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京都のお元気(「疑惑」の→→→)じょしこーせーが、日々思いついたことを勝手につぶやくブログです。よろしゅうに。

自分を信じて挑戦し続ける浅田真央ちゃん

2010年10月23日 | スポーツ
十代の頃から世界のトップレベル、表彰台に上がって当たり前みたいな中、時には不調に直面しながらもここまでやって来ているのはものすごい精神力だと思う。

十二分に実力はありながら金メダルには届かなかったバンクーバー五輪の時を見ても、他の多くの選手は「よい点を取ること自体を目標にして自分のよさが生きる演目を選び、自分の能力の限界を自覚しつつ確実に出来て点につながる演技を組み合わせ、それを滑り込んで完成度を上げて点を稼ぐ」というやり方を取っているのに、浅田選手は「点を稼ぐこと自体を目標とするのではなくどんどん伸びる自分の可能性を信じ、自分を限界まで向上させることで結果として高得点が付いて来る」という考えなのではという印象を持った。

例えば『鐘』は一見彼女のイメージとは合わぬようで「なぜこんなもの?」と最初思ったものの、可憐な彼女が重厚な演目を踊ることで却って深みを増すようで「ミスマッチの斬新さを狙った高度な計算に基づく意図的なものだったのか」と思い直したら実はあれはタラソワコーチが実力のある選手に滑って欲しいと従来より持っていてプログラムで浅田選手に合わせて作られたものではない、逆にプログラムに浅田選手を合わせたようなものだったらしい。中に盛り込まれた難度の高い演技も彼女の現在の能力や特性を十分に生かして少しでも点に結び付けるためと言うより、出来れば高得点につながる、自分ならやれるはずやってみせる的に盛り込まれていたような印象。要はキム・ヨナ選手のように「確実に跳べるハードルを用意しておいてそれを確実にきれいに跳ぶことに専念して得点を伸ばす」より「自分の能力と可能性を信じてチャレンジ的に高いハードルを設定しているためにそう容易にはクリア出来ず、技術的に完全にマスターして後さらに表現を磨くところまで至らない」といった印象。

第三者には「もったいない~、もっと点を取ることを考えろよぉ」とも思えるけどそれが彼女のやり方なんだろう。点を取ること自体を目標として低いレベルで満足することは出来ないような人なんだろうと思う。
相当な能力と自信、精神力が無いとこんなやり方は出来ない。弱冠二十歳にして一般の二十歳の何倍も生きているような精神的凄味を持つ人なんだろうと思う。尊敬するわ・・・。

今回のNHK杯で「また不調?もう真央ちゃんの時代は終わった?」なんて思った人もいるかもしれないけど彼女自身はきっと自分を信じて「まだまだこれから」と思ってるのではないかと思う。進化し続ける真央ちゃん。どうか自分で「パーフェクト♪」とニッコリ思える人類未踏の素晴らしい演技をそのうち見せてください。今年でなくてもいい、今シーズンでなくてもいい。彼女自身が考える最高の演技に到達してそれを是非見せて欲しいです♪

て、今日のNHK杯のフリー演技どうだったか、かこはまだ見てないのよぉ。スポーツニュースで見られるかな?元気いっぱいの村上佳菜子ちゃんの演技も是非見てみたい。高橋大輔選手の演技も気になります!



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