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京都のお元気(「疑惑」の→→→)じょしこーせーが、日々思いついたことを勝手につぶやくブログです。よろしゅうに。

朝ドラ「ごちそうさん」、杏さんなかなか悪くないね

2013年10月12日 | 文化
大人気だった「あまちゃん」の後に続くNHK朝ドラ「ごちそうさん」、始まる前は主役女優の杏さんのことを「印象が地味で朝ドラに向かない」とか「妖怪人間ベラにしか見えない」「あの主役で視聴率取れるわけない」とか言いたい放題に悪く書く週刊誌記事があり、「杏さんそんなに悪く思えないけど・・・」と思ってたんだけどいざ始まってみるとやはりけっこうさわやか明るい感じでかこ的には好感触、杏さんなかなか悪くないよなと思う。

但し女優さんは魅力的だと思うけど脚本と演出が。子役時代と同様、意地汚く浅ましく自分勝手なパープリン的な印象が拭えず。杏さん自体は知的て誠実そうに見える女優さんなのに。
だいたいあんな時代、女学生がお菓子ばりばりむさぼり食いながら通学路を歩くって信じられない。ファストフード、マクドナルドの進出で日本に「食べながら道を歩く」という文化が導入される以前は、もの食べながらのながら歩きなんてことは極めてはしたないこととされていたとか。いくら食いしん坊でも限度がある、菓子むさぼり食いながら女学生が道を歩くなんてこととても出来なかったんじゃないかと思うけど。いくら暑いからって当時の女学生が袴を膝上10センチにたくし上げて道歩くことが考えられないのと同様、本人にとっても恥ずかしいことではと思うんだが。
菓子むさぼり食いながら通学する女学生がいたら「お宅の学校はどういう教育してるのか」とすぐ学校に苦情が入り親が呼び出されといった次元のはしたなさだったのではと思うんだけど。

どうもこのキャラ設定がなと思う。「食いしん坊の愛されキャラ」のつもりなのかもしれないけど「浅ましい恥知らず」にしか見えずそれを放置する親もどうよっ?この家は躾ってものをしないのか、父親も母親もどう考えているんだよ?って感じ。

それと主役が子どもの頃は店は左前だったけどオムライスで開眼してからは大繁盛で羽振りがよいって設定なのかな?小学校にすら通えない子も珍しくなかったあの時代、よほど裕福か良家の子女じゃなきゃ女学校に進学しなかったのではと思うが、彼女の実家はさほどの良家って感じじゃないしじゃああんな向学心の無い子でも進学させるぐらいによほどお金が有り余ったのか?
そもそもいくら料理に興味があったとは言え弟が進学してないのに姉だけが進学してるってのも当時の感覚としてはどうなのかなと思う。結婚相手が「箔として花嫁に女学校進学を求める」ぐらいの家なら弟の学歴も気にするんじゃないのと思うんだけど。

設定と言えば「ナレーターがぬか床」という設定自体はまあ面白いと思えるんだけどそのぬか床が「姿を変えた、亡くなった祖母」という設定にどうにも違和感が。
いくら何でも祖母をぬか床にしちゃいかんだろう、祖母がぬか床なら家族は毎日祖母の体の一部を漬物を通して口にしてるわけ?と何だか食人じみた不気味さも感じてしまって何とも寝覚めが悪いわ。

しかしまあさわやかな杏さんの魅力で今後も話が楽しく展開して行くことを望みます。

財前直美さんも、かつては「お水の花道」でバリバリの若き闘う女性を演じてられたかと思えば今回はすっかり落ち着いた母親役がよく似合う、彼女の存在で脇が引き締まり演技達者なんだなと思います。
一方、父親役のネプチューンの原田泰造さんは何か違和感が・・・。ダイコンだと思う、ごめん。何で彼に配役したんだろう?ちゃんと演技力のある俳優さんにすればよかったのに。プロの俳優じゃないけどキャラがあるから役として映えるってケースもあるけど、そういうのも全然感じられない・・・。自分的にはこの役には誰ならよかったかなというのはすぐには思い付かないけど、悪いが重要な父親役を彼が演じることでせっかくのこのドラマがちょっともったいないことになっているような。(失礼)前作あまちゃんが小劇場系の人が多かったのか芸達者揃いの印象だっただけにどうも彼のヘタさが際立つようで。(重ね重ね失礼いたす)

NHK朝ドラは大阪と東京が交替で制作していると聞く。東北と東京が舞台の前作「あまちゃん」は舞台の場所的に東京制作だったろうに、なぜ次は大阪制作のはずなのに今回東京が舞台?と不思議に思っていたが、ヒロインの結婚後舞台が大阪に変わるみたいだね。
どのような展開になって行くか楽しみです。

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