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京都のお元気(「疑惑」の→→→)じょしこーせーが、日々思いついたことを勝手につぶやくブログです。よろしゅうに。

割とまともに試合したじゃん・・・ 2

2006年08月05日 | スポーツ
でもマジ、亀田選手、かなり頑張ったのではと思います。
無責任な第三者としては「どうせ『勝ち』に仕組まれていた試合だったんだろうよ」と思っていたが、勝利判定に彼があれだけ喜んだところを見れば、彼自身は事前に「どうせ君の勝ちになるから」と聞いていたわけじゃなかったようだし。(って、当たり前ね。失礼・・・。(/_;))
(もっとも、亀田クンが勝った場合に父親に贈るための、「亀田選手の父親のための特別のチャンピオンベルト」までWBAが事前に用意していたようで、「何でやねん?」との説もあるようだけど)
亀田選手、「相手をなめ切った、余裕の表情」はさすがになく、試合当初からいわば半分色を失っているような緊張した表情ながら、そんな精神状態の自分を支えて最後まで持ちこたえたところは本当に偉い、けっこうやるじゃんと思った。

試合開始前に、1時間半も「亀田物語」みたいなのを流すショーアップぶり、こういう状況では絶対に負けられない、ああ、亀田も大変だな、実績も無いうちからここまで派手にショーアップされてここで負ければ「やっぱり張子の虎」と言われる、絶対に負けられない、プレッシャーは大変なものだろう、とつくづく気の毒に感じたものだ。
そして初回でいきなりダウン。
ボクシングも亀田選手の実力についてもよく知らないかこ的には「まああり得るだろうな」ぐらいの感じだったけど、彼にとってダウンを喫することは初めての経験だったとかで、それなら「いよいよ世界タイトル初挑戦の第1ラウンド」でこれでは精神的にも相当ショックだったはず、そこで気持ちが萎えてしまわずよく最後まで頑張ったと思う。

早期の回にKO勝ち出来たらよかったんだが、世界タイトル戦となればそうは簡単に行かず、ラウンド数がどんどん伸びて行く。となると、例のパターンで「経験不足」が彼に不利な状況を生んで行くのでは?という不安。
「どこかで相手選手が隙を作って、亀田にKOを奪われる筋書きでは?」と思っていたのに(「失礼な!」ご、ごめんって言ってるでしょう、勘弁してよ!(/_;))、11回では亀田の方が「もうちょっとでダウンされる?」に見え、精神的にもかなり辛かっただろうに何とかこらえて結局、12ラウンドまでフルに戦った。
当たり前と言えば当たり前かもしれないけど、根性なしのかこにすれば、やっぱりマジ、あの精神力には感心する。(かこと比べるなんてあまりにも失礼過ぎますけど・・・。ほんま、ごめんm(__)m)

それに、ようわからんけど、亀田兄弟の試合って、かこがたまたま見た試合だけかもしれないけど、クリンチしてロー・ブローや後頭部からの打撃など(これって弟の方だっけ?)、「あまりきれいなボクシングじゃない、これって本当に実力あるボクサーのボクシングのやり方?」という印象を抱き(まあ、ボクシングのことは知らないので勝手にこう思っていただけで普通のボクシングスタイルなのかもしれないが)、「これってルール上、問題ない範囲なの?もっと華麗に蜂のように刺さんかいっ!」(って、たとえが古いんだってば。「えっ、ロッキードかって?それじゃあ無いのよ」って、それもまた古過ぎてわからんってば。。。(T_T))という印象だったんだけど、今回はさすがに世界戦で、レフェリーがちゃんとさばいていたようで、「?」と思うような「汚いボクシング」の印象はなかったし、けっこうまともによう頑張ったなあという感じ。

実績を積む前からあそこまで祭り上げられて「負けられない」状況の中で、よう頑張ったと思う、実際。
彼自身、試合終了後、判定結果が出る前には「負けた?」と思っていたのでは?
多分、勝利判定を聞いてからは頭の中が真っ白状態になっての喜びだったようで、
「親父のボクシングが世界に通用することが証明出来てうれしい!」(証明出来てへんで・・・。(/_;)って思った。ゴメン)、「俺を生んでくれたお袋に感謝したい」(けっこうかわいいこと言うやん)などとけっこう素に戻っていろいろ口走ってしまったみたいで、聞いている方がこっ恥ずかしい、彼のキャラ的にも、後で自分で映像を見て自分で悔しがるんではと思ったり。

でもまあ、結果が全てです。彼自身は練習を思いっきりやり、試合も精一杯戦った。
「判定」は彼が下したことではないし、その結果が「彼の勝ち」なら彼はやっぱり立派な勝者でしょう。

彼が「よい内容で勝てなかった」ことについては、ジムの会長などは階級をひとつ下げて戦ったため減量苦が響いたのだろうなどと言っていたようだが、しかし逆に対戦相手の方は、一階級上げての試合だったようで、ということは、本来は、亀田の方が2階級も上のウェイトなわけでしょう?通常、上の階級の選手の方がパンチも重いはずだし、本来は2階級も重量が上の選手と戦った相手選手の方だってかなり大変だったのではと思う。

いずれにせよ、「他の階級で世界タイトルに挑戦するために、王位返上」なんて言わずに、しっかり自他共に大納得させられる「防衛試合」を是非戦って欲しいと思います。頑張ってさらに精進すれば、相手のランダエタ選手にしっかり勝てる可能性は十分、あると思うし。
もし再戦するなら、試合はチャンプの国という意味でも、ベネズエラの政情的にも日本でとなるようだから、「興行的には、もう絶対に『亀田に勝ってもらうしかない』」「亀田の周辺」は、何とか亀田有利にコトを運びたいと、まさかランダエタ選手の宿泊ホテルの周りで前日騒いだり、食べ物に何か仕込んだりなんてしないだろうな?などとろくでもないことをつい想像してしまうかこであった。
(「あまりにも失礼過ぎ!」ごめん・・・。m(__)m)

でもどっちみち、ランダエダ選手は、今回の試合で物価の差もあってかなりの大金を手に入れただろうし、日本での知名度が上がったことで何か得することもあるかもしれないし、さらに本当に再戦になれば再度多額のファイトマネーが入ることだろうし、一見「めちゃ気の毒」に見えるけど、実は結果的には彼にとってもマイナスにはならないのかも?
今回の試合の判定に対する批判が相次いだことに関しても、テレビ局や興行側は、「これで亀田への注目がさらに高まって、今後の視聴率につながるし、おいしいヽ(^o^)丿」なのかもしれないし。(でも亀田選手自身は何だか気の毒・・・)
嗚呼、世の中って変な仕組みになってるのよね。などと言ってみる、無責任なかこであった・・・。(/_;)


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