属:一般的に流通しているもの
種子サイズ:SS~L
蒔床:セル/鉢植え
管理:簡易インヴィトロ/解放
備考:玉サボテンに関しては実生苗をどう育てるかで実生方法を選択。種子サイズがSS級のものはBlossfeldioideaeと同様。着生サボテンは簡易インヴィトロ不可、植替えもなるべく行わない方が良い。
初心者が失敗しない種類はケレウス属、種子も実生苗も大きめなので腕慣らしに最適。過湿や乾燥にも割りと耐える。
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種子のサイズ5段階
LL:一般的なOpuntioideae白色種子
L:Pereskioideae、Maihuenioideae、ペニオケレウス属、パキケレウス属
N:一般的なサボテン種子、着生サボテンの大部分
S:Trichocereeae(除オレオケレウス属)、ファケイロア属、アルロヤドア属
SS:Blossfeldioideae、真性Parodia属、ストロムボカクタス属、アズテキウム属
蒔床
セル:腰水状態(植木鉢でも同じ)。
鉢植え:乾いたら潅水。
管理
簡易インヴィトロ:ガラス蓋などで湿度100%を保ち、発芽時に風を通さない。温度の急上昇に注意する。一斉発芽を期待出来るが、実生苗自体の管理は煩雑になる。接木用には適する。
馴化:簡易インヴィトロの苗を外に慣れさせること。
解放:発芽時に風を通す。光に当てることも出来る。雑菌に負けないし馴化の手間も省ける。固く育つが成長遅鈍。
薬剤:白色の菌糸には抗真菌剤を。解放管理なら蒔種直後の1回で十分。腐敗菌には抗菌剤を使用する。簡易インヴィトロの場合は定期的に殺菌を行う。