goo blog サービス終了のお知らせ 

kakokakokakokakokakoのつぶやきどすえ~♪

京都のお元気(「疑惑」の→→→)じょしこーせーが、日々思いついたことを勝手につぶやくブログです。よろしゅうに。

自分を信じて挑戦し続ける浅田真央ちゃん

2010年10月23日 | スポーツ
十代の頃から世界のトップレベル、表彰台に上がって当たり前みたいな中、時には不調に直面しながらもここまでやって来ているのはものすごい精神力だと思う。

十二分に実力はありながら金メダルには届かなかったバンクーバー五輪の時を見ても、他の多くの選手は「よい点を取ること自体を目標にして自分のよさが生きる演目を選び、自分の能力の限界を自覚しつつ確実に出来て点につながる演技を組み合わせ、それを滑り込んで完成度を上げて点を稼ぐ」というやり方を取っているのに、浅田選手は「点を稼ぐこと自体を目標とするのではなくどんどん伸びる自分の可能性を信じ、自分を限界まで向上させることで結果として高得点が付いて来る」という考えなのではという印象を持った。

例えば『鐘』は一見彼女のイメージとは合わぬようで「なぜこんなもの?」と最初思ったものの、可憐な彼女が重厚な演目を踊ることで却って深みを増すようで「ミスマッチの斬新さを狙った高度な計算に基づく意図的なものだったのか」と思い直したら実はあれはタラソワコーチが実力のある選手に滑って欲しいと従来より持っていてプログラムで浅田選手に合わせて作られたものではない、逆にプログラムに浅田選手を合わせたようなものだったらしい。中に盛り込まれた難度の高い演技も彼女の現在の能力や特性を十分に生かして少しでも点に結び付けるためと言うより、出来れば高得点につながる、自分ならやれるはずやってみせる的に盛り込まれていたような印象。要はキム・ヨナ選手のように「確実に跳べるハードルを用意しておいてそれを確実にきれいに跳ぶことに専念して得点を伸ばす」より「自分の能力と可能性を信じてチャレンジ的に高いハードルを設定しているためにそう容易にはクリア出来ず、技術的に完全にマスターして後さらに表現を磨くところまで至らない」といった印象。

第三者には「もったいない~、もっと点を取ることを考えろよぉ」とも思えるけどそれが彼女のやり方なんだろう。点を取ること自体を目標として低いレベルで満足することは出来ないような人なんだろうと思う。
相当な能力と自信、精神力が無いとこんなやり方は出来ない。弱冠二十歳にして一般の二十歳の何倍も生きているような精神的凄味を持つ人なんだろうと思う。尊敬するわ・・・。

今回のNHK杯で「また不調?もう真央ちゃんの時代は終わった?」なんて思った人もいるかもしれないけど彼女自身はきっと自分を信じて「まだまだこれから」と思ってるのではないかと思う。進化し続ける真央ちゃん。どうか自分で「パーフェクト♪」とニッコリ思える人類未踏の素晴らしい演技をそのうち見せてください。今年でなくてもいい、今シーズンでなくてもいい。彼女自身が考える最高の演技に到達してそれを是非見せて欲しいです♪

て、今日のNHK杯のフリー演技どうだったか、かこはまだ見てないのよぉ。スポーツニュースで見られるかな?元気いっぱいの村上佳菜子ちゃんの演技も是非見てみたい。高橋大輔選手の演技も気になります!


割とまともに試合したじゃん・・・ 2

2006年08月05日 | スポーツ
でもマジ、亀田選手、かなり頑張ったのではと思います。
無責任な第三者としては「どうせ『勝ち』に仕組まれていた試合だったんだろうよ」と思っていたが、勝利判定に彼があれだけ喜んだところを見れば、彼自身は事前に「どうせ君の勝ちになるから」と聞いていたわけじゃなかったようだし。(って、当たり前ね。失礼・・・。(/_;))
(もっとも、亀田クンが勝った場合に父親に贈るための、「亀田選手の父親のための特別のチャンピオンベルト」までWBAが事前に用意していたようで、「何でやねん?」との説もあるようだけど)
亀田選手、「相手をなめ切った、余裕の表情」はさすがになく、試合当初からいわば半分色を失っているような緊張した表情ながら、そんな精神状態の自分を支えて最後まで持ちこたえたところは本当に偉い、けっこうやるじゃんと思った。

試合開始前に、1時間半も「亀田物語」みたいなのを流すショーアップぶり、こういう状況では絶対に負けられない、ああ、亀田も大変だな、実績も無いうちからここまで派手にショーアップされてここで負ければ「やっぱり張子の虎」と言われる、絶対に負けられない、プレッシャーは大変なものだろう、とつくづく気の毒に感じたものだ。
そして初回でいきなりダウン。
ボクシングも亀田選手の実力についてもよく知らないかこ的には「まああり得るだろうな」ぐらいの感じだったけど、彼にとってダウンを喫することは初めての経験だったとかで、それなら「いよいよ世界タイトル初挑戦の第1ラウンド」でこれでは精神的にも相当ショックだったはず、そこで気持ちが萎えてしまわずよく最後まで頑張ったと思う。

早期の回にKO勝ち出来たらよかったんだが、世界タイトル戦となればそうは簡単に行かず、ラウンド数がどんどん伸びて行く。となると、例のパターンで「経験不足」が彼に不利な状況を生んで行くのでは?という不安。
「どこかで相手選手が隙を作って、亀田にKOを奪われる筋書きでは?」と思っていたのに(「失礼な!」ご、ごめんって言ってるでしょう、勘弁してよ!(/_;))、11回では亀田の方が「もうちょっとでダウンされる?」に見え、精神的にもかなり辛かっただろうに何とかこらえて結局、12ラウンドまでフルに戦った。
当たり前と言えば当たり前かもしれないけど、根性なしのかこにすれば、やっぱりマジ、あの精神力には感心する。(かこと比べるなんてあまりにも失礼過ぎますけど・・・。ほんま、ごめんm(__)m)

それに、ようわからんけど、亀田兄弟の試合って、かこがたまたま見た試合だけかもしれないけど、クリンチしてロー・ブローや後頭部からの打撃など(これって弟の方だっけ?)、「あまりきれいなボクシングじゃない、これって本当に実力あるボクサーのボクシングのやり方?」という印象を抱き(まあ、ボクシングのことは知らないので勝手にこう思っていただけで普通のボクシングスタイルなのかもしれないが)、「これってルール上、問題ない範囲なの?もっと華麗に蜂のように刺さんかいっ!」(って、たとえが古いんだってば。「えっ、ロッキードかって?それじゃあ無いのよ」って、それもまた古過ぎてわからんってば。。。(T_T))という印象だったんだけど、今回はさすがに世界戦で、レフェリーがちゃんとさばいていたようで、「?」と思うような「汚いボクシング」の印象はなかったし、けっこうまともによう頑張ったなあという感じ。

実績を積む前からあそこまで祭り上げられて「負けられない」状況の中で、よう頑張ったと思う、実際。
彼自身、試合終了後、判定結果が出る前には「負けた?」と思っていたのでは?
多分、勝利判定を聞いてからは頭の中が真っ白状態になっての喜びだったようで、
「親父のボクシングが世界に通用することが証明出来てうれしい!」(証明出来てへんで・・・。(/_;)って思った。ゴメン)、「俺を生んでくれたお袋に感謝したい」(けっこうかわいいこと言うやん)などとけっこう素に戻っていろいろ口走ってしまったみたいで、聞いている方がこっ恥ずかしい、彼のキャラ的にも、後で自分で映像を見て自分で悔しがるんではと思ったり。

でもまあ、結果が全てです。彼自身は練習を思いっきりやり、試合も精一杯戦った。
「判定」は彼が下したことではないし、その結果が「彼の勝ち」なら彼はやっぱり立派な勝者でしょう。

彼が「よい内容で勝てなかった」ことについては、ジムの会長などは階級をひとつ下げて戦ったため減量苦が響いたのだろうなどと言っていたようだが、しかし逆に対戦相手の方は、一階級上げての試合だったようで、ということは、本来は、亀田の方が2階級も上のウェイトなわけでしょう?通常、上の階級の選手の方がパンチも重いはずだし、本来は2階級も重量が上の選手と戦った相手選手の方だってかなり大変だったのではと思う。

いずれにせよ、「他の階級で世界タイトルに挑戦するために、王位返上」なんて言わずに、しっかり自他共に大納得させられる「防衛試合」を是非戦って欲しいと思います。頑張ってさらに精進すれば、相手のランダエタ選手にしっかり勝てる可能性は十分、あると思うし。
もし再戦するなら、試合はチャンプの国という意味でも、ベネズエラの政情的にも日本でとなるようだから、「興行的には、もう絶対に『亀田に勝ってもらうしかない』」「亀田の周辺」は、何とか亀田有利にコトを運びたいと、まさかランダエタ選手の宿泊ホテルの周りで前日騒いだり、食べ物に何か仕込んだりなんてしないだろうな?などとろくでもないことをつい想像してしまうかこであった。
(「あまりにも失礼過ぎ!」ごめん・・・。m(__)m)

でもどっちみち、ランダエダ選手は、今回の試合で物価の差もあってかなりの大金を手に入れただろうし、日本での知名度が上がったことで何か得することもあるかもしれないし、さらに本当に再戦になれば再度多額のファイトマネーが入ることだろうし、一見「めちゃ気の毒」に見えるけど、実は結果的には彼にとってもマイナスにはならないのかも?
今回の試合の判定に対する批判が相次いだことに関しても、テレビ局や興行側は、「これで亀田への注目がさらに高まって、今後の視聴率につながるし、おいしいヽ(^o^)丿」なのかもしれないし。(でも亀田選手自身は何だか気の毒・・・)
嗚呼、世の中って変な仕組みになってるのよね。などと言ってみる、無責任なかこであった・・・。(/_;)

割とまともに試合したじゃん・・・ 1

2006年08月05日 | スポーツ
世間では、先日の亀田興毅選手のタイトルマッチで、「ものすごく強いという触れ込みだったのに、大したことなかったじゃん?」という失望を抱いた人が多かったというが、かこ的には逆に「けっこう頑張ったじゃん」という印象だった。

以前もつぶやいたけど、これまでのマスコミでの「亀田兄弟のボクシングの取り上げ方」って、あまりに異常な感じで・・・。
かこは従来はプロボクシングに対し、「プロレスみたいにあまりにもショー、いわゆるひとつの八百長って感じじゃなく、も少しまともな真剣勝負」という印象を持っていたため専門的なことはよくわからないながらも割りと好きだったんだけど、亀田兄弟のボクシングの取り上げられ方に関しては「これって何?!」、ボクシングってもっとまともなスポーツだと思ってたのに(失礼)という驚愕の思いだった。。。

プロボクシングというのは普通は、国内で同等の対戦相手と試合を重ね、勝ち進んで後、タイトル挑戦の頃になって初めて海外の強いボクサーと対戦というのが定番だと思っていたのに、亀田兄弟の場合は、デビューからいきなり外国人選手とばかり対戦?何でわざわざ外国人選手ばかりと?
要するに「勝てる選手」を海外から調達して来ているわけ?

もちろん、これといった「伸ばしたい」選手には、マッチメイキングの妙で、勝てる相手との対戦を重ねさせ、自信と実績を作らせて育てるというのはボクシングではよくある話なんだろうけど、ここまで露骨か?という・・・。いや、かこがよくわかんないだけで、「国内では向かうところ敵無しだから、いきなり海外からばかり強い人を調達している」のかもしれないけどもね。(きゃひっ?!)

しかもタイトル戦でも無いのに異常なショーアップぶり。
弟君の試合の時も、たかが6回戦だかのデビュー戦だというのに大々的にテレビ放映の上、弁慶を模したすごい出で立ちで登場。これって何なのよ?実力があり人気も出た上でのショーアップならまだしも、実績も積まないうちからここまでするか?って。
いつの間にボクシングってこんな風になったの?従来の地味で堅実なボクシングをやって来た人達はこういうのに嫌悪感を感じないの、クレーム来ないのかしらと。
まあ、こうして亀田兄弟が注目を浴びることで、プロボクシングが世間の関心を集め、プロボクシング界全体の活性化につながればという考え方もあるのかもしれないけどね。

しかし何より、かこ的には、こんな、『勝てる相手を準備して勝ち進む』ようなことばかりやっていても、勝ち進めばいずれは世界タイトル挑戦となるだろう、そうなった時にどうするんだよ?タイトルマッチとなれば、「勝てる相手」とばかり出来るわけじゃあるまい、彼は本当に強いのか?というのが最大の疑問だった。

こんな「勝てる相手」ばかり見つけて来るようなやり方では必ず行き詰る、いずれはタイトルに挑戦しないわけには行かないんだしさあ、いくら「芸能人運動会」でトシちゃんがいつも優勝してたって、マジの競技会に出れば勝てるとは限らないよ、という感じ。(嗚呼、このたとえ、レトロ過ぎるぅ?きゃひひ♪)
亀田兄弟の実力、実際のところどうなんだろう?と。

かこはボクシングのことがよくわからないからかもしれないが、亀田選手がそんな風にもうものすごい天才的とも思えない。そりゃまあ、そうめちゃめちゃ弱くはないだろうけどさ。
自分のパンチも強いのかもしれないけど、相手にもけっこうパンチを食らっているし。本当にうまい相手と対戦すれば、これじゃまずいんじゃないの?と。
相手のパンチは、「蝶のように舞って」かわさなきゃダメじゃんって。(あの、話が古いんですけど・・・・。きゃひひ♪)

それに戦歴を見ると早い回でのKO勝ちを重ねているようだけど、この手のタイプのボクサーはだんだん勝ちを重ねて「そう簡単には倒せぬ上位の選手と当たるようになった時」に思わぬ痛い目に会いがち。
すなわち老獪なボクサーは、上り坂の若手ほどのパンチやスタミナはなくとも、のらりくらりとパンチをかわしてラウンドを重ね、若手を消耗させて行く術を知っている。若手が次々と繰り出すパンチを浴びているようでも、実際はそれほどダメージを受けておらず、自分はあまりに手を出さずに体力を温存する一方、手数の多い若手の体力を消耗させ、自滅させて行く戦法。こうして、初期のKOばかりで勝ち進んで長い回を戦った経験のない若手ボクサーは次第に疲れて行って、最後に老獪なボクサーに仕留められてしまうというわけ。
彼の戦績を見れば、ヘタするとまさにこのパターンにはまりそうな?
だいじょうぶなのか?

でもここまで亀田兄弟を持ち上げ、スポットライトを浴びせまくっちまった以上、「世界タイトル初挑戦」で「負けておしまい」というわけには行かぬだろう。マスコミも興行側も。ここは何としても亀田クンに勝ってもらわねば。
どうすんの?!どうすんのさっ?!

相手選手、ちゃんと買収してあるの?!
今回の試合、亀田はいったいどのようにして「勝つお約束」となっているんだろう?この試合、どう落とし前つけるんだろう?と、先日の試合、ハラハラ気分で、そこばかり興味津々で見ていたのだ。(失礼・・・(/_;))

相手選手がけっこう老けて見えたので「下り坂の引退寸前の選手を見つけて来たのか?」とも思ったんだけど(でも、まだ20代だったんだね、失礼!(/_;))、
相手選手はどんな「負けっぷり」を見せてくれるのか?と思っていたんだけど、初回で亀田選手がいきなりダウンを奪われたので「?!」。
ありっ?相手、本気で戦ってるの?!え~っ、これでいいの?亀田選手、負けちゃったらマズイでしょう?相手選手、「負ける約束」してても、ボクサーの闘争本能でつい本気でパンチ出しちゃったわけ?

でもとにかく亀田は絶対に負けられない興行でしょう、どうすんのよ?!
これってマジな試合なわけ?
どんな風に、相手選手が「負けるお約束」になってるのよ?とそこばかり気にしながら試合を見てたのです。(「ボクシングを知らぬ、失礼なやっちゃね!」ごめん。。。(/_;))

まあ、相手も最初から「ええとこ無し」ではプライドがあるだろうから、最初はある程度マジで戦って、途中から手を抜き始めるのか?と思っていたが、最終近くの11回に、亀田再びピンチの様相・・・。
嘘よ、これって相手もマジで戦っているわけ?亀田が負ければどうすんのよ?どういう筋書きになっているわけ?
「最終回ぐらいに亀田が必死で繰り出したパンチが当たって、ベネゼエラ選手KO負け!」というストーリー?確かに「これまでずっと劣勢だった選手が必死で繰り出した一発のパンチが当たって、相手選手がマットに沈む」なんてのもボクシングの試合ではよくある話だから、なるほど、今回はその手で行くのか?
相手選手もプライドがあるだろうから、最初からそう見え見えの負け試合は戦えない。「最初は亀田を倒さぬ程度にマジで戦ってくれてもいい。しかし、最終回近くになったら、隙を作ってパンチを一発浴びて倒れてくれ」こういう約束なのか?

なんて考えながら見てたら(「何考えてるんだよっ!失礼なやっちゃな!」ご、ごめん・・・。許してぇ~っ!(/_;))、あれあれ、ついに最終回まで行っちゃった!相手選手、とうとう最後までKO負けしなかったじゃん・・・。

なんか、試合展開、相手選手に有利のように見えたけど判定で亀田選手が負ける可能性もあるわけ?まさか!それじゃ、今後の興行考えたらまずいでしょう。亀田には絶対に負けてもらうわけには行かんでしょう。どうすんのさ?どうなんのさ?

と思っていたら、結局、最終的には「やっぱり」の「亀田勝利の判定」
しかも、3人のジャッジの採点結果の発表も、まず1人目が「相手選手の勝ち」で「嗚呼?!」と思わせ、2人目が「亀田の勝ち」で「おおっ!一対一?亀田勝利の可能性も?」で、3人目が「亀田の勝ち」で、やった~ヽ(^o^)丿って感じで、この採点結果の発表の仕方自体も、偶然かもしれないけど「盛り上げのツボパターンにきっちりはまっている」

「はいはい、これで一丁あがりね、無事、めでたく世界チャンプの誕生ね!」と思ったのが、その後の意外な「亀田勝利の判定結果への批判騒ぎ」には心底、驚いた次第だったのでした。
そ、そんなにビックリしなくても、「予定通り」に勝ったんじゃなかったの?と。

何で今さら亀田選手の「礼儀」を言い出す?

2006年08月04日 | スポーツ
ボクシングの亀田興毅選手の先日の世界タイトル戦の判定結果に対する批判とともに、彼の粗野な言動に対する批判も出始めた。
しかしかこ的には「何を今さら?」という感がある。
2月28日付のつぶやき【どうも、インパクトが強過ぎて・・・】でもつぶやいていたけど、本当、彼のあのしゃべり方にはかこはメチャメチャ違和感があった。しかし、マスコミは、これまでは特に批判もしないまま彼を持ち上げるだけだったじゃん?そのこと自体がかこには非常な驚きだったけど、それを今になってと思う。

彼のあの尊大な言動に問題があると言うなら、あれは彼自身というより、彼の周囲の問題、周りが決めた「演出方針」では?もしあの年で、本当に、あれ以外の口のきき方を知らないのであれば、呆れるけど・・・。でもいくら何でもそれは無いんじゃないかなと。

彼は小さい時には空手もやっていたというし、一応は礼儀も教えられているでしょう。「武道」である空手だったら、まともな指導者なら普通はあんな態度は許さない、きちんと注意するでしょう。だから、彼も「礼儀正しく振舞うべき場がある」こともわかっているはず。ボクシングの場でも、もし周囲が早い段階から「公の場ではきちんとした口の利き方をするように」と指導すれば従っていたと思う。

しかし実際は、周囲は逆に、あの彼の乱暴、横柄な言動が「彼の個性」になる、彼の「商品価値」を高めることになると考え、むしろ煽ったのでは?そして彼も、ある程度は「サービス精神」でそれに乗っているんだろうと思う。
もちろん、もともとプライベートではあんな口の利き方なんだろうけどさ。でも公の場ではもう少しまともに振舞うぐらいの分別は持っていそうに思う。

もし周りが逆に「ボクシングは強いが、極めて礼儀正しい好青年」で行こう!という演出方針を決めていれば、彼は少なくとも公の場では今とは逆の「礼儀正しい青年」を必死で演じていたのではと思うんだけどなあ。
まあ、その場合は、週刊誌が「礼儀正しい好青年として売り出し中の亀田選手の正体;私生活での口のきき方は決して礼儀正しくはないぜ」という暴露記事を書きそうだけどね。(「って、かこ、例によって妄想走り過ぎ!」失礼・・・。(/_;))

*******
試合前の相手に対する、「礼を失した挑発行為」だって「演出」であって、本当に周りがマズイと思えば止めているはず。
それを彼の人格の問題のごとく、真面目くさって批判するのは馬鹿馬鹿しいような・・・。
演出上、「あのスタイル」が彼のトレードマークになり、周りが「あのスタイル」を彼に期待したなら、彼ももし「もう少しまともな態度を取りたい」と思っても「あのように振舞う」しかなさそうなんだけど。
もしそうなら「頑張って演じている彼」を批判するのは気の毒・・・。

かこ自身は前述の2月28日のつぶやきにも書いた通り「亀田一家のあのノリ」には違和感ありまくり!だったんだけど、しかしこれまではあの言動を批判しないどうころか、あのままで逆に持ち上げもまくってきたマスコミが何を今さらと思うのである。
「何でこの人物をここまでやたら持ち上げるんだよ?」という理解不能の無批判の持ち上げ方をマスコミがさんざんした挙句に、今度は手のひらを返したごとく叩くのは、何だかほりえもんの時みたいだなあ。

雉も鳴かずば・・・。でもおいしかったの?!

2006年08月04日 | スポーツ
かこには「ボクシングにはよくある、『微妙』な判定のひとつ」に過ぎないようにも思えたのだが、結局のところ、あれだけ大騒ぎして試合をショーアップして放映したから、世間の耳目を集めてここまで取り沙汰されるはめになったんだろうなと思う。
ゴールデンタイムに、しかも1時間足らずの試合を放送するのにその前に1時間半もの「亀田一家物語」みたいなストーリーをつけて放映したんだから、そりゃ注目もされるよなあと思う。今までこんな放送の仕方された選手はいなかったのでは?ましてやまだ世界タイトルも取ってないような段階のボクサーなのに。

こういう「ボクシング選手にまつわる物語」ってこれまでは、試合が初期KOで終わってしまって放送時間がやたら余ってしまった時の穴埋めに流れるぐらいのものだったのでは?それを試合開始前に約1時間の試合の1.5倍の1時間半もの時間を掛けてわざわざ流すんだものね。
試合だというからチャンネル合わせたら、延々と「物語」見せられるばかりで一向に試合が始まらない!と頭に来た人もいただろうし。
(かこは、試合開始時刻を事前に知っていたので、この物語は特に見たくもないと見なかったんだけどさ)

あれだけじらされて、「もう、すごいボクサー!」ってのを散々言い聞かされた挙句に(試合前の番組は見てないけど、どうせ実力を持ち上げまくっていたのだろうと推測)、「それじゃあどれだけすごい試合を見せてくれるのか?」と思えば初回ダウンで11回もダウン寸前?、だのに「判定勝ちでチャンピオンにヽ(^o^)丿」じゃあ、納得しない視聴者が多かったのかも?
あれだけ騒ぎ立てたんだから、ボクシングの試合をほとんと見たこともないような幅広い層の人達が見たのだと思う、「ボクシングの判定なんてあんなものよ」という思い込みの無い人が純粋に見れば、確かにマジで「あれはおかしい!」と言い出すかもなあ。

しかしこれだけ批判が起こっていることについて、所詮、テレビ局側、興行側は「マズイ」というより、「おいしい!」と思っているだけなのかも?
テレビ局には「試合が始まるまで長過ぎ!」「判定がおかしい!」などの抗議の声が殺到したらしいが、青ざめるのとは反対に、「これだけ話題になっておいしい!」「ここまで話題になれば、さらに亀田兄弟に注目が集まって、次の試合への注目度は高まり、今回以上の高視聴率は確定!ヽ(^o^)丿」気分なのかも?
やれやれ・・・。
亀田クン本人は大変かもしれないけどなあ・・・。

******
ところで、ヤフーの辞書、この漢字間違ってると思うんですけど。
「雉(きじ)も鳴かずば打たれまい」
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%8D%E3%81%98%E3%82%82%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%9A%E3%81%B0&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=04183400
正しくは「撃たれまい」でしょう。
別に、雉はパンチを浴びるわけじゃないんだからさあ。

亀田長男、ついに世界チャンピオンに!&微妙な判定?

2006年08月04日 | スポーツ
2日横浜アリーナで、ボクシングの亀田興毅選手(19)が世界ライトフライ級王座決定戦に挑み(亀田選手は同級2位)、同級1位で元WBA世界ミニマム級暫定王者のファン・ランダエタ(ベネズエラ=27)を2―1の判定で下し、新王者となったが、その判定に異議有りとの声をマスコミが散々報道している。
しかし、彼の口癖、「どんなもんじゃい!」じゃないけど、ボクシングの判定なんて「あんなもんじゃい!」じゃないのかなあ・・・?違う?

そもそも「ホームタウンデシジョン」なんて言葉があるぐらいに、ボクシングでは、ホームタウン側の選手に不自然に有利な判定が下ることはよくある話。
チャンピオンにやたら有利な判定が下ってしまうのもよくある話で。
だから挑戦者が勝とうと思えばKOしかない、倒せずに判定となったら、いくら挑戦者優勢の試合でもまずは「チャンピオン勝利の防衛成功」の納得できない判定が下されてしまうなんてのはボクシングでの「お約束」だと思っていたのに、違ったか・・・。最近は、ボクシングの判定ってそんなに公正になっていたのか?

かこ的には前述のようなイメージがあったために、亀田は今回、チャンピオンじゃあないけれども、ホームタウンの日本での試合でもあることだし、これだけ盛り上げた興行的にも「判定」となればまずは興毅選手の勝ちとなるだろう、お約束だろうと思っていたので、彼の勝利となって「そらやっぱり、『亀田を勝たせる』だろうなあ」というだけの感想。

しかし一夜明けて「あの判定はおかしい」の声をマスコミがやたら流し始め、「街の人」にも判定についてやたらとインタビュー、「おかしい、ランダエタの方が絶対に勝っていた」などと素人のおじさん、おばさんに言わしめている。
だけどかこもそうだけど、技術的なことのよくわからないボクシングの素人に「どっちが勝っていたと思うか?」なんて「感想」「印象」を聞いても大して意味が無いじゃんとも思う。「素人の感じる見た目」と「専門家の技術的に正確な判定」は違うことだってあるだろうし。素人が見て「当たっているパンチ」でも玄人が見れば「全然効いてない」場合だってあるだろう。今回の試合がどうだったのかは、少なくともかこにはよくわからん・・・。

それに、あんな「一方的な判定」なんてボクシングのお約束じゃん、
何で皆、突然急に「ボクシングの判定に絶対的な公正」を求め出してここまで騒いでいるわけ?これがおかしいと言うなら、ボクシング史上、過去にも「疑惑の判定」なんて掃いて捨てるほどあるだろうに。
TBSがボクシングらしからぬショーアップした変なやり方で『ものすごい視聴率』を上げたことに対する、他テレビ局のやっかみもあるんじゃないの?とまで思えて来る、い~加減なかこなのであった。きゃひっ♪

びっくり、メンバー淫行事件で欽ちゃん球団解散へ

2006年07月20日 | スポーツ
お笑いコンビ「極楽とんぼ」の山本圭一氏(38)が欽ちゃん球団の北海道遠征に同行した際、
>16日夜から17日未明にかけ、函館市内のビジネスホテルで知人が連れてきた少女と酒を飲み、部屋で暴行したとみられている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060720-00000030-sanspo-ent
という件で、吉本興業が18日に早々に解雇処分を発表したようだが、
19日には、萩本欽一氏(65)が都内で会見し、山本氏が所属する社会人野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ(GG)」の解散を電撃発表したとのことでビックリ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060720-00000000-spn-spo

野球のことはよく知らないし、個人的にはどーでもいいんだけど(失礼!)、しかし、メンバーが個人的に起こした不祥事でなぜ球団を解散までしなければならない?!
高校野球なら、部員の起こした不祥事で「大会出場辞退」とか「活動自粛」とか、場合によっては指導者の監督不行き届きの責任を重く見て「廃部処分」なんてのもあるかもしれないけど、大人でしょ?個人的にやったことでしょ?

欽ちゃん自身は、自分が力を入れてきた球団を解散するという、自分にとって身の切られるような決断をすることで、メンバーの起こした不祥事の責任を取ったつもりでスッキリ出来るのかもしれないけど、球団を応戦して来たファンの気持ちや、今回の淫行事件に何の責任も無い、球団の他のメンバーにとっては納得出来る話なのだろうか?
もちろん欽ちゃんあっての球団、彼の尽力があったからこそ結成されてここまで来た球団なのだろうから、その「大将」が解散すると言えば納得せざるを得ない、萩本氏にはこれまでに対して感謝するだけという気持ちになれるのかもしれないが、
しかし客観的に見れば、何の罪も無いのに、いきなり活動の場を奪われてしまう、他のメンバーが気の毒過ぎるような。

パパリが、たまたまニュースで欽ちゃんの驚きの記者会見を見て、「球団経営が途中て嫌になり止めたかったところ、たまたまこの事件が起こったので、よいきっかけだと解散発表しただけじゃないの?」と意地悪なことを言っていたけど、
そう勘ぐりたくもなるほどのあまりの唐突な解散発表だった。

「淫行事件」には、球団の他のメンバーの関与も囁かれていて、それで、山本氏個人の問題ではなく、球団全体で責任を取るとしたのかもしれないけど。
しかし全然関係ないメンバーの方が多いだろうに。

もういいじゃないか;ジダン頭突き退場事件

2006年07月14日 | スポーツ
サッカーW杯決勝戦でイタリアのマテラッツィの悪態に怒ったジダンが頭突きを喰らわせて一発退場となった件、果たしてジダンはマテラッツィに何を言われたのかが世間の注目を集め、FIFAも調査に乗り出すとのことだが、もういいじゃないかと思う。

何を言ったか知らないが、「どうせロクでもないことを言った」ことだけは間違いないだろう。多分、報道するのも憚られるような。
そんなもの今さらつっついてさらしても仕方ないと思う。実際、言った言葉そのものは、「よい子の皆さんへの影響」や「公序良俗」を考えれば、仮に明らかになっても報道出来ないかも?(きょほほ)

マテラッツィが何を言ったかを明らかにした上で、
「う~ん、これはヒドイ。ここまで言われたならジダンが切れても仕方ない。頭突きは悪いけどMVPはそのままにしておいてやるか。」
「えっ?この程度で切れたの?そりゃあかんわ、MVPは剥奪ね。」
「お前、こんなこと言われて平気なのか?男としてのプライドが無いんじゃないか?俺なら切れるぜ、ジダンの気持ちがよくわかる。」
などと、その「悪態のひどさ具合」をFIFA役員で真剣に検討したって始まらないだろうにという感じ。(きゃはは)

マテラッツィも、「テロリスト呼ばわりした」ということについてはきっぱりと否定したものの、それでは何と言ったのかについては明かしてないところを見ると、自分でも「公にしたら自分の恥になることを言った」自覚は十二分にあるのだろう。これで、彼も全世界に恥をさらしたんだからいいじゃないか。
ジダンも「あれだけひどいことを言ったマテラッツィを罰してくれ」と言っているならともかく、「言われたことは許せないが、退場処分には納得している」ならそれはそれでいいじゃないか。

「マテラッツィの悪態」は当然ほめられたものじゃないけど、それをことさら取り上げて処分だの何だの言い出せば、フィールドから主力選手のほとんどが消え去ってしまうのでは?現実問題として、あそこまでのトップレベルの試合では、「それに出るほどの選手なら気性も荒い」「悪態も試合に勝つための心理作戦のうち」で、悪態など日常的に飛び交ってるのではと思う。
もちろん、アマチュアの「良い子の皆さん」達はまねるべきではないけどね。(^_-)-☆

******
「差別を無くそう」を提唱し、特に今回の大会のテーマにしてたがゆえに、「差別的発言だったかどうか」をきちんと検証する必要があるのかもしれんけど、そんな高度な悪態じゃない、ただの「超下品な悪態」に過ぎなかったんだろうと思うよ。(T_T)

ジダン、「ラストダンス」はイタリア選手にまんまと「踊らされる」?

2006年07月10日 | スポーツ
W杯を最後に引退すると表明していたジダン、不調気味でフランスチームも当初はあまり期待されていなかったそうだが、次第に調子を上げてさすがベテランの技を見せてくれ、毎回、「負ければ選手生活最後の試合」を一戦一戦勝ち進んでついには決勝戦進出!
イタリアとの決勝戦はさすがに強豪同士で一進一退の攻防。ついには延長戦にもつれ込み、その後半になっても決着はつかぬまま。
出来ればPK戦などではなく、試合中のゴールで決着をつけて欲しい、イタリア有利との下馬評だけど、フランスだってここまで一歩も引けを取らなかったのだもの、ジダンの最後を飾る意味でも是非、フランス優勝して!と祈る思いが、なんとジダンがレッドカードで一発退場!

何だかよくわからないが、試合の流れとは直接関係ないところでイタリア選手(マテラッツィ)と揉めてたみたいで、一旦、イタリア選手から離れて前を向いて歩き始めたジダンが、未だ怒り収まらずやはり腹に据えかねるといった風情で引き戻して相手選手にいきなりの頭突き!どれほどの打撃だったのかわからぬが、相手選手は痛がってピッチに転がり、当初は意に介さず試合を続行していた主審にイタリア選手たちが抗議しアピールし始める。ついにはイタリアのゴールキーパーまで出て来て主審に「ちゃんと見てろよ!この節穴!」ジェスチャーでアピール。
イタリア選手たちのあまりの抗議振りに、ついに主審は副審(多分)に「あんな言うてるけどどないやったんや?」などという風に確認に行き、聞かれた方は「ジダン、やってましたで」と即答したようで、おお、ここに至って主審はついにレッドカードを振りかざすに至りました。
(編集した後のニュースの画面では、「ジダン頭突き → 審判、間髪を入れずに、即、レッドカード提示」みたいに見えるけど、実際は、このような経緯の末に出たカードだったと思う。)

まさかのジダン退場!
栄光ある選手生活の有終の美を飾るべきところが、憂愁に終るとは!

選手を1人欠いて10対11となったフランスチームはそれでも諦めずに果敢に攻撃を試み、得点はできなかったものの、一人多いイタリアチームの攻撃をもなんとかしのいで、延長戦互いに無得点のまま、ついにはPK戦に突入。
嗚呼、もしジダンがいれば!彼ならきっと決めてくれるだろうに。しかし彼は退場の身。PK戦に加わることは出来ない!
ジダンは見てられぬ思いだったのか、PK戦の始まりを待たずに控え室に引っ込んじゃったみたい。

そして始まったPK戦。
イタリアのキーパーの方が緊張しているみたいに見えたのに、技術的には彼の方がうんと上と言われていた通りに結局、5対3でイタリアの勝利に終りました。
イタリア優勝!

「銀は(決勝戦で)負けてもらうメダル、銅は(3位決定戦で)勝ってもらうメダル。だから銀は銅よりうれしくない」とオリンピックの柔道だかレスリングかの時に聞いて、それまで思ってもみなかった話に「そんなものなのか!」と目からウロコで驚いたものだったが、表彰式はまさにそれを思い起こさせる、準優勝に終ったフランスチームはうれしさとは無縁のお通夜状態の意気消沈振りだった。
先日の、(勝って)3位になったドイツの晴れ晴れしい表情とは対照的な。
ああ、これが勝負なのね。

ジダンは結局、表彰式にも姿を見せなかったのでは?控え室で痛恨の思いでいたのではないだろうか。
競技生活をよりにもよってこんな形で終えるなんて。

イタリアの選手が大げさに痛がったのが仮に芝居であったにせよ、あの頭突きはどう考えてもいけなかった。「試合の流れの中で揉み合ってぶつかった」のではなく、まさにケンカのごとく相手に突然、暴力を振るったのだから。マナーの点ではやはりレッドカードはやむを得なかっただろう。
(今、ちょっと気付いたけど、レッドカードって直訳したら「赤札」ね。なんか「在庫一掃処分」みたいだわ、って、いかにもじょしこーせーらしい発想!きゃひひ♪すんません・・・。(/_;))

でも、あれって、多分、「偶然の口論でジダンがついカッとなって」というより、イタリア選手が意図的に仕掛けたのだと思う。よくわらかんけど、それまでに、やはり試合の流れと直接関係無い、つまり審判に反則を取られない形で相手のイタリア選手がジダンに後ろから羽交い絞めのようにまとわりついたり相当嫌がらせのようなことをしてイライラさせた挙句に、多分、口でもジダンを怒らせるようなことを言って挑発したのではないか?
そのあまりのしつこさにジダンがつい我を忘れてしまった、つまりは、イタリア側の策にまんまとはまったのでは?

もしそれならイタリア側も卑怯と言えば卑怯だけど、このレベルの勝つか負けるかの試合では相手を挑発して反則を誘発して退場に持ち込むのも戦術のひとつらしい。
そしてベテランのジダンなら、そんなことは誰よりも心得ていたはずだったのに、にもかかわらず、こんなチームにとっても一番大事な時に、自分の人生においても貴重な瞬間を控えた時に、こんなことにまんまと引っ掛かってしまうなんて。
まだ経験の浅い、血気盛んな年若い選手、イングランドのかつてのベッカムやルーニーならともかく・・・。

よほどジダンが頭に来るようなことを言ったのか?ジダンに我を忘れさせてしまうなんて、いったいイタリア選手は彼に何を言ったんだ?
そっちの方がどうも気になるなあ。
「老いぼれはとっととすっこんでろ」とか?
しかし仮にどんなひどいことを言われても、ジダンは「手を出す」じゃなくてこの場合「頭を出す」べきじゃなかった。(頭角を現すんならいいんだけどね・・・、ってしょうもない?すんません。)

いかにひどいことを言われても「こんなひどいこと言われたんだもん!」なんてのは言い訳にはならないから、ジダンもプライドがあるから何を言われたかは一生言わないかもなあ・・・。
嗚呼、痛恨のジダンの心情は察するに余りある。

「ラストダンス」が、イタリア選手に「まんまと踊らされる」形で終わってしまうとは・・・。

ジダンの活躍がフランスに多い移民系の人々の誇りや地位を高めたと評価されたけど、結末がこれでは、そういう意味でも何だか気が重い・・・。

嗚呼、フランスのみんな、ジダンをあたたかく迎えてあげてね!

素晴らしきサッカーワールドカップの選手達!

2006年06月30日 | スポーツ
決勝トーナメントとなれば本当に見応えのある試合ばかりで、「もしここに万一、日本が進出していても、とても戦い切れなかっただろう、太刀打ちできなかったろうな」と思う。
体力、技もさることながら、勝負にかける執念が違うような。。。

先日の16強が8強になる試合では、
「太ってもロナウド、ハゲてもジダン、馬でもロナウジーニョ(何のこっちゃ(/_;))の思いを強くしたのであった。

ロナウド、単に@ブでよたよた走っているようでいて、実は酔拳なみの技で敵をかわしてゴールを決める!

ほんと、素晴らしい!

平和な日本の平和サッカー

2006年06月25日 | スポーツ
他国の選手がボールに喰らいついて、あらゆるチャンスを狙って何とかゴールにボールを叩き込もうとするのに比べ、日本の選手って、「憲法で相手への攻撃は禁止されている?」とでも思うほどに、攻め入って行かない。FWなのに自分でシュートしようとせずにすぐパスしちゃう印象。
あるいは、やみくものシュートを放つか。
他国の試合のゴールシーンを見る度、「あ、これ、もし日本選手だったら、ここでシュートせずにパス回して相手チームにボール取られて終わってたところだろうな」とつい思っちゃう。

日本のサポーター達もやさしいな。お国柄が違えば帰国選手達に生卵のひとつも投げそうだが、やさしくあたたかく労って迎える。
確かに一番勝ちたかったのは選手達自身なんだし、一番辛い思いをして全力を尽くしたのも彼ら自身、そして今、彼ら自身が一番、悔しい思いをしてるんだろうけど、そしてそうした彼らを責めずに労って迎えるのは正しいことだとは思うけど、でもこの日本的な「やさしい」気風が「攻撃出来ないサッカー」にもつながっているのかもと思う。

太ってもロナウド

2006年06月25日 | スポーツ
必死で練習を重ね、ケガを押して精神力でピッチに立って全力を挙げて試合に挑む日本選手が点を入れられずに苦しむ中、スポーツ選手とは思えぬ、不摂生を絵に描いたような体型のロナウドが、省エネ動きでこともなげにゴールを決める。

よってここに、新たな日本の諺を追加しよう。
「腐っても鯛、太ってもロナウド」

昔の選手が出ています・・・

2006年06月25日 | スポーツ
サッカーW杯、日本は敗退してしまったが、「先制点を取りながらもロスタイムに相手チームに点を入れられ、日本のFWは追加点を取ることが出来ずに結局は逆転負け」というのは、昔からの日本の「お家芸」的敗戦パターンのような。

試合期間中より、「かつての日本代表選手」がコメンテーターとして度々サッカー番組に姿を現すのを見る度に、「不甲斐ない負け方をしたお前が、今回の日本代表についてあれこれ偉そうに批判するなよ~っ!」とつい思ってしまう。
もし、したり顔で批判したりしたら、「そんな偉そうなこと言うなら、お前が代りに出てその通りにやれ!」「他人のこと言うなら、お前が○年前のW杯でそうすりゃよかったんだろっ!」と突っ込んでやりたい、「何でこんなヤツらをテレビに出すんだよ、そうでなくても日本代表の不甲斐なさにイライラしてるのに、過去のW杯の時の腹立たしさまで思い出すではないか!」と思って画面を見つめるかこ。
お前ら、のこのこ出て来るなっ!(失礼・・・。暴言、怒っちゃいやあよ。ごめんね・・・(/_;))

しかし結局のところ、「かつての日本代表」達は、「過去の自分のことは棚にあげて、今回の試合についてああすりゃよかった、こうするべきだったとしたり顔で言うのかな?」と思いきや、さすがに「過去の自分」についての自覚はあるみたいで(?????!)、さすがにそういう発言はせず、むしろ「いや、こういう試合を戦うのは大変なことなんだ」「彼らはよくやった」という発言ばかり?

これは「世界の壁にぶつかって苦労した者」の実感から来る言葉、サッカー仲間をつい心情的にかばっての発言なのだろうが、どうもかこには、この機会に「ね、ね、W杯って大変でしょ?仕方ないのよ。」と○年越しにかつての自分の不甲斐なさを弁解、言い訳しているように聞こえちまって・・・・。(T_T)

日本、サッカーW杯敗退

2006年06月23日 | スポーツ
「日本らしい試合が出来なかった」のが敗因?
う~ん、試合結果を聞く限り、
「先制点を取りながらもロスタイムに相手チームに点を入れられ、日本のFWは追加点を取ることが出来ずに結局は逆転負け」
絵に描いたような、まさに「日本らしい試合」だったように聞こえるのだが・・・。