隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

北のバンドで漫遊記・・・「北海道、行きたいなあ」と、これはワタシ

2019年04月02日 21時43分35秒 | スピッツ

2019.3.31 21:00~
『草野マサムネのロック大陸漫遊記』
 TOKYO FM


 https://www.tfm.co.jp/manyuki/



 最近はやりのBluetoothのスピーカーやヘッドホンのお話。
 草野「オレもよく使っているけど、充電がめんどくないですか?」
 それで調べてみたら、ソーラーパワーのヘッドホンとかが出ているそうで、「夏になったらためしてみようか」と。
 そのうち、テクノロジーの発達で充電レスの製品がでてこないものか、と。「無理かな」

 さてさて、今回は「北海道のロックバンドで漫遊記」。
 『不便な便利屋』『なつぞら』・・・と、「なぜか北海道を舞台にしたドラマと縁があるスピッツ」。
 北海道は、昔から出身ミュージシャンが多いんだそうだ。北島三郎~松山千春~中島みゆき~玉置浩二~吉田美和さんら。ああ、ホントだ。
 ロックカテゴリーで、「北海道出身というより、北海道を拠点にして活動したことがあるバンド」、という括りでセレクトしたそうだ。


 オンエア曲
 01 雪風(スピッツ)
 02 新宝島(サカナクション)
 03 HONEY DANCE II(KENZI)
 04 グロリアス(GLAY)
 05 2月/ february(bloodthirsty butchers)
 06 バナナフィッシュの浜辺と黒い虹 with Aimer(Galileo Galilei)
 07 アニー(ズーカラデル)
 08 メロディ(Sleepy.ab)



 漫遊前の一曲は、スピッツで「雪風」(20015年、40thシングル。最初はデジタル配信。2016年、アルバム『醒めない』)。
 ドラマ『不便な便利屋』のオープニングテーマ。
 優しい歌詞なんだけれど、雪のテーマの中でエイを海で泳がせちゃったり、「無敵の微笑み」とか、果ては「これでいいかな? ダメって言うかな?」なんて問いかけられたり。いろいろ味わえる豊かな曲だ。

 最初の曲は、サカナクションの「新宝島」(1999年、4thシングル)。
 草野「ここ最近、北海道出身のバンドといって思い浮かぶのは、サカナクションかな、オレ的にはね」
 スマホのSiriのCMで「サカナクション流して」というのがあったけれど、あれ、草野くんのまわりでも流行ってて、流行語になっていたとか。
 あ、これだ!
 Apple - iPhone 4S TV CM - globe 日本語

 Siriか~。あんまり使わないなあ(笑)。
 草野「『新宝島』は曲もすばらしいんだけど、PVがよくて」
 繰り返し見たくなる中毒性があるとかで、自分の中にしっかり沁みついたことから、とうとうスピッツでカバーしちゃって・・・。
 夏のイベントで大盛り上がりというメッセージをたくさんいただいたけれど、私は残念ながら・・・。
 草野「あんなにお客さんに喜んでもらえると思わなかった。サカナクション、ありがとうって感じで、ホントに人気があるんだなと改めて思いました」
サカナクション / 新宝島 -BEST ALBUM「魚図鑑」(3/28release)-

 個人的なことですが、2009年のアジカンのイベント『NANO MUGEN FES.』で初々しい、でも何かを予感させるサカナクションに出会っているんです(ココ)。
 ちなみにツレは息子で、あれからしっかりサカナクション追いかけています。
 それから9年の時が流れて、昨春の『VIVA LA ROCK』では、完全に圧倒されてしまった。「宗教か?」とか書いてる(笑)(ココ)。

 次は、KENZIの「HONEY DANCE II」(1986年、ミニアルバム『奴をマークしろ』)。
 八田ケンジ率いる結成35年のレジェンドバンド、KENZI & THE TRIPS(「ケントリ」)。
 草野くんが上京したころにインディーズロック界隈で人気だったのはLAUGHIN’ NOSE、THE WILLARD、有頂天などのバンドで、その次のウェーブといえるのが、THE BLUE HEARTSとこのケントリだそうだ。
 草野「のちに上田ケンジさんと(佐藤)シンイチロウさんはthe pillowsのオリジナルメンバーになるわけです」
 「HONEY DANCE II」はKENZI名義の楽曲で、昔スピッツもカバーしたことが。
 草野「田村がボーカルだったという、非常にレアな・・・。あのテープ、残ってるのかな?」
 彼曰く、「ご機嫌な曲です」。
 声といい、走る感じといい、たしかに「ご機嫌な曲」かも。

 次は、「超メジャーなバンド」、GLAYの「グロリアス」(1996年、2ndアルバム『BEAT out!』)。
 1988年、函館で結成された「国民的バンド」。
 両バンドがまだ駆け出しの頃、ジュディマリのライブの打ち上げでTAKURO & JIROに会って、少し話した記憶があるそうだ(草野「ジュディマリはYUKIちゃんも函館だよね」)。
 その後、GLAYが大ブレイクした年のクリスマスイブ、たまたまツアー中だったスピッツメンバーは4人でカラオケに行って、GLAYの曲を歌いまくった思い出もあるとか。ほほえましいですな。
 「グロリアス」、懐かしい・・・。もう20年以上前なのか・・・。魅力的な声だなぁ。
 草野「『インディゴ地平線』をリリースした頃のツアーを思い出しますね、若かった頃の。非常に懐かしい気持ちになりました」

 次は、留萌出身のバンド、bloodthirsty butchersの「2月/ february」(1996年、『cocorono』)。
 とあるイベントで、ボーカルの吉村秀樹さんから褒めてもらったことがあるそうで、「この人に褒められたらうれしい、という方だったので、とてもよく覚えている」と。
 (ずっと年上の方だと思っていたんだけれど、スピッツと同世代なんですねえ(笑))。
 2013年に亡くなられたときは、「すごくびっくりしてショックだった」。
 この曲は、「雪はやんでいるけれど曇って寒い日という雰囲気の曲で、吉村さんの歌が胸をぐりぐりする。寒いところ出身の人がつくったロックナンバーという感じ」と。
 私としては、この衝撃的なバンド名と吉村さんの声のギャップにおもしろさを感じた当時を思い出してしまいました。リリシズムあふれる歌詞・・・。生涯、「少年」だったのかな。
 遺作となったアルバム『青春(youth)』収録の「デストロイヤー」のPV。吉村さんもひさ子さんもカッコいい。
bloodthirsty butchers / デストロイヤー Music Video (監督:川口潤)

 次は、2007年結成の稚内出身のバンド、Galileo Galileiの「バナナフィッシュの浜辺と黒い虹 with Aimer」(2014年、3thミニアルバム『See More Glass』)。
 すでに解散したバンドだそうだけど、草野くんは「解散してから聴いたバンド。もっと早く知っていればよかったなと後悔」と。
 草野「バンド名から理系バンドかと思っていた。スコットランドのバンドを思わせるような温かみとひんやり感が共存している気持ちいいサウンド」
 これは「声がステキな女性シンガーAimerさんとコラボした曲」だそうです。
 草野「Aimerさんの声とバンドのサウンドのマッチングがすばらしい」
 なお、バンドメンバーは、その後、Bird Bear Hare and Fishという新バンドを立ち上げて活動中だそうで、「こちらも注目ですね」と。
 彼らの出身地、稚内は草野くんも好きでプライベートでも何度か訪れているそうで、「東京から直行行けてあの雰囲気を味わえるというのはステキですね。いろいろリセットできる」。
 道北の雰囲気が好きだそうで、「トビウオ」の歌詞「波照間から稚内」にもあるように、「国内にいるのに遠くに来た感を味わえるステキな街」と。
 (マネするわけではないけれど(笑)、私も好きな街。20代の頃から、最後は6年前かな?)

 そして最後は、ズーカラデルの「アニー」(2017年、ミニアルバム『リブ・フォーエバー』)。 
 昨年暮れに「2018年に気になった曲で漫遊記」で彼らの新曲をかけていました(ココ)。
 動画サイトで若手バンドの動画を探して見るのが趣味みたいなもの、という草野くん。
 そこで、ズーカラデルの「アニー」を聴いたときに、「あ、これ、見つけたかも」と思ったそうだ。
 「アニー」はいいです!! 昨年の「新木場サンセット」で聴いてハマりました(ココ)。
 草野「新しい感じもありつつ、おじさんの耳にも心地よいロック。ギターの音とかフレージングが好きです」
 

 北海道のバンドと言えば、怒髪天、ゴーバンズもかけたかったな、と。
 また、eastern youthは近々、別の特集でかける予定になっているらしい。
 
草野「あとで、あの人もいたじゃん、とかありそうだけど、1時間の番組ということで、ご容赦ください」



 そして最後は、「ちょっぴりタイムマシン」のコーナー。
 今回は札幌で結成されたバンド、Sleepy.abの「メロディ」(2006年、3rdアルバム『palette』)。
 何度かイベントで一緒になっていて、「独特の世界を作り上げているバンド。これは、冬に宗谷本線の車窓から眺めながら聴いたらいいんじゃないか。ひんやり感とドリーミーな感じが絶妙」
 草野「もっともっと聴いてほしいという曲たちを奏でているバンドです」
 
2010年の「新木場サンセット」で初めて聴いて(ココ)、このときはセットリスト全曲はわからなかったんだけれど、あのあと聴くようになって、「メリーゴーランド/君と背景/ドレミ/メロディ/ねむろ」だったことが判明。
 
(私にとって、ズーカラデルと同様に、スピッツの夏のイベントで出会って好きになったバンドの1つです)
 
サウンドも北海道っぽいなあと感じて、「どんな人の影響を受けているの?」と尋ねたら、「玉置浩二さん」と返ってきて、「ああ、なるほどなあ」と思った、とか
 
6月には、6年ぶりに彼らの東京でのライブが予定されているそうだ。



 来週のテーマは「クセになるおもしろソングで漫遊記 Part 2」。
 前回(ココ)好評だったので、第二弾!ということらしい。
 草野「前回はジャンルがばらけたので、今度はロックっぽい曲をセレクトしてみます」 
 たしかに・・・。前回はふなっしーも流れたしね(笑)。




 
そうそう、わが家の近くの桜は、寒さのせいで動きをやめたみたいで、五分咲きから七分咲きで躊躇している。
 ちょっとここを留守にするけれど
、帰ってくるまで待っててくれるかな?
 線路わきの面に咲く桜たち。
 今年はゆっくり桜並木の下を歩く時間をもてないかもしれないけれど、でも季節の行ったり来たりをちゃんと受け止めて、感じて暮らしていよう。

 


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