2013.8.27(火)
なんだかうまそうな雲がポッカリと浮かんでいた朝。
急にこんな空気を感じると、暑さも忘れて、単純に寂しくなるな。
まさか、このまま次の季節に・・・? ってことはないよね。
■■「全曲が愛おしい」
『bridge』購入。
仕事相手を待っているあいだ、スピッツの記事だけ読む。
(今月号は、バンプ、エレカシ宮本さん、クリープハイプの記事もあって、楽しみ)
渋谷さんは巷の噂?を十分承知らしく(笑)、「つくった本人を前に自分が勝手に曲解説をする、という読者が激怒する企画」でやる、とあえて宣言している。
そうなのよね~。イラッとして読むこともあります。つくった本人が「ええ、まあ」「そうですか?」的な反応しているのを、こっちは勝手に、「ほら、とまどってるじゃん」「反論すればいいのに・・・」なんて思ったりしてね(本当はこっちも何もわかってないのに)。
だけど今回は、なんだか「つくった人」がとまどってない、というか・・・。渋谷氏の解釈の是非はともかくも、自分の中に大きな木がちゃんとある感じ?
読後感は、なぜかすっきり、でした。
さまざまなことを受けとめ、向き合って、自分なりに歩んだ、あれからの軌跡を、奇をてらうことも大げさに飾ることもなしに語っているさまは心地よい。そして、こういう日々だからこそ、こうやってアルバムをつくったという説明に説得力がある。
この人は、頭のいい人です。
全曲が愛おしい、と「つくった本人」が形容しているアルバムが、ほんとうに楽しみになってきた。
少しだけ歌詞を渋谷さんは披露しているんだけど、すでに配信されている1曲の中の歌詞の一部が私が聴き取っていたのとは異なっていた事実が判明。
最初に聴こえてきたときに、えらそうですが、あ、ちょっとスピッツにしては陳腐?なんて感じたりして。でも違ってたんだ~。その短いフレーズがたまらなくよくて・・・。外し方?が大好きなスピッツっぽくて、うれしくなりました。
アルバムがリリースされたら、ぜひ書きたいな、と。
子どもは案外たくましい。
そして、あのときだから感じられた、ショックを受けることができた、という貴重な時間の流れがある。たぶん、少し形が異なっても、誰にもある時間のような気もする。
大人の多少のフォローが必要なときもあるし(それを見逃さないようにするのは私たちの責任だけど)、むしろフォローなんかないほうがいいこともある。
隠してしまうことで子どもを守ったつもりが、貴重な体験の機会を奪うことになることもある。
今回の「はだかのゲン」の問題は、深い議論もなされないままに・・・ということかな。
大人にできることは、隠して守ることだけじゃないんだ。
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