 本年最後に蒔いた本変種。しかしそろそろ実生トレイを撤去したいので、生長を待たず鉢上げすることとしました。どうせ高地性ギムは待っていても大して生長しませんし・・・。

しかし小さい。それでも現在のマルソネリ・グループ(4月蒔)よりは大きいし、基変種よりずっと溌剌。

ザクッと崩して1芽1芽そっと摘み上げる。数ヶ月経っている場合は表土の塊のままミニトレイに移動、そこで崩す。細根が抱え込んでいる砂粒はなるべく落とさないよう。

ミニトレイへ。本数と根の状況を確認。今回は19(/30粒)芽、上々です。早めの掘り上げですから根は全然伸びていません。

用意した鉢に水差しでダバー。

爪楊枝で(芽の径より)やや広めに・可能な限り深く直線に孔を開ける。根を真っ直ぐ伸ばさせる、鉢の深さは今後伸びていく直根の先端が鉢底にぶつからないというイメージ。

根が折れぬよう真っ直ぐ下ろし、良い位置で穴の縁に寄せ、隙間を寄せて詰める。仕上げは潅水で整地。

隣に穴をあける。以降これの繰り返し。2穴目からは周辺がスカスカになるため、芽の位置を固定する程度に用土を注ぎ足していく(今回は鹿沼土細粒)。

終了です。