隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

圧倒されたエレカシLIVE~さいたまアリーナ

2014年01月13日 19時00分28秒 | ライブリポート(音楽)

2014.1.11
エレファントカシマシ
デビュー25周年記念 SPECIAL LIVE
at さいたまスーパーアリーナ


 急いで用事を終えて埼京線に乗り込み、北与野駅に向かう。さいたまアリーナに行くときはいつもこのやり方。北与野駅のトイレはすいているし。
 埼京線の南与野あたりで見たデカい夕日と富士山のシルエットが絵のように(相変わらず陳腐です)美しくて、しばし見入ってしまいました。夕日ってきれいなんだけれど、心情的にはなんとなく不吉で、不安になるような。
 でもとりあえず無事にアリーナに到着。開演5分前に、アリーナスタンディングエリアに入りました。
 40前後の男性や、30代くらいの女性や、そして大勢の若者・・・。なんだかドキドキしてくる。

 以下のセットリストは、あちこちからのかき集めです。

★第 1 部★
01  Sky is blue
02  奴隷天国
03  悲しみの果て
04  新しい季節へキミと
05  今はここが真ん中さ!
06  彼女は買い物の帰り道
07  リッスントゥザミュージック
08  ヒトコイシクテ、アイヲモトメテ
09  Darling
10  シャララ
11  ココロをノックしてくれ
12  未来の生命体
13  デーデ
14  達者であれよ
15  今をかきならせ
16  やさしさ
17  珍奇男
18  男餓鬼道空っ風
19  風に吹かれて(ピアノバージョン)
20  傷だらけの夜明け
21  あなたへ
22  ハナウタ~遠い昔からの物語~
23  ズレてる方がいい
24  俺たちの明日

★第 2 部★
25  今宵の月のように
26  さらば青春
27  昔の侍
28  旅
29  桜の花、舞い上がる道を
30  笑顔の未来へ
31  あなたのやさしさをオレは何に例えよう
32  so many people
33  生命賛歌
34  ガストロンジャー
35  ファイティングマン

ENCORE
01  男は行く
02  待つ男


 WOWWOWをご覧になった方も大勢いらっしゃるでしょうし、細かくレポは書かないけれど、思いつくままに心に残ったことを記しておきます。
 なにしろ、あのエレファントカシマシのデビュー25周年記念LIVEで、そして私にとっては野音で復帰した宮本さん率いるエレカシのひさびさのLIVE(ココの武道館以来? え、そんなに行ってなかった? 私はいったい何をやってたんだろう・・・)ですから。

■言葉もない・・・
 オープニングの「Sky is blue」で中央の大画面に上る朝日の映像。私が見たこの日の夕日ではなく、大きな「朝日」。曲の歌詞と相まって気分があがる。
 そして、2曲目の「奴隷天国」で会場が高まる中、天井からは無数のカラフルな風船たちが一気に下りてきて、もうその段階で熱気がMAXになってしまった。その風船をつかんで掲げたり回したり、あるいは突いたり投げたり・・・、みんな思い思いに暴れて、宮本さんの「奴隷」になってしまう。エレカシに風船って、そんなのあり?っていう感じ。大画面に映る宮本さんの激しく挑戦的な目にちょっとおののいたりする。
 そのあとにもう「悲しみの果て」だもの。心はフワフワしたまま。
 「桜の花、舞い上がる道を」の花吹雪は武道館でも見たような気がするのだけれど、この日の花吹雪と宮本さんの横顔の映像は、神秘的ですらありました。
 それから、どの曲だったか、「エレカシといっしょに歌おう」のコーナー復活!はおなかを抱えて笑いました。「これが合唱か~」と言っていたのもおかしかったなあ。
 ストリングスセクションとホーンセクションへの心配りと尊敬の思いも十分に伝わってきた。
 蔦谷好位置氏のピアノで聴かせてくれた「風に吹かれて」も心にしみたし、ストリングスやホーンとのセッションで聴かせた曲の盛り上がりも胸をいっぱいにする。
 私、「デーデ」はほんとうに久しぶりです。初めて聴いたときに言葉にやられて、なんだか怖いような気がした思い出がある。今回は聴き入りました。
 十代で作った曲から、いちばん最近の「あなたへ」まで、宮本さんもメンバーも、なんだか「全力」という表現がこんなにぴったりのLIVEもないような気がする。
 それで、4時間だもの。第1部が終了したとき、あとはアンコールだと思ってしまった私。ちょっと多めのアンコールなんだなあ、なんて。「ガストロンジャー」や「ファイティングマン」はやらないのかな・・・とか。
 わかりきっていることだけれど、宮本さんは歌唱だけでなく、すべてのパフォーマンス、画面に映る表情、鋭い目の力まで含めて、稀代のエンターテイナーだと再確認。吉井さんとは異なる意味で、ロックスターなんだろう。
 あれだけ「全力」で、歌って、走って、挑発して・・・、大丈夫なのかなあ、なんてちょっと思ったりしたけど(だって47ですから)、アンコールにあの2曲をもってくる余力がどこにあったの?ってことだ。
 ましてアンコールの「バンド! エレカシ」は強烈でかっこよくて、もう言葉もありませんでした。
 スゴイよ、あなたたちは!


■覚えている宮本語録
 何度も何度も、「エブリバディ、ありがとう」「さいたまアリーナ、すごいよ。こんなにたくさん来てくれて」と言っていたっけ。
 それから、「曲はたくさん練習してきたから」って。たくさんの曲をやるよ、やりたいんだよ…という気持ちがひしひしと伝わってきました。
 「涙のテロリスト」というタイトルが「笑顔の未来へ」になったことも(それにしても、歌詞の中に残っている「涙のテロリスト」はホント、印象的なフレーズだ)。
 そうそう、「さらば青春」とときだったか、「名曲だと思うんだけどなあ」と。私も心からそう思う。
 佐久間正英プロデューサーの名前もちょっと発していたな(ココで佐久間さんがエレカシを語っています)。
 あとはね、例によって文としてオコすにはやっかいな彼らしい思考の言葉がたくさんありました。

 
 いい曲を、いい歌を、熱い曲を、せつない曲をたっぷし聴かせてくれて、「がんばれよー!」と、最後はあっさり去っていきました。
 大声で、宮本を真似て歌う男たちがスタンディングにはたくさんいたけれど(「珍奇男」とか)、もうそれもすべてOK!なLIVEでした。
 男たち、あしたから元気で行けよ!ってな感じです。
 エレカシの40周年、50周年が見られるように・・・。そういう願いをこめて。



レビュー
 http://www.barks.jp/news/?id=1000098602


WOWWOWで再放送!
 今回見られなかった方! ぜひぜひどうぞ!
 
 http://www.wowow.co.jp/pg_info/detail/104561/index.php?m=01#intro


「僕らの音楽」に出演だそうです。
 メンバーがまたまた魅力的です!

 http://www.fujitv.co.jp/ourmusic/index.html


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