宮崎日日新聞より
公正性の欠如感じる
―これまでの新聞報道について、感じたことを教えてください。
東国原 新聞の立ち位置が分かりません。こと、県政に関しての立ち位置が分かりません。
新聞は中立だと思っていましたが、そうは思えない記事の内容や文脈を散見しています。
―多いと感じているのですか。
東国原 私に言わせてもらえれば多いですね。批判的なのは構いません。
ただ、あくまでもざっくりとした感触ですが、批判が8割と肯定が2割。非常に公正性に欠けると思います。
―具体的に教えていただきたい。
東国原 数多くあります。
例えば、(神奈川県)川崎市で開かれた「ちくさんフードフェア」の記事が(11日付に)出ていました。
私も現場に行ったのですが、そのことには触れられていませんでした。
自己顕示するわけではありませんが、県知事が口蹄疫の再生・復興のため、2、3日で10万人来るフェアに
行ったのです。これまで1度も行ったことはありませんが、今回は特別だったのです。
3、4カ所で挨拶して振る舞いもして…。
フェア自体は記事になっているのですが、それってどうなんですかね。
(私が)来場した事実を1行、もしくは数文字だけでも書いていいと思います。細かいことなのかもしれませんが、
これが公平な報道の在り方なのかなあ、と。残念でした。
―逆に必要以上に書かれたことはありましたか。
東国原 口蹄疫の検証記事は適当なボリュームでしょうが、「東国原流考」という記事は過剰だったと
思います。いちいちクレームを付けても仕方がないのですが、(就任以来)3年半にわたり新聞との
戦いをしてきたつもりです。折に触れて宮日さんの誤解を招くような記事にはブログで反論してきました。
(反論があっても)取材してくれないし、載せてもくれないでしょうから。
普段からかんに障ることはありましたが、どうしても我慢できないときだけブログに載せたのです。
―意が伝わっていなかったということですか。
東国原 バイアス(偏り)がかかっているんです。
客観的な取材に基づいていない記事がいっぱい出ていました。「くろしお」でもありましたね。
政治家発言は実名を
東国原 就任当初からです。私の4年間は新聞との闘争、メディアとの闘争だったと言っても過言ではないくらい。
まあ、でも、逆に鍛えられたし勉強にもなりました。ある県幹部の話とか、ある関係者の話だとか、ある議員の話とか
いうのが一番頭にきますね。議員や県幹部は名前を出さないといけないと思っています。
情報源を秘匿することは分かります。しかし、議員は名前を出して議員活動するわけですから発言に責任があります。
評論家や記者、政治家、首長は名前を出されるべきです。
―記者も責任を持って実名で記事を書くべきだということでしょうか。
東国原 そういうことです。そうしないと、暗闇の中から石を投げられるような気持ちになります。
透明性、公平性が確保されているとは言い難いと感じていますから。
―県紙として地域に密着した報道をしていきたいと思っています。県紙として、今後どうあるべきだと考えますか。
東国原 平等性でしょう。次の知事や市町村長の支持率も出してほしいですね。
私が知事になってニュース性があるから出したということだとは思いますが。
ぜひ、次の知事も年に1回は支持率を出していただきたい。これは要望です。
―世論調査という報道手法についてはどう受け止めているのでしょうか。
東国原 それはあってしかるべきです。ただ、前県政の時に出されていた記憶がありません。
「なぜ私だけがそういうことされなきゃいけないのか」とずっと思っていました。平等性に欠けると。
宮日さんの姿勢として、今の県政がどのくらいの支持を得ているのかというバロメーターとして2年に1回ほど
掲載しているのであれば分かるのですが。そういうこともあって、新聞報道とは何なんだろうと思うのです。
―総括すると、平等性や公正性などを大事にして報道してほしいということでしょうか。
東国原 そうです。偏向報道されると、新聞は影響力ありますから。ありのままの事実を、平等性、客観性、
公正性、公平性を持って報道していただきたい。(私は)傷ついた名誉や誤解を招いたところを解くのに
苦労しました。 週刊誌が7割ぐらいでたらめを書くのはいい。
宮日さんがでたらめとは言わないけれども、明らかに誤解を招くような県民が混乱するようなことはやめて
いただきたい。
公正性の欠如感じる
―これまでの新聞報道について、感じたことを教えてください。
東国原 新聞の立ち位置が分かりません。こと、県政に関しての立ち位置が分かりません。
新聞は中立だと思っていましたが、そうは思えない記事の内容や文脈を散見しています。
―多いと感じているのですか。
東国原 私に言わせてもらえれば多いですね。批判的なのは構いません。
ただ、あくまでもざっくりとした感触ですが、批判が8割と肯定が2割。非常に公正性に欠けると思います。
―具体的に教えていただきたい。
東国原 数多くあります。
例えば、(神奈川県)川崎市で開かれた「ちくさんフードフェア」の記事が(11日付に)出ていました。
私も現場に行ったのですが、そのことには触れられていませんでした。
自己顕示するわけではありませんが、県知事が口蹄疫の再生・復興のため、2、3日で10万人来るフェアに
行ったのです。これまで1度も行ったことはありませんが、今回は特別だったのです。
3、4カ所で挨拶して振る舞いもして…。
フェア自体は記事になっているのですが、それってどうなんですかね。
(私が)来場した事実を1行、もしくは数文字だけでも書いていいと思います。細かいことなのかもしれませんが、
これが公平な報道の在り方なのかなあ、と。残念でした。
―逆に必要以上に書かれたことはありましたか。
東国原 口蹄疫の検証記事は適当なボリュームでしょうが、「東国原流考」という記事は過剰だったと
思います。いちいちクレームを付けても仕方がないのですが、(就任以来)3年半にわたり新聞との
戦いをしてきたつもりです。折に触れて宮日さんの誤解を招くような記事にはブログで反論してきました。
(反論があっても)取材してくれないし、載せてもくれないでしょうから。
普段からかんに障ることはありましたが、どうしても我慢できないときだけブログに載せたのです。
―意が伝わっていなかったということですか。
東国原 バイアス(偏り)がかかっているんです。
客観的な取材に基づいていない記事がいっぱい出ていました。「くろしお」でもありましたね。
政治家発言は実名を
―いつごろから新聞報道に疑問を持つようになったのですか。
東国原 就任当初からです。私の4年間は新聞との闘争、メディアとの闘争だったと言っても過言ではないくらい。
まあ、でも、逆に鍛えられたし勉強にもなりました。ある県幹部の話とか、ある関係者の話だとか、ある議員の話とか
いうのが一番頭にきますね。議員や県幹部は名前を出さないといけないと思っています。
情報源を秘匿することは分かります。しかし、議員は名前を出して議員活動するわけですから発言に責任があります。
評論家や記者、政治家、首長は名前を出されるべきです。
―記者も責任を持って実名で記事を書くべきだということでしょうか。
東国原 そういうことです。そうしないと、暗闇の中から石を投げられるような気持ちになります。
透明性、公平性が確保されているとは言い難いと感じていますから。
―県紙として地域に密着した報道をしていきたいと思っています。県紙として、今後どうあるべきだと考えますか。
東国原 平等性でしょう。次の知事や市町村長の支持率も出してほしいですね。
私が知事になってニュース性があるから出したということだとは思いますが。
ぜひ、次の知事も年に1回は支持率を出していただきたい。これは要望です。
―世論調査という報道手法についてはどう受け止めているのでしょうか。
東国原 それはあってしかるべきです。ただ、前県政の時に出されていた記憶がありません。
「なぜ私だけがそういうことされなきゃいけないのか」とずっと思っていました。平等性に欠けると。
宮日さんの姿勢として、今の県政がどのくらいの支持を得ているのかというバロメーターとして2年に1回ほど
掲載しているのであれば分かるのですが。そういうこともあって、新聞報道とは何なんだろうと思うのです。
―総括すると、平等性や公正性などを大事にして報道してほしいということでしょうか。
東国原 そうです。偏向報道されると、新聞は影響力ありますから。ありのままの事実を、平等性、客観性、
公正性、公平性を持って報道していただきたい。(私は)傷ついた名誉や誤解を招いたところを解くのに
苦労しました。 週刊誌が7割ぐらいでたらめを書くのはいい。
宮日さんがでたらめとは言わないけれども、明らかに誤解を招くような県民が混乱するようなことはやめて
いただきたい。
=おわり=
東国原知事、お疲れ様でした。
私も、議員さんの名前は出して欲しいです。
また、記者さんお名前も出してもらえれば親近感もわくと思います。
でも、最近、記者さんの名前が出てること、多いですよね。
だいぶ、名前覚えましたよ^^^^^^