隠れ家-かけらの世界-

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「やさしい気持ち」が聴けました~亀の恩返し②(5月3日)

2009年05月05日 22時44分00秒 | ライブリポート(スピッツ)
亀の恩返し (2009年5月3日〈土〉in 武道館)

 今日は適度に晴れて、風が心地よい一日。
 昨日(コチラに書きっぱなしのレポあります)に引き続いて、今日も武道館。
 ふだんあまり聴かないアーティストばかりなので、それがむしろ楽しみ。
 会場のことなどは、2日のレポを見てください。


■昨日は北東、今日は北西の席
 場所によってまったく違った印象になるステージがおもしろい。
 出演アーティスト(スピッツ以外のソロアーティスト+Do As Infinity)は3つのうちの中央のステージの主に使ってパーフォーマンスを繰り広げるんだけど、昨日のは真横からすべて見られる感じ、今日は正面と後ろ姿がよく見られる感じ、かな。わかりにくい…。
 大声援で今日も迎えられたトップバッターのスピッツの場合は、昨日は斜め左後ろから、今日は斜め右後ろから、という感じだった。
 どっちにしても、普段は経験できない角度から彼らを見ることができたのは、なかなかおもしろかった。(ボーカル、やっぱり猫背だったし)
 昨日、音のことを書いてしまったけど、今日のほうがずっといい音だったと思う。バランスよく聞こえて、違和感なかったし。
 メンバーもリラックスして見えたのは私だけですか?
 セットリストで昨日と違うのは、「さわってかわって」のかわりに「水色の街」を演奏したこと。ボーカルの声、のびてましたね。

  ○春の歌
  ○チェリー
  ○メモリーズ
  ○水色の街
  ○正夢


 昨日書くのを忘れたけれど、「メモリーズ」は中央ステージのストリングスで始まり、そこからスピッツの激しい演奏に移行するところがおもしろかった。かっこよかったと感想をメールしてくれた友人もいます。
 友人の友人は初めてのスピッツライブだったそうで、「こんなに激しいんだ~」と驚いていたそうです。友人は「いつものライブはもっとロックで…」と説明したそうだけど(わかるわかる)。
 MCでは「初めての並び順」について。「いつもセンターだから、たまにはこんなふうにしてみたいと前から思っていた」と草野。ちなみにいつもが「田村→草野→テツヤ」だとすると、今回は「草野→テツヤ→田村」。
 「でも、ステージの中での位置としては、ココ(自分がいるところ)がセンターらしいです」という草野に、「えーっ!! そうなの? 俺、ずっとセンターのつもりでやあってたよ」とテツヤが突っ込んで(ボケて?)いました。
 昨日と同じように5曲であっさり終わって(笑)。ほかのアーティストみたいにステージ狭しを踊り回ったりアピールしたりするわけではないので、よけいに短く感じたのかも。自分たちのスクエアかた一歩も出なかったしね。
 ま、スピッツらしさなんですよっ、とあえて強調。

■怒濤のパフォーマンス
 ホント、そのあとに続く怒濤の…という感じだ。バンドのライブが多い私にとって、いつもとは違う楽しさでした。
 まず、Chara。10年以上前に一度だけイベントで見たことがあるだけ。ライブは初めてと言ってもいいかも。
 独特な雰囲気、オーラ、すばらしかった! かわいくて(スピッツと同い年です)キュートで、でもどこかちゃんと大人な感じ。フワフワ感と激しさの同居は心地よい。
 最初の「Tomorrow」。恥ずかしながら知らなかったのですが、これはミュージカル「アニー」の曲だとか。もともとメロディーが好きだったのだけど、ちょっと感動してしまった。
 「Cherry Cherry」と「あたしなんで抱きしめたいんだろう」だけわかりました。「あたしなんで~」はすっごく懐かしい。ゾクゾクしてしまった。
 真っ赤なドレスにミニブーツがキュートだったなあ。

 そしてKREVA。斜め前の女の子がピョンと立ち上がりました。うれしそう。背中が笑っています。
 今日は正面からもよく見えて、かっこよさが十分に。「かっこいい~」の声に「そう? いつも言われる」って(笑)。客を盛り上げる才能はすごいなあ。とくにファンじゃなくてものらないと悪いような気になるかも?
 一曲目の「成功」からラストの「あかさたなはまやらわん」まで超ハイテンションなまま突っ走りました。
 そして「スペシャル」を連発して今夜もコラボのお相手をステージに。会場さらにヒートアップ!!です。
 昨日はブルー、今日は黄色(オレンジ?)のシャツとGパンの草野登場。
 「くればいいのに」「生まれてきてありがとう」もどちらも、きれいな声がのびやらに会場に流れました。あのステージ上のハンドマイクの彼の動きを「かっこいい」と見るか、「ウロウロ」と見るかは、ご自由に、です。

 Do As Infinityは本当に初体験。伴さんのかっこよさは知っていましたが。
 「陽のあたる坂道」は好きな曲だったので、それが聴けてよかった。とてもパワフルで力のあるパアフォーマンスだったなあ。復活のこと、亀田さんへの感謝の気持ちを話したあと、伴さんはちょっと感極まったようすだった。モノトーンな衣装もステキでしたね。復活を喜んでいるファンの声援も聞こえてきた。

 そして、昨日のJUJUのような感じのスタンスで、絢香登場。つまり、なんというか、娘をステージに呼ぶような感じ?(笑)圧倒的な声量でした。見事。
 新曲の「夢を味方に」のほか「おかえり」「三日月」、それから亀田さんと昨年の正月につくったという「ありがとう」を。歌ったあと、「これ、かなりキツイ歌だっていうこと忘れてた」と。キーも高そう。
 二人の出会いなどについて、亀田さんと語っていた。かわいいドレス姿でした。

 最後は「シカオちゃ~ん!!」の熱い声援で、スガシカオさんです。
 「昨日、某男性ソロシンガーが下ネタでドン引きされたと聞いたから、今日は上品にいきます」とか(笑)。
 「春夏秋冬」「真夏の夜のユメ」もCDよりずっとパワフルでびっくり。
 MCで「ロックでしかひょうげんできないことがあるから亀田さんにプロデュースをお願いした」という話から、ファンからは「スガにロックはいらない!」という書き込みがあることも。「それをイチイチ俺に報告するんだよなあ」と亀田さん。
 スガさんは「決めるのはオレだからっ!」とかっこよく言っていました。
 そういえば、スピッツについても「亀田のプロデュースはもう飽きた!」という書き込みがあるみたいだな。ま、ファンはいろいろ思うよね。決めるのはもちろんアーティストなんだけど(当たり前)。
 その亀田さんとの作品「Hop Step Dive」はめちゃめちゃロックで、ステージを駆け回って歌っていた。細身の体とあのアクション、40過ぎてるとは思えない…。
 そして最後は絢香を呼んで「夜空ノムコウ」(ついつい「夜空のムコウニ」と言ってしまって、SMAPファンから怒られる)をデュエット。
 「(絢香は)デュエット慣れてるでしょ、こんなのと、こんなのと」とゼスチャーでコブクロを示唆する(どんなジェスチャーかわかるでしょ?)。笑ってしまう。自分はあんまり経験ないからと言ったあとで「歌、うまいよね~」と感心していたスガシカオでした。
 「夜空ノムコウ」は名曲です、ステキなハーモニーに聴き惚れました。絢香さんの声量すごいので、ハモリのスガさん消えるところも…。これはどうなの??

■「やさしい気持ち」だー!
 「最後にもっと楽しもうね」と亀田さん。スピッツが呼ばれて再び登場。
 亀田バンドとスピッツをバックバンドに、CharaとDo As Infinityが「やさしい気持ち」をセッション。いやいや、楽しいカラフルなステージでした。伴さんの「やさしい気持ち」もよかったし。
 この歌はいろいろ思い出もあるし、忘れられない曲だから。
 斜め後ろから見ていた私ですが。スピッツもセッションしてたけど、エリアから一歩も出ないところ(笑)が、やっぱスピッツだなあ、とか。正面からはどんなふうに見えたんでしょうね。
 最後は昨日と同じで、今度は絢香との「魔法のコトバ」。絢香さんは、自分の楽曲とはちがうもっと軽い感じで楽に「ド声量」(笑)で歌っていました。リズムをとる姿がかわいらしかったです。お互いにメロディーラインとハモリを交互に歌う、という感じで。
 始まる前だったか終わってからだったか、絢香さんとスピッツ草野が軽く地味に会釈していたところが、なんだかおかしかったです。
 最後に「どうもありがとうございました」という落ち着いたいつもの感じのマサムネ氏の声がきこえてきたっけ。
 聴き足りないなあというファンの気持ちもあったかもしれないけど、それでも私はおなかいっぱいにして、武道館をあとにしました。
 この次は夏のイベントでスピッツに会えるかな。


たいした画像じゃないけど、武道館に入る前に友人と散歩したので。
 散歩には最適の気温と風と陽射しでした。


東京国立近代美術館




北の丸公園の芝生広場

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