本年最後に蒔いた本変種。しかしそろそろ実生トレイを撤去したいので、生長を待たず鉢上げすることとしました。どうせ高地性ギムは待っていても大して生長しませんし・・・。
しかし小さい。それでも現在のマルソネリ・グループ(4月蒔)よりは大きいし、基変種よりずっと溌剌。
ザクッと崩して1芽1芽そっと摘み上げる。数ヶ月経っている場合は表土の塊のままミニトレイに移動、そこで崩す。細根が抱え込んでいる砂粒はなるべく落とさないよう。
ミニトレイへ。本数と根の状況を確認。今回は19(/30粒)芽、上々です。早めの掘り上げですから根は全然伸びていません。
爪楊枝で(芽の径より)やや広めに・可能な限り深く直線に孔を開ける。根を真っ直ぐ伸ばさせる、鉢の深さは今後伸びていく直根の先端が鉢底にぶつからないというイメージ。
根が折れぬよう真っ直ぐ下ろし、良い位置で穴の縁に寄せ、隙間を寄せて詰める。仕上げは潅水で整地。
隣に穴をあける。以降これの繰り返し。2穴目からは周辺がスカスカになるため、芽の位置を固定する程度に用土を注ぎ足していく(今回は鹿沼土細粒)。