隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「ロックミュージシャンがやってるラジオ番組っぽい?」-「洋楽編」です

2019年05月08日 08時55分41秒 | スピッツ

2019.4.28 21:00~
『草野マサムネのロック大陸漫遊記』
 TOKYO FM


 
    https://www.tfm.co.jp/manyuki/



 草野マサムネの日常。
 道を歩いていたら、前にいた同い年くらいの男性がこけた・・・。
 で、「大丈夫ですか?」と思わず声をかけたら、「だ、だ、だいじょうぶです」と恥ずかしそうに言って去っていったと。
 そのあと、頭の中を「大丈夫ですか?」という自分の声がグルグル回って、「オレの声って頼りない声だな」と。
 草野「これがプロレスラーの蝶野正洋さんみたいな力強い声だったら、『あ、肩かしてください』とか頼ってもらえたのかな。森本レオさんのような優しい声だったら、『大丈夫じゃないです~』とか言ってもらえたのかな」
 そのときの男性は「たぶん大丈夫だったんだろうと思うけれど、そんなことを考えてしまった自意識過剰な今日この頃です」って。

 いやいや、世知辛い世の中、声をかけてもらえたら、恥ずかしさはあっても、やっぱりちょっとうれしいんじゃないかなあ。若い頃は、「声なんてかけないでー」と恥ずかしさで逃げ出したくなったかもしれないけれど、今となっては、じわっとうれしいかも。
 彼は、バス停で前に並んでいた女性の肩に虫がとまっていても「はらっていいですか?」とか尋ねちゃう人だから、案外貴重な生き物かもしれませぬ。
 え、私ですか? こんな年齢になると、「ああ、大丈夫ですか~」とかついつい声を出してしまうものですよ。親切心を越えて、条件反射みたいにね。

 そして、今回のテーマは「アナタのアゲアゲロックナンバーリクエストで漫遊記・洋楽編」。
 思いのほかたくさんのリクエストが寄せられたそうで、来週は「邦楽編」と2週続けての特集です。


 オンエア曲
 01 野生のポルカ(スピッツ)
 02 It's Time to Party(Andrew W.K.)
 03 Come On Feel The Noize(Quiet Riot)
 04 Semi-Charmed Life(Third Eye Blind)
 05 In Love With A Camera(The Struts)
 06 Parchman Farm(Cactus)
 07 Still Waiting(SUM41)
 08 The Art of Losing(American Hi-Fi)
 09 太陽のラ(PoPoyans)


 漫遊前の一曲は、スピッツで「野生のポルカ」(2013年、14thアルバム『小さな生き物』)。
 スピッツにはアゲアゲの曲はあんまりないって本人が言っているけど、そんなことはないですよね~。
 「数少ないアゲアゲソングの中の代表曲がこれかな?」と言ってました(笑)。

 最初の曲は、Andrew W.K.で「It's Time to Party」(2001年、デビューアルバム『I Get Wet』)。
 草野「これ、オレのリクエストです。東京都、草野マサムネさん」(笑)
 「アゲアゲソングといえばコレ!」という曲だそうで、「2週にわたる『アゲアゲソングリクエスト』の幕開けってことで、私recommendの曲」。
 たしかに気分があがる曲。Andrew W.K.はバンド名でもあるんですね。
 
草野「ジャケットもスゴイです。アゲアゲすぎて鼻血出てる・・・みたいな」
 
やだ、もう!
 


 次は、Quiet Riotの「Come On Feel The Noize」(1983年、3rdアルバム『Metal Health』)。
 リクエストされたリスナーのひとりが和菓子職人さんだそうで、「友人がカラオケで歌うと、必ず拳を突き上げて盛り上がる」そうだ。「オアシスバージョンも好きだけど、こちらをリクエスト」と。
 Quiet Riotのアレンジが好き、という人、結構多いですよね。
 Quiet Riotは「80年代にLAメタルで人気のあったバンド」。
 オリジナルは70年代のイギリスのバンド、SLADEの楽曲。
 スピッツは、1992年の「惑星のかけら」ツアーでカバーしている。どんな感じでアゲアゲになったかは記憶にないです(笑)。
 久しぶりに聴いたなあ。懐かしい。気分の上向きになってうれしい。
 ギターソロも心地よくて聴き入ってしまう。
 ちなみに、オアシスバージョンはこちら。
 Oasis - Cum on Feel the Noize Live - HD [High Quality]

 そして、1973年のオリジナル「Come On Feel The Noize」。
 音もアレンジも、涙が出るほど70年代だ。ポップで、MVにも時代が反映されている。
Slade Cum On Feel The Noize 1973

 次は、Third Eye Blindの「Semi-Charmed Life」(1997年、デビューアルバム『Third Eye Blind』)。
 Third Eye Blindは「90年代に活躍したロサンゼルス出身のスリーピースバンド」。
 Third Eye Blindは思い出があるそうで。20年前のアメリカでのレコーディングの際(マイアミショックのときかな?)、アメリカ人のスタッフが連れてきた恋人が、「Third Eye Blindのボーカルのステファンってかっこいいのよね」とずっと言ってたんだとか。
 草野「そしたら彼氏のほうがだんだん不機嫌になっちゃって、恋人が好きな芸能人にやきもち焼いちゃうっていうのは、世界中おんなじなんだなと思いましたね」 
 同じ経験あるのかな?(笑)
 それでは、ライブのステファンを見てください。
Third Eye Blind - Slow Motion (live)

 次は、The Strutsの「In Love With A Camera」(2018年、2ndアルバム『Young & Dangerous』)。
 The Strutsは「イギリス出身の若きグラムロックバンド」。
 クイーンのフレディ・マーキュリーに似たボーカルがいるということで話題にもなって、「気になっていたけれど、ちゃんと聴いていなかった」と。
 今回リクエストがあって、「ちゃんと聴いたら、カッコいいですね。ポップだし。クイーンみたいな曲を現在進行形で聴きたいという人にもマッチするかも」。
 これ、MVです。
 The Struts - Kiss This (Official Music Video)
 いかにも、今伸びていく勢いがあって、そしてみんな美しい・・・。


 メッセージコーナー。
 「スピッツの曲は、Aメロ、Bメロ、サビときちんと構成されているのに、ギュっと濃縮されていて短く感じられて好き」と。
 そこでご提案。
 「3分以内のロックナンバーで漫遊記」はいかか?と。「最近は壮大なアレンジで7分という曲もあるけれど、え、これで3分?というお得感も味わってみたい」と。
 草野「オレ、基本、3分以内の曲が理想だなと思っていて。長い曲で好きなのもあるけれど、やっぱり3分くらいがいいかな」
 ゆっくりフェードインしてくる曲は「チュルチュルチュル」と早送りボタンを押してしまう、とか。
 「ゆっくりフェードイン・・・、苦手です」(笑)
 3分と言わず、2分くらいでしっかり構成されている曲で特集を考えたこともあるとか。これもいつかやってくれるかも。

 そして、次は古いところから・・・、Cactusで「Parchman Farm」(1970年、デビューアルバム『Cactus』)。
 Cactusは60年代末期に結成されたアメリカのハードロックバンド。
 リクエストされたリスナーさんは、「レッドツェッペリンのジョン・ボーナムが慕ったというカーマイン・アピスのドラミングがアゲアゲで最高です!」と。
 本当にカッコいい!
 草野「まだヘビーメタルというジャンルがなかったころから、ヴァニラ・ファッジというバンドでヘビーメタルなドラムを叩いていた」
 ブラック・サバスのヴィニー・アピスは彼の弟で、「手数の多いかっこいいドラマー」と。
 ヴァニラ・ファッジといえば「You Keep Me Hangin’On」。Cactusよりも前のカーマイン・アピスでどうぞ。
ヴァニラ・ファッジ キープ・ミー・ハンギング・オン Vanilla Fudge You Keep Me Hangin' On


 次は、SUM41で「Still Waiting」(2002年、2ndアルバム『Does This Look Infected?』)。
 
SUM41は、カナダ出身のパンクロックバンド。
 
Green Day以降のパンクロックバンドはあまり詳しくないという草野氏は、「(ボーカルが)アヴリル・ラヴィーンと結婚していた」というワイドショー的な知識しかなかったらしい。
 
The OffspringやThe Living End(ココで、前にかけていましたね)の名前を出して、「音楽的には、ちゃんと聴くと気分的にアガるなあ、と思いました」と。

 最後は、American Hi-Fiで「The Art of Losing」(2003年、2ndアルバム『The Art of Losing』)。
 American Hi-Fiは、ボストン出身のパワーポップのバンド。
 リクエストされた方は「盆踊りみたいなドラムを聴いてほしい」と。
 草野「盆踊りっぽくもあるけど、むしろ阿波踊り? 夏の祭りに向けて、気分をアゲアゲにしてくれる曲」

 そしてメッセージを!
 「魔法」「テレパシー」などスピリチュアルな言葉が歌詞にも使われているけれど、「テレパシーや透視力をおもちですか?」という問いに、
 「もっていないというか、基本、そういうものはあまり信じてもいない」と。だけど、「そういうものをテーマにした映画や小説には好きなものが多い」。ジブリのアニメとかね。
 「表情とかである程度読みとってしまう、勘の鋭い人っていますよね。それもテレパシーと言っていいのかな。そういう能力を隠している人もいるし。そういう人が占い師とかに向いているんじゃないでしょうか」と。
 そして、気の合う人の間で目配せである程度伝わってしまうのも、「それもテレパシーっていっていいのかな」と。「いろいろ伝わらないからおもしろいのかな、という気もしますけど」


 最後は、「ちょっぴりタイムマシン」のコーナー。
 今回は、PoPoyansの「太陽のラ」(2008年、デビューアルバム『祝日』)。
 アゲアゲソングが続いたあと、クールダウンの意味もあって「のんびりしたこの曲を」と。
 「ネットで印刷♪」を演奏して、「このCM」で知っている人も?と。
 草野「以前に『新木場サンセット』に出てもらったとき、ほんわかしているんだけど、その演奏力の高さにすごく驚かされた」
 ココココで短くコメントしたけれど、以後、ちょっとはまってCD購入に至った私です。
 草野「歌ってギターを弾いて、足でもなんか弾いてた、打楽器みたいなもの」
 心洗われる不思議な空間。


 特集の最後に・・・。 
 元気のいいロックナンバーをずらっと並べてかけると、「なんか、ロックミュージシャンがやってるラジオ番組という感じが出てましたよね」。

 「イケイケロックナンバーで」とか「ノリノリロックナンバーで」とか微妙にタイトルをかえつつ、またやってくれるそうです。
 来週は、いよいよ「邦楽編」だそうです!



 さあ、今日は青空だ。
 少し気になることに思い切って向き合って、さっさと解決してしまおう。
 みなさんも、よい一日を!


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