隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

セ・パ交流戦~ジャイアンツ vs ホークス

2006年05月17日 02時03分00秒 | プチエッセイ
■野球中年や野球おばさん、そしてかわいいファンたちの熱い声援

 野球人気の衰えとか、ジャイアンツ戦の視聴率の低下、とかいろいろ言われるけど、そうなんだろう。
 今日は東京ドームのジャイアンツ vs ホークスを1塁側B指定席の上のほうで観戦してきたけれど(画像、選手が豆粒みたいで、意味ないな)、多少の空席はあってもまあまあ席は埋まっていたし(平日だしね)、観客の年齢層は幅広いし、大相撲なんかに比べたら安定しているんじゃないかなあ(大相撲よりまし、ってそんなにうれしくもないか)。
 人気の衰退が言われて以来、球団も選手会もいろいろ改革していかなくては、という意識は高まったみたいだ。
 たとえば、今日観戦したジャイアンツで例をあげて考えてみよう。
 今日も修学旅行の団体が何校も訪れていたし(こういう場合、チケット代は結構安くしてあげているんだろうか)、ド迫力で観戦できるエキサイトシート(内野席のフェンス前にネットなしのシートが100席ずつ用意されている)も昨シーズン?から用意されている。ちなみに私もネットで申し込んだがことごとく外れてしまった。たぶんすごい競争率?(東京ドームのチケットの入手方法はコチラでどうぞ)
 味方がホームランを打つと、選手たちはダッグアウト前で出迎えるが、内野の上のほうの観客にも見えるような位置まで選手たちが出てくれるようになった気がする。これもファンサービス?
 試合のあとは監督・コーチ以下全選手が一列になって観客に挨拶するようになった(相棒は「試合に勝ったときだけ」と言うのだが、ホント? 本来は負けたって挨拶すべきなんじゃない?と思うけど)。そしてお立ち台にあがってインタビューを受けた選手がその場でボールにサインをし、グランドを1周してスタンドにボールを投げ入れる。かつての野球少年も、現役のかわいい野球少年も、みんな頬を染めてボールを行方を追っていたよ。
 スーツ姿のサラリーマンの二人連れはそれぞれにビール3杯飲んで大量に買い込んできたおつまみを次から次へと片づけていたし、親子三代で来ていた大家族では40代くらいの母親がびっくりするくらい野球知識が豊富で思わず聞き惚れてしまった私。お父さんと小学生の男の子、という組み合わせは時代を超えて見慣れた光景。会社帰りのお父さんはどこかの駅で息子と待ち合わせをしたんだろう。ワイシャツの上におそろいのジャイアンツのTシャツを着ていた。
 そうやって幅広い層の人たちが野球に夢をいだくからよけいに、みんな辛口になったり辛らつな批評をしたりするんだろう。今日観ていたって、観客一人一人が野球評論家なんだもの。白熱したゲームが続けばファンは離れないし。そして、テレビもいいけどたまには実際に観にいこうぜ、と誘い合うことも大事なんだろうね。そういう場合、チケット代というのは適切なんだろうか。そういうことも検討してほしい。
 ちなみに今日は前半は、ジャイアンツのパウエル、ホークスのエース新垣の好投、中盤以降は清水、二岡、李のホームランもあり、ジャイアンツの打線に軍配があがり、7×3という結果だった。
 一緒に行った相棒はジャイアンツファン。一緒に行くといつも負けていたので、今日はビールが美味しかったみたい。最後、「ジャイアンツの勝利を祝って万歳三唱を!」というアナウンスが流れたとき、「万歳三唱かよ」と苦笑いしていたのに、掛け声があがるとマジに大声で「ばんざ~い! ばんざ~い!」とやっていたのが笑えました。無邪気なかつての野球少年です。

 さて、なにを隠そう、私は別にジャイアンツファンではありません(笑)。アンチではないけど。私の野球遍歴は、カープ~ドラゴンズ~ホークス、あたりをウロウロしていて、シーズンによってあっちに行ったりこっちに行ったり、と多少浮気女な感じでしょうか。メジャーのイチローのようすや、松井の骨折も気になる昨今です。

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