隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

「これからもおもしろい曲を」~2000のエピソード!

2022年04月26日 09時30分45秒 | スピッツ

2022.04.24
「草野マサムネのロック大陸漫遊記」
FM TOKYO



4月も最終週!
 草野「運転中の方、お仕事中の方、暇こいてる方、いろんなシチュエーションの方がいらっしゃると思いますが、ちょっとした息抜きにしていただけたら幸いです」

 そして、今日は【スピッツ曲リクエスト/思い出エピソード添えで漫遊記パート②】。

 オンエア曲
 01 歩き出せ、クローバー(NICO Touches the Walls)

 02 大好物(スピッツ)
 03 青い車(スピッツ)
 04 夜を駆ける(スピッツ)
 05 チェリー(スピッツ)
 06 甘ったれクリーチャー(スピッツ)
 07 ナナへの気持ち(スピッツ)
 08 正夢(スピッツ)
 09 醒めない(スピッツ)


 漫遊前の一曲は、「スピッツ曲ばかりが流れる日は、誰かがカバーしてくれたスピッツ曲を」ということで、NICO Touches the Wallsがカバーした「歩き出せ、クローバー」(1995年、6thアルバム『ハチミツ』/2015年、トリビュート・アルバム『JUST LIKE HONEY ~『ハチミツ』 20th Anniversary Tribute~』)。
 (ステキなカバーだ。曲の良さに彼らの勢いが乗っかって、疾走感が倍増! 草野くん、リリース時に絶賛してたなあ)
 草野「この曲がこんなにカッコよくできるんだ~って感動したんですよね。曲に別の命を与えてもらったということで、うれしかったという記憶があります」
 東京都、草野マサムネさんのリクエストです!

 最初の曲は、「大好物」(2021年、45thシングル 配信)。
 昨秋に劇場版『昨日何食べた』を隣町まで車で2時間かけて見に行った。本当はスピ友さんと行きたかったけれど、コロナ禍ということで「しかたなく」夫さんと。
 ドラマを見ていなかった彼に、登場人物のこと、関係性を事細かに解説したところ、最初は乗り気ではなかった彼も、妻の解説にだんだん興味がわいてきたようす。
 とてもおもしろかったようで、「あのリンゴのトースト、なまら美味そうだった」「あんな内野さん、初めて。『風林火山』や『仁や『とんび』と真逆で、あんな演技ができるなんてすごいな」などと。
 それでもいちばんうれしかったのは、普段はスピッツの曲にまったく興味を示さない彼が「あのスピッツの曲、映画にぴったりだったな」と言ってくれたこと。
 それからドラマ版のDVDをレンタルして見たそうだ。
 「夫が唯一褒めてくれたスピッツ曲です!」
 草野「やったね! 普段スピッツに無関心な旦那さんに届いたっていうのがうれしいね。今後も旦那さんに届くような曲を頑張って作りたいですね」
 (ファンじゃない人の評価って、すごくうれしい発言、若いころにしてましたよね、よく。)
 でも「映画の力が大きかったかな。いい映画でしたもんね」と。

 次の曲は、「青い車」(1994年、9thシングル/1994年、5thアルバム『空の飛び方)。
 (おおおおおっ! 好きな大好きな曲だ。初めて聴いたときからず~っと好きな曲・・・としつこく。声もサウンドも、若くてやわらかくて、で、ちょっと危なげな歌詞!)
 16年前、残業帰りの車の中で、『リサイクル』を聴きながら走っていたら、スピード違反で覆面パトカーにつかまって・・・。
 「お急ぎでしたか?」に、「スピッツの曲聴きながらノリノリで」とも答えられず。
 そのとき流れていたのが「青い車」。いまだに、「青い車」を聴くとスピード違反を思い出し、「安全運転を心がけます」。
 そのおかげで、ゴールド免許を維持していて、「スピッツの曲に命を救っていただいたと思っています!」。
 茨城県の方からのメッセージだったので、「茨城って平野が多いから、見通しのいい道路ではついついスピードが出ちゃうかもね。気をつけて」と。
 草野「命を救ったというのは大げさかもしれないけど、お役に立てたのならよかったです」

 次の曲は、「夜を駆ける」(愚かな2002年、10thアルバム『三日月ロック』)。
 (好きなんて言葉では表せないくらい、大事な曲です。聴き飽きたら大変・・・と、普段はあまり聴かないようにしている、なんて、愚かな・・・)
 上京して大学生活を送っていた頃、深夜、恋人と遠くのスーパーまで二人乗りで買い物に行ったことがある。
 そのときの、深夜、誰もいない街、遠くの夜景、というシチュエーションが「夜を駆ける」を彷彿とさせ、今でも「夜を駆ける」を聴くと、あのときの情景が浮かんでくる。
 高校生のころから付き合っていた二人は、将来像の違いから、大学卒業のときに別の道を歩むことになったそうだ。
 草野「(二人の姿が)映画のワンシーンのように浮かぶね。ワンシーンに寄り添えたというだけでも、作ってよかったと思います」

 (勝手に、私にも浮かんできます、そのワンシーン)
 「切ないシーンに寄り添える曲を作れたら、と音楽を作る人間として思います」けど、上京してすぐのころはひとりぼっちだった草野くん、「(そのときにすでに)恋人がいたって、ちょっとうらやましい気もするね、うん」と。
 (その後にいいこと、たくさんあったでしょうね)


 次は、「チェリー」(1996年、13thシングル/1996年、7thアルバム『インディゴ地平線』)。
 くじ引きマシーンで与えられた楽曲を歌詞を見ないで完璧に歌ったら賞金ゲット!というテレビ番組。
 そのとき、えなりかずきさんが完璧に「チェリー」を歌って賞金をゲット!
 それからは、「こっそり、えなりさんを応援している自分がいます」。
 「チェリー」を聴くたびに、「えなりさんを思い出しつつ、私だって『チェリー』を完璧に歌いこなす自信がある!と思っている」そうです。
 草野くんは、えなりさんの回は見ていなかったそうで、「でもああいう場面で芸能人の方が一生懸命な姿を見ちゃうと、それだけでファンになったりすること、あるよね」。
 普段チャラい感じの人のほうが、いわゆるギャップ萌えしやすいかも?と。
 草野「えなりさんはチャラくはないけどね。でも『チェリー』を完璧に歌ってくれたということで、オレの中では好感度爆上がりですけどね」

 そして次の曲は、「甘ったれクリーチャー」(2005年、11thアルバム『スーベニア』)。
(うおー!と雄たけび。どうしたんだ。私の好きな曲が次から次へ。ライブでもこんなことはありえない。この曲は2015年のゴースカで復活して、このときのメンバーの発言「存在を忘れていた」がショックでした・・・。ココです。その後、夏のイベントなどのセットリストに登場することになったけど)
 トレーニングで筋トレなどやるとき、この曲のイントロでスクワットが張り切ってできる。準備体操のときからかけるとやる気満々になれる。走るときもちょうどいいリズムで、「運動に欠かせない曲です!」。
 (わかるなあ)
 あのリフ(ZO-3でもカッコいい)は、当時のホークスの外国人選手ズレータの出囃子をつくるとしたら、「こんな感じのリフがいいかな」とイメージして作り始めたそうで、「だから、スポーツとかトレーニングとの相性は悪くはないはず」。
 「歌詞に関しては、全然スポーツっぽくない、ちょっとヘンな歌詞なんだけど」って、そこがいいんじゃないですか、ね~。
 草野「そこはスピッツの通常運転ってことなんですけど。これからも、『甘ったれクリーチャー』で筋トレ、ランニング、がんばってください」

 次の曲は、「ナナへの気持ち」(1996年、7thアルバム『インディゴ地平線』)。
 (ああ、これも、初めて聴いたときに胸の奥をがっちりつかまれて、そうだ、あれって、スピッツ沼にはまった・・・っていうのかなあ。かわいいエロが溢れている曲です。ライブでは、2011年夏に聴いたのが最後かな。ココです。今のスピッツの「ナナへの気持ち」を聴いてみたいな)
 中学一年のときに出席番号で隣の席になったのがクラスのマドンナ的な女子で、「突然告白されてお付き合いすることに!!」。
 話をしたり一緒に帰ったりするだけだったけど、そのうちに周囲の男子にはやされて、3週間で自然消滅・・・。「その後はクラスのイケメンと噂になっていました」。
 その女子の名前が「ナナ」さん。曲の歌詞とは違って一緒に生きていくことはできなかったけれど、この曲を聴くと、「どうして告白されたのか、キツネにつままれたような甘い気持ちが蘇ってくる」そうです。

 「自慢かよ!って思ったけど、でも謎のモテ期ってあるよね」と草野くん。
 中学生くらいだと、どうしていいかわからないし、冷やかす友達もいるだろうし・・・。
 草野くんも自分の中学生時代を思うと、「叫びだしたくなるような恥ずかしい思い出」があるらしい。
 (きいてみたいけど)

 
 最後は、「正夢」(2004年、29thシングル/2005年、11thアルバム『スーベニア』)。
 (周囲に、好きだ!という人が多すぎて自分では語らないけど、アトランダムで流れてくると、ふっと心が静止してしまう、不思議な曲だ)

 これは曲を聴く前にエピソードを先にご紹介。
 長年乗っていた車、のちのちメンテナンスなどが大変になるだろうということで、手放すことに・・・。
 自分で運転して、いよいよ中古引き取り店に、というときに聴いていたのがアルバム『スーベニア』。その車で最後に聴いたのが6曲目の「正夢」だったそうです。
 聴いていると悲しくなって涙がでてきた、「今でも『正夢』を聴くと、大好きだったあの車を思い出します。マサムネさんは愛車とお別れするときに必ずやる儀式のようなものがありますか」。

 草野「わかります。車って擬人化すること、ありますよね。機械とか道具では片づけられない・・・。ちゃんづけで呼んだりね、カローラちゃんみたいに」
 (「カローラちゃん」発言、きいたことあるなあ)
 草野くんは同じ車に長く乗る人で、特に儀式めいたことはしないけれど、「写真はたくさん撮るかな」。
 外観よりも内装をしっかり撮って、「ときどき見返して思い出したり」。
 (これはすごくわかります。思い出、いっぱい詰まっているし。楽しいことだけではなく、失敗もあるしね)
 同じ車種の同じ色の車を街で見かけたりすると、「じーっと見つめてしまったりはしますね」。
 (あるある)
 (エピソード終わりで突然始まるイントロ。グッときました)

 特集の最後に。
 草野「たくさんのメッセージ、ありがとうございました」
 紹介できなかったものの中にも、「ホロリ」や「クスリ」があって、楽しく読んでくれたそうです。

 ハガキや封書もたくさん届いたそうです。
 草野「これからバンドを続けていくにあたっても、すごく力をいただきました。これを養分に、おもしろい音楽を作っていこうと思っています」
 (うれしい言葉。たくさん期待しちゃいましょう)


 来週は、【スウェーデンのロックバンドで漫遊記】。
 スウェーデンって、人口規模のわりにたくさんのバンドがいるそうだ。
 これまでも番組内で、実はスウェーデンのバンドでした、というのが結構あるそうで、「あくまで草野のプレイリストの中からいろんなジャンルのバンド」を紹介してくれるのだとか。
 これも楽しみです!

 そして、「草野さん、最近のキャラメル、歯にくっつかないんですよ」
 (ほぉ~)


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