2015.5.10
SPITZBERGEN TOUR 2015
GO! GO! SCANDINAVIA vol.6
at 新木場STUDIO COAST
前日よりもちょっと気温が低くて、夕方少し怪しげな雲が広がって・・・。
でも待望のゴースカ、行ってきました。
今年の春はありがたいライブ三昧でしたが、これでしばらくは仕事に専念かな。
以下のレポは(レポと呼ぶのもおこがましい)、例によって、帰りの電車でのMEMOをもとに記憶に頼ってさかのぼったあやふやな内容であることをご理解ください。
実際に参加された方に読まれると恥ずかしいのですが、勘違いや不正確さはご容赦を。お得意の「編集」入れてますので。
いつものように雰囲気だけ伝わってくれたらいいなと思っています。
また久しぶりに前のほうでもまれていたので、メンバーのようす、そんなに見ていなかったかもしれない。音にまみれて、ゆらゆらしているうちに終わってしまった感があります。
ではでは・・・。
最近はSTUDIO COASTの夏イベントでも後ろの余裕のあるスペースで楽しんでいることが多かったが、今回はちょっとがんばって1Fフロア。
前に行く気はまったくなかったけれど、メンバーが出てきて「ウワ~」の中で身をまかせていたら、いい感じのところまで行きついていた。センターよりも少しテツヤ寄り。崎ちゃんの姿もちゃんととらえられる位置。田村くんはちょっと難しいけれど、彼はきっと移動してきてくれるだろうし・・・ということで。
セットリスト(欠けていたり間違いがあったら教えてください。順番は合っていません)
● 晴れの日はプカプカプー
● テイタム・オニール
● さわって・変わって
● 魔女旅に出る(会場3位)
● エンドロールには早すぎる
● ホタル
● 桃
● 胸に咲いた黄色い花(会場48位)
● 恋する凡人
● 甘ったれクリーチャー
● 銀河鉄道999(1993年カバー)
● スピカ(会場2位)
● 猫になりたい
● 雪風
● 魚(会場1位)
● 三日月ロックその3
● 俺のすべて
● 8823
● 不死身のビーナス
encore
● ぶち(新曲)
● 夢追い虫
メンバーが選んだのか? 懐かしい曲が流れる中(南佳孝の「スローなブギにしてくれ」なんてホント久しぶり)、フロアの人がどんどん増えて、熱気が高まる。
メンバー登場。お客さんの歓声や拍手はいつものライブよりずっと大きく高く・・・。ステージのほうへ、ドドドーっとみんななだれ込む。
衣装は見える限りでは、マサムネ-紺のシャツにGパン、田村-サニーデイサービスのTシャツにグレーっぽいひざ下丈のパンツ、テツヤ-白と黒が大胆に配色されただぼだぼなTシャツ(VIVA LA ROCKで着てたかな)にスリムパンツ、崎山-上は忘れたけど、パンツはレンガ色かオレンジっぽいスリムパンツ。こういう説明は得意じゃないので悪しからず。
1曲目は「晴れの日はプカプカプー」。さすがゴースカ!なオープニング。武道館でも演奏したし、インディーズ作品の中でメンバーも納得のアレンジなのかも。「今夜のセットリスト、期待できるな」感が高まる。ボーカルの低音部分の微妙なかすれ具合が心地よい。きれいなだけの声じゃないぞ、と確認させてくれる。この曲はテツヤくんのバックコーラスがすばらしい。これがこの曲の魅力を際立たせている。この日もかっこよかった! こういう歌詞って、やっぱり若いときのものなんだろうな。インディーズの頃の作品、いい曲たくさんあり過ぎて埋もれさせておくのがもったいない・・・とか、再びそういう気持ちが高まってしまう。でも隠れているから探したくなるし、そういう秘密っぽい部分が残っていたほうがスピッツらしいかもしれないな。
続いて(5曲目くらいまでの曲順は自信があるが、あとは曖昧)、まさか聴けるとは!の「テイタム・オニール」。記憶に間違いなければ、イントロでアコギをひく草野くん、フロアの盛り上がりを見てちょっと満足げな表情。手拍子は心もち慣れない感じだけど(久しぶりだし)。タイトルからしてかわいい曲だ。女の子礼賛の彼らしい言葉が連なる。
次は、もうイントロだけであちこちから歓声が上がる。「さわって・変わって」。みんな待ってた曲なんだな。スピッツのシングルの中では断トツでロックっぽい。このときのPVの4人がまたまたかっこよかったし。照明が瞬時に色をかえて、メンバーの演奏姿を浮かび上がらせる。太い音でお腹を強く刺激しながらも、サビでのボーカルの高音が心地よい。田村くんは見えなかったのだが、フロントの二人がドシッと構えて演奏するさまがいい!
そして、オーケストラバージョンではない、バンドサウンドでの「魔女旅に出る」。広がりより、カチッとしまった感じの音もいい。この会場でのリクエスト第3位。いい曲だもんなあ。タイトルも、かわいい歌詞も、ストーリーが想像できちゃうようなところも。スピッツらしくて、でも実はこういう曲、ほかになかったりするかな。知り合いのY子さん、先日のゴースカで聴くことができて本当にうれしかったと。ライブビデオ「JAMBOREE 1」のシーンはステキだ。今よりちょっとだけ頬がぷっくりしたボーカルの横顔が幼い。今回もテツヤくんのバックコーラスが耳に気持ちいい。名曲だなあ。
そして、新木場のでかいミラーボールが回って「エンドロールには早すぎる」。頭の上でキラキラしているミラーボールを何度も見上げてしまった。ちらっと見えた田村くんがフロアを見て笑顔。手をフリフリさせて踊るみんなにそそぐ目がなんだか優しいね。ボーカルの声も最初かすれ気味のところだけがちょっと目立ったが、ここらあたりから高音も伸びて本当にきれい。力強い。
このあたりから、曲順はちょっと怪しくなります。
イントロでおおーっとなる「ホタル」。今回リクエストはしていないけれど、大好きな曲。1999年から2000年にかけての「ベスト盤」事件を払拭させて、「スピッツは大丈夫、続いていくから」と確信させてくれたシングル。でもそんなエピソードは関係なく、せつないけど体がもってかれちゃうような疾走感がいい。草野がデモをつくった段階ではもっとスローな曲調だったらしい。本人もメンバーもそれほど「推した」曲ではなかったらしいけど、石田ショーキチ氏が「これはいいよ!」と推してくれたとか。こんなふうに疾走感のある曲に育ったのには彼の功績が大きいのかな。埋もれなくてよかった~。Gパンのポケットからハーモニカを取り出して・・・。間奏のハーモニカも耳に残る。
この曲を選んだのは、リクエストが多かったからだそう。「ライブであまりやらないのは、単にキーが高くてキツイから。めんどい」んだそう。「でも今日はそんなにきつくなかった。みんなからのうるおい成分で喉が潤っているのか、あるいは今朝の納豆のおかげ?」って。
「桃」、テツヤ始まりのギターのイントロのリズムが特徴的で、すぐに「桃だー」とわかる。メンバー自身がよく、「スピッツ王道、スピッツらしい曲」と言う。クージーのハモリもステキ。テツヤの指先に見とれる。
最後の印象的なフレーズはテツヤくんのギターかと思っていたのだが、今回は草野くんだった? あれ、いつもそうだった? 余韻がすごく伝わっていつも心地よい。
セカンドアルバムからの「胸に咲いた黄色い花」。かわいい言葉とキュートなメロディ。「この歌、知らな~い」と後ろから。新しいファンの方かな。初期のアルバムにもたくさんいい曲があります! 私はなぜか最初、「夕日が笑う、君も笑う」のつもりで聞いていて、「鉄の扉こじ開けたら~♪」のところで、あっ!と気づいた。理由は不明だけどよく間違えるんで。この歌も、かわいいけど、それだけじゃない重い言葉選びがあったりして、深いなあと昔から思っていた。48歳の年男バンドが奏でても、それがちゃんと届くのがうれしい。
今年はメンバー全員が48歳年男ってことで、全体のリクエスト48位の曲として選曲したらしい。何百曲もあるなかで、セカンドからの曲が48位というのも、ある意味スゴイことだな。
「恋する凡人」、イントロから会場には悲鳴と熱気。スピッツ新たな「盛り上がり曲」としてすっかり定着してしまった。ステージ全体はよく見えなかったのだけれど、微動だにせずに演奏する2人のギタリストと、暴れるベーシストのアンバランスなバランスがいつも気持ちいい。きっとこの夜もそうだったはず! 崎ちゃんのスティックさばきはちゃんと見ることができた(今回は全編を通じて、崎ちゃんの笑顔は見やすかったんだけれど、演奏姿全体があまり見えなかったのが残念)。「これ以上歌詞にできない♪」のあと、短くタイトに終わる感じが好き。
きました!「甘ったれクリーチャー」。ゴースカでリクエストすることが可能になってから、ず~っと書き続けてきて、ようやく・・・です。涙が出そう。
実はこの日までは知りたくないと思っていたセットリスト。たまたまのぞいたブログで1曲だけ曲名が見えてしまって、それがこの曲だった。うれしいけど、その会場だけ、という可能性もあるわけで。ああ、本当によかった。フロア全体に「恋する凡人」以上の声が上がったような気がして、そうなんだ~、待っていた人はこんなにいたんだという驚きと感動。
イントロのぶっといギターといい、全編を貫くかっこいいリズム、M度の限りをつくす歌詞、うねるベース。ボーカルの大人な歌唱、ハーモニー。私にしてみたら、「夢追い虫」に勝るとも劣らない「魅力満載」の楽曲なんです。ああ、もっとちゃんと味わって、しっかり見ればよかった・・・。なんだかうれしすぎて、あまり記憶がない。
そのあとのMCで、「これもリクエストの数が多かった曲です。あんまりライブでやってなかったんですよね。やらなかった理由は・・・、(この曲の存在を)忘れていただけ。ああ、こういう曲があったんだ~って」。テツヤ or 田村くんが「曲、いっぱいあるからね~」って。
会場の衝撃もそうだけど、私の驚きもハンパではありません。忘れてた・・・? ファンのほうでどんどんアピールしなくちゃダメですね。いくらいっぱいあるからって、この曲を忘れてたなんて(と、私もいつまでもしつこい)。
いよいよ、恒例のカバー曲。
候補曲もたくさんあって(今までさりげなく、いかにたくさんの曲をカバーしてきたか!)、「みんなどの曲をカバーしたか覚えてないんじゃない?」にうなずく人多し。リクエスト上位の3曲は、
○ 銀河鉄道999(ゴタイゴ)
○ 星のラブレター(THE BOOM)
○ Swallowtail Butterfly あいのうた(Chara)
いや~、どれも聴きたい曲ばかり。「999」は草野マサムネではなく三輪テツヤのボーカルだってことを知った上でのリクエストだろうし、さすがゴースカだなと思う。(ちなみに私は「惑星のかけら」の頃の洋楽カバーをリクエストしてました)
Charaのカバーは2010年の新木場サンセット(ココ)で聴いて、雰囲気すごくよかったし、「星のラブレター」はまだブレークする前の大昔だったし。
「ブームも解散ということになったし、われわれがいただいて歌い継いでいこうかと」なんてことも誰か言ってたな。
田村くんが入れたスマホのアプリで騒音を検査するのがあるらしく、希望の曲のところで「ボ~ノ」(イタリア人タツオからの)と叫ぶことになった。
結果は僅差で「銀河鉄道999」。決まったとたん、「え、オレ?」とうなだれた感じで崎ちゃんのほうを見ていたテツヤくんがおかしかった。大歓声の中引っ込んで、999のTシャツに着替えて、マサムネくんと後退してセンターポジションへ。その瞬間、不思議なくらいにバンドの雰囲気がかわって、スピッツじゃなく違うバンドに見えたなあ。派手な男がボーカル・・・というバンドですよ。立ち位置だけで、こんなに違って見えるんだなあ。
テツヤくんのボーカル、すごくよかったし、うまかったし、声もすてきだった。昔はもっと張り切って声を出し切っていた気がするんだけど、今のほうがずっとよかったです。サラサラヘアーの揺れ具合もロックっぽくて、クールに歌い上げていた。最後のマサムネくんとのはもりもステキだった。
「ここからは学園祭ってことで」とハードルを下げるようなこと言ってたけど、とんでもないです。いいもの聴かせてもらった。
「25のときにカバーしてたんだ~。あのとき(今夜みたいに)受けてたらなあ」には笑った。しきりに「次のゴースカでは田村と崎ちゃんにもね」って。最後の抽選会でも、「次のゴースカでは、崎ちゃんの歌で、田村の歌で、ってね。曲名はいらないから」としきりにこだわっていました。
「今夜はオレは三輪テツヤじゃないよ。タケカワユキヒデ」、とも言ってたな。
それを受けてマサムネくんが「テツヤがタケカワユキヒデなら、クージーはミッキー吉野?」 これには会場もクージー本人も反応が微妙だったけど・・・。キーボーディストという共通点はあるし、ミッキー吉野は優れたアーティストだけどね。
会場2位の「スピカ」と殿堂入りしている「猫になりたい」。どちらも90年代の曲。前者は「楓」と両A面でどちらも超人気曲に成長したけれど、リリース当時はオリコン10位にも入らなかったし、後者は「青い車」のカップリング。でも、本当に心を震わせてくれる曲だなあ。
言い続けているけれど、「スピカ」は間奏のツインギター。ここは2人を凝視! 相変わらずさりげないけれど。
「猫になりたい」は音数が少ないスカスカ感が今の曲じゃない懐かしさを伝えてくれるけれど、こういうのをノスタルジックというのかな。声は昔より太くなってたくましいけれど、高音の伸びのつややかさは今のほうがまさっている。アウトロのギターのリフレインに聴き惚れる。
「雪風」演奏後、岡田将生くんの話題。「不便な便利屋」の最後で岡田くんが歩いているシーンのバックに流れる。
テ 「あそこで歩いてるの、マサムネだからね。間違えないでね」
マ 「いや、間違える人はいないでしょ」
いないだろうね(笑)。ここでだったか不明ですが、
テ 「マサムネ、今日はいつもより(腰を?)クネクネして歌ってたよ」
マ (苦笑)「無意識のうちにね」
なんてやりとりも。
会場第1位は「魚」だった。正直びっくり。いやいや、きれいな曲だし歌詞も幻想的だし、大好きなんだけれど、まさか1位とは・・・。前回もたしかいい位置にいたような気がするけれど。
イントロのきれいなギター、じっくりテツヤくんの手元を見ていた。サビでCDではバックで聴こえるマサムネくんの声がないのも新鮮。
それにしても、結果的にスピッツのビッグ3、「ロビンソン」「空も飛べるはず」「チェリー」がどれもセットリストにないっていうのは、ゴースカ以外ではありえない。必ずどれか1曲は入れるし、やっぱりそれを待っている人がいるというのも、そのときの歓声を聞けばもっともだしね。
そうそう、それに「好きな曲」というより、「ライブで聴きたい曲」というのがテーマだし。私も、好きな曲は数えきれないほどあるけれど、「好きなのに、ライブで聴いてないなあ」という視点で選んだことを思い出す。
そして怒涛のラストまでは、「三日月ロックその3」~「俺のすべて」~「8823」~「不死身のビーナス」の鉄板の流れ。「不死身の
フロアもステージ上も、戸惑いなんか何もなく熱気が高まる感じ。田村くんもこちら側にきてくれて存分に姿を見ることができたし、テツヤも前に来てソロを聴かせてくれる。ボーカルも「俺のすべて」ではステージ上を左へ右へ動いて、会場の隅から隅まで表情を送っていた。
隣のお兄さんは終始楽しげに、でも動きはおとなしく、だったのに、「8823」では腕振り上げて、結構活発な男子に変身していました。
う~ん、気持ちよい汗をかいたな。
アンコールからは撮影OKタイム。デジカメやスマホがキラキラしてみんなの頭上に上がる、上がる!
1曲目は新曲の「ぶち」(これでOK?)。リズムがちょっとおもしろくて、歌詞が聴こえる範囲内ではストレートな言葉が・・・。でもなんだかわさわさしちゃって、どんな曲だったか思い出せない。私も最初は頑張って写していたけれど、後半はあきらめて聴き入ることにしました。
なんと言ってもアンコールラストが、「夢追い虫」だったので。ARABAKIでもVIVA LA ROCKでも聴けたけれど、これは何度耳にしても価値が減らない、私にとっての「神曲」の1つですから。カメラを掲げる腕たちで遮られたので(笑)、音だけ聴いて酔いしれました。
そのあとは抽選会。前回よりも数は少ないよ、ということだったけれど、この会場は人数も最大なのでたくさん用意してくれたらしい。
メンバーが交代で箱から引いて会員番号を読み上げると、会場のどこかからか喜びの声が。今回は男性の名前も多くて、男性にあたるとメンバーがうれしそうだった。喜びの声があがると、特にマサムネくんと崎ちゃんがその方向をしっかり見て祝福していた。
また、ここは左右に広い会場だから、品物を見せるときもメンバーに関するときも、マサムネくんが前に出て説明したり、メンバーを促したりしていたっけ。そんなことに気を使える大人になったんだね(と失礼ながら上から目線)。
番号を読み上げるとき、老眼テツヤくんにはお手元グラス(笑)が用意されていて、ほのぼの笑ってしまった。
■ここからはMC■■
いつものライブくらいの量のMCならば、帰りの電車の中で思い出しながらメモできるんだけれど、ゴースカみたいに怒涛のごとくしゃべられちゃうと、「あれ・・・」と思い出せないことが多すぎる。私の脳の許容量を完全に越えている。
だから、ほんの一部だと思ってください。内容もあやふやです。もちろん言葉も正確ではありませぬ。
(だったら記録に残さなくても・・・と言われちゃうけれど、ま、自分のための記録でもあるんで)
● 挨拶
マ 「この前のゴースカから3週間くらい間があいちゃって。昨日は久しぶりだったからちゃんと挨拶とかできなくて」
テ 「だらだらいっちゃったね」
誰かが「年とると同じことばっかり言っちゃうしね」って。
マ 「えーっと・・・、ま、いいや、長くなるし」
には会場中の人が「えーっ」って。ふだんのライブなら曲に行っちゃうところだけど、ゴースカではまたおしゃべりに戻ってしまうという場面も。
● チヤホヤ
「今夜のお客さんは反応がいいね!」
に会場から拍手。たしかにみんな元気。
「チヤホヤしてね。ゴースカはチヤホヤしてもらうところだから」
「今夜は甘やかしてネ」
的な要望発言も。チヤホヤ・・・って。
● 何の曲?
テ 「昨日は崎ちゃん、曲間違えたからね」
マ 「え、そんなリズムだったっけ?ってね」
崎ちゃん、笑顔でシンバルを「バシーン!」と叩いていました。
● ハート形の・・・
ここは「ageha」というクラブとしても使われている施設。
マ 「知り合いにここでライブやるって言ったら、え、(スピッツが)agehaでやるんっすか、って言われた。そうじゃないからね、『スタジオコースト』のときにやるんだから」
マ 「ここはすごいんだよ、らせん階段の上に部屋があって、中にハート形のベッドがあるの。何に使うんだろうね~(うれしそうに)」
テ 「絨毯もふかふかだよ」
マ 「何かこぼしちゃいそうで落ち着かないよね。ラーメンとかこぼしたりした人いないのかな」
テ 「いるんじゃない」
マ 「・・・、ま、とくにこんな感じで意味はないんですけど」(笑)
● 「えり~もの~♪」
田村くんがしゃべっているときに、突然、
テ 「森進一!」
ものまねしろ!ということか? 微妙な空気が流れたところで,ボーカル草野が、
「えり~もの~ 春~は~ 何も~ない 春です~♪」
とチョイものまね入った感じで、普段は聴けない「ためた」歌を聴かせてくれた。うまい!
「うまいね~」というメンバーの声に、ちょっと照れて、でもちょっと得意げなボーカル。
● 肌年齢~リーディンググラス
マ 「若いバンドと一緒のことがあると、お肌の衰え感じるよね」
田 「最近肌のこと、(MCで)結構言うよね」
マ 「肌年齢? 年齢肌? これは違うか・・・。昔の雑誌とか見ると、何もしてないのに肌がつやつやしてた」
テ 「あれはオレがあとで修正してたからだよ」
マ 「え、あの頃から?」
マ 「テツヤは老眼、早かったからね」
メガネを作りに行くとき「老眼」とか言いたくない、という話題から、
マ 「今はいろんな言い方があるから。お手元グラスとか、リーディンググラスとか」
詳しいね。でもロックバンドのMCに「お手元グラス」って(笑)
● ポール
マ 「この前、ポールさん見に行ったんですよ」
若い、すごいという発言のあとで、
マ 「(ポールの)両脇にいるプレイヤーが若くてかっこいいな、と思ったんだけど、実は2人とも60を越えているそうです」
オレたちもまだまだ・・・と。
● 映画「スピッツ物語」
マ 「スピッツもこの夏で結成28年なんです」
会場から大きな拍手。28年か、すごいなあ。
マ 「28年もたつと、楽屋ではこんな話をしているわけで」
・・・と、映画「スピッツ物語」をつくるとしたら誰にメンバーをやってもらうか、という話題(本人たちが出演するんじゃないんだ~)。
テ 「マサムネは、ほら、三浦春馬。似てるよね~」
マ 「えー、似てないよ~」
テ 「と言いながら、なんかうれしそうで」
マ 「テツヤだって、瑛太とか言ってうれしそうだったじゃない」
テ 「瑛太は違うよ」
(と両者ともまんざらではない感じ)(笑)
テ 「で、メンバーに必ず1人、イタリア人が混じってるんだよね~」(笑)
あとのコーナーで、会場から「リーダーは誰に?」という声が上がり、
田 「オレは若林くんでいいよ」
マ 「オードリーの?」
田 「オレ、好きだし」
マ 「お笑いの人でやるなら、オレはハライチの・・・岩井くん?」
テ 「オレは假屋崎。似てるって言われるし」(笑)
田 「その人、お笑いじゃないし」
マ 「お花の人だし」
なんともこんな感じでMCが続く。
ハライチ岩井さんはこの会場にいたそうで、「草野マサムネさんの口からハライチ岩井の名前が! 最高の日曜日になった」とツイートしていました。
よかったですね~。ツアーT、テレビで着続けて報われた!
● 「フラカンよりflumpool」
上の話題の続き。
クージーのコーナーで、
ク 「さっきの『スピッツ物語』だけど、ほかのバンドの人にやってもらうのは?」
マ 「バンド?」
ク 「そう。例えばフラカンとか」
マ「・・・フラカン? フラカンじゃなくてflumpoolとかのほうが(いいな)」
イケメンの人にやってほしいってことか。会場から軽いどよめき(笑)。
マ 「フラカンがイヤってことじゃないけど。こういうことはすぐに広がる・・・。口は災いの元。コワイ、コワイ・・・」
とかわいく言ってました。
● 崎山画伯コーナー
崎ちゃんがお題を引いてすぐに絵を描いてくれるというコーナー。崎ちゃんの味わいのある絵は、抽選会でプレゼントされていました。
Y子さんの参加したゴースカでは「ジャビット君」だったそうで、画像を見せてもらって大笑い。
今日はメンバーの顔。マサムネくんの顔をシンプルにかわいく描いて、会場からは拍手と笑い。
マ 「昨日とはずいぶんタッチが違うよね」
昨日はテツヤくんを描いたそうで、「なんかジョン・レノンみたいだった」そうです。見たい!
● 撮影で
崎 「最近撮影のときにね、普通にしていると目がトロンとして眠そうに見える。だから、別のところを見ていて、で、カメラにパッと向かう(と言いながら、大きく目を開ける)」
かわいいなあ。
崎 「4人で撮ると、だれか目をつむってるよね」
マ 「最近多いよね。オレもつむってることがある」
崎 「ああ、マサムネもこの頃多いよね」
マ 「目が乾燥してくるしね」
誰かが「でも基本的にマサムネがよく撮れているのを選ぶけどね」
マ 「そんなこと・・・」と言いながらも、とくには否定しなかった。
● ゴースカの未来
田 「さっきの抽選会で、当選しなかった人も拍手とかしてたじゃない。みんなえらいなと思って。これから何年かかるかわかんないけど、みんなが当選するまでゴースカを続けていく、そのくらいの気持ちで続けていきます」
う~ん、さすかリーダー、泣かせることを言ってくれますね。
● 「田村とバンド組んで・・・」
マ 「昔、(田村とバンド組んでた頃)国立のライブハウスに『ギタリスト募集 X』っていう貼り紙があって・・・。応募してたら、今はX JAPANのMASAだったかも」
別のところで、
マ 「ユウタロウくんって覚えてる?」
田 「覚えてる、覚えてる」
マ 「彼はかっこいいボーカリストで、ギターやらない?って誘われて」
そして最後の挨拶のとき、
マ 「Xにも入らず、ユウタロウくんの誘いも断って、田村とバンド組んで、テツヤや崎ちゃんと出会えてよかった」
とちょっとウルウルきちゃうことを。
ま、Xに応募したとしても、YOSHIKIがあの頃の草野マサムネに「OK」だしたかどうかは不明ですけど(笑)。なんか雰囲気違いすぎ?
こんな感じで、ゴースカは終わりました。
ステージとフロアがいい感じでコラボできた、そういう2時間半だったような気がします。
楽しさとゆるさと、でもバンドのカッコよさと音楽の心地よさをみんな混ぜ合わせて届けてくれたスピッツに、感謝です。
そして、意味不明で、今回はとくに前でもまれて楽しんでしまってレポにならなかったのに、最後まで読んでくださってありがとうございました。
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