隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

今週もロックサウンドのアイドル曲で漫遊!

2021年06月25日 17時36分49秒 | スピッツ

2021.06.20
「草野マサムネのロック大陸漫遊記」
FM TOKYO



 ちょっと前の録音なので「時事ネタには触れられないけれど」と言いつつ、「大変な方もそうでない方も、(この番組で)ちょっとした息抜きをしていただけたら」と。

 そして今回は、【ロックサウンドなアイドル曲で漫遊記(パート2)】。
 リクエストが多かったので、先週に続いて2週にわたって。
 草野「あ、それもあったかー、や新たな出会いもあったり、ロック大陸ならではの特集」


 オンエア曲
 01 潮騒ちゃん(スピッツ)
 02 Tokyoholic(関ジャニ∞)
 03 スライド(RAY)
 04 メロンジュース(HKT48)
 05 Ray(PassCode)
 06 DREAMER(LAZY)
 07 One Night Kids(本田恭章)
 08 Melt(supercell)


 漫遊前の一曲は、スピッツで「潮騒ちゃん」(2013年、14thアルバム『小さな生き物』)。
 NHKの朝ドラ『あまちゃん』のころにリリースされたので、ドラマの中で歌われた「潮騒のメモリー」に触発されたのでは、と言われたけれど、ドラマの放映前に出来上がっていた一曲。
 草野「でも好きなドラマなので、(そう言われて)全然イヤな気はしなかった」
 サウンドもそうだけど、ボーカルのなんとも軽い感じの歌い方がいいですよね~。自分の部屋で何かしながら歌ってる感じ?
 草野「『あまちゃん』がアイドルがらみのドラマだったので、むりやり関連づけてみました」

 最初の曲は、「2002年結成。来年20周年なんですね」、関ジャニ∞の「Tokyoholic」(2017年、38thシングル「なぐりがきBEAT」のカップリング)。
 (かっこいいですねー。びっくり。関ジャニ∞のこの歌への熱い思いを吐露したリクエストメッセージが印象的)
 「歌の途中でお芝居みたいになるところ、オレ、好きですね。これ、普通のバンドにはできない。少なくともスピッツは絶対に無理。・・・あ、ウルフルズとかは、やってるか」と。
 昨年3月初めころ(コロナが大変なことになるちょっと前)、とあるところで関ジャニ∞のメンバーに会い、「軽くあいさつさせてもらった。『いつも「関ジャム」で取り上げていただいてありがとうございます』という感じでね」と。
 草野「関ジャニ∞のみなさんは演奏もうまいし、トークや演技もスキル高いし、リスペクトしています」
 この曲は、元メンバーの錦戸亮さんの作詞作曲だそうです。

 そして次は、RAYの「スライド」(2020年、1stアルバム『Pink』)。
 4人組の女性アイドルグループ。
 「アルバム『Pink』のジャケットを見ると懐かしささえ感じてしまう。シューゲイザー好きにオススメ」とリクエスト。
 草野「ジャケもちょっとライドっぽくて、サウンドもシューゲイザー」
 

 草野くんは前から気になっていたグループだそうで、「アイドルとシューゲイザーというのは、よいマッチングだなと思いました」。
 本人たちがシューゲイザー好きかどうかはわからないけど、という前置きで、「シューゲイザーではギターの轟音でボーカルの声がモニターしにくい。(両者の)レンジが近いので、特にライブでは歌がうもれやすい。アイドル的な優しい歌い方では苦労してるんじゃないかと」。
 草野「BABYMETALのように張って歌う歌唱ならいいんだけど。今はイヤーモニターとかあるから改善されてるのかな」

 次は、HKT48の「メロンジュース」(2013年、2ndシングル)。
 「メンバーのフレッシュさとバンドサウンドが相まって、カッコいい曲です」とリクエスト。
 当時、HKTの劇場は博多ではなくて百道(ももち)にあったそうで、「博多の人間は、HKTじゃなくてMMCだろう、とツッコんでいました」と。
 HKT48にはかつて、指原莉乃さん、ホークスの元エースピッチャー若田部さんの娘・遥さんも在籍していたそうです。
 遥さんは現在アナウンサーで、「彼女がリポートした日はすごい勝率がよくて、ホークスファンの間では『勝利の女神』と呼ばれていた」そうです。

 草野「話がだいぶそれてしまいましたが・・・。とても明るくて、元気が出る曲です」。
 (メリハリ十分な気持ちのいいサウンド!)

 次は、PassCodeの「Ray」(2018年、6thシングル)。
 草野「すごくかっこいいですね、メロディーもいいし」
 草野くんはこの存在を知らなかったそうだけど、「ちょっとはまりそうです」と。
 デスヴォイス・・・、昨今では珍しくはないかもしれないが、「メンバー自らがだしているところがすごい」と。
 草野「女性アイドルが自らだしているデスヴォイスというところが萌えポイント」
 (ピコピコ音が耳に残る)
 こちらでデスヴォイスを!
PassCode - PROJECTION(FullSize)

 次は、LAZYの「DREAMER」(1980年、6thアルバム『宇宙船地球号』)。
 LAZYはハードロックバンドとしてデビューしたかったのにアイドル路線を進むことになり、その後ヘビメタ宣言のあとに出したアルバムの中にこの楽曲が入っている。
 草野「70年代はそういうことが多かったらしいよね」
 希望はどうであれ、「とりあえずアイドルとしてデビュー」という戦略的な理由なんだろう。
 寝起きをドッキリされる、というような番組にも出ていて、「ニックネームもスージーとかポッキーとか、メンバーも最初はマジかよー、とか思ってたんじゃないかな」と。
 草野「この曲は、そんなアイドル時代に決別すべく、本格的なハードロックに挑戦したアルバムのオープニングナンバー。すでにラウドネスのサウンドに近いが、影山ヒロノブさんのボーカルだと、今聴くとどうしてもアニソンっぽく聴こえちゃう」(フムフム、たしかに)
 (ZO-3で聴かせてくれる。LAZYからLOUDNESSへの流れを思うと、やっぱりすごい歴史だな)
Lazy レイジ― /Hey! I Love You プロモーションフィルムと熱いコンサート風景
 (恥ずかしいほどに、みんな若い・・・)

 最後は、本田恭章さんの「One Night Kids」(1983年、2ndアルバム『1 Night Kids』)。
 草野くんも高校のときに、本田さんファンの女の子に連れられてライブに行ったとか。
 草野「客席は95%が女性で、たぶんオレ、浮いてたと思います」
 ステージ上の本田さんはとても美しくて、これくらいの美形じゃないとステージには立てないんだなと悲しくなった記憶があるとか(笑)。
本田恭章がヤマハSGを弾く
 (たしかに美しい・・・)
 草野「音楽的には当時はまったく好みではなかったけれど、今聴くと、思い出補正もあってか、いいなと思っちゃった。Ultravoxとかに近いかな」と。
Ultravox - New Europeans (Full Version, stereo)
 (なんでだろう、当時、結構聴いてたなあ。仕事しながら??)


 特集の最後に。
 バンド仲間たちのアイドルプロデュース現状

 大木伸夫(Acid Man)→ 山本彩
 こやまたくや(ヤバイTシャツ屋さん)→ 夢見るアドレセンス
 田渕智也(UNISON SQUARE GARDEN)→ わーすた
 そして、石田ショーキチさんも地元のアイドルなどをプロデュースしている。
 (Twitterで、活動状況を教えてくれる)

 自分がもし・・・と軽く妄想した草野くん・・・、でも「メタル、ハードロック、シューゲイザー、シティポップ、昭和歌謡・・・とやりつくされ感あるかな」。

 もともと「プロデュース行為が向いてなさそう」な彼がやるとしたら、「自分で作詞作曲したい人にアドバイスくらいならできるかも」。
 (うーん、プロデューサーとは言えないか・・・)


 そして、「ちょっぴりタイムマシン」のコーナー。
 曲は、supercellの「Melt」(2009年、メジャーデビューアルバム『supercell』)。
 今回はテーマに合わせて、「ちょっとアイドルっぽい曲」。
 このアルバムは全曲、feat. 初音ミク。初音ミクに歌わせた、わりと初期の曲だそうだ(2007年)。
 初音ミクとは、「ボーカロイドという、デジタル合成された音声で歌うキャラクターの一人。見た目はアニメキャラの女の子」。
 最初はボカロを「どうせ作りものだろう」と舐めていた草野くん、近頃は「メロディーを整然と歌わせることで得られる情緒、泣きもあるんだな」と感心させられた、と。
 この楽曲は、「いいメロディーのキャッチーな曲なんだけど、人間の生の声で歌われると、逆に普通っぽい曲になるかな」。
 この曲を聴いて、ボカロ曲を作ろうかと思ったけれど、10年以上たって実現していない、と。
 男声のボカロもあるので、それでデモテープを作ってみようかと思うこともあるらしい。
 (YouTubeで初音ミクが歌うスピッツ曲、聴いてみたけど、ちょっとおもしろいかも)


 そして来週は、「ジミヘンの取っ掛かり曲で漫遊記」。
 (あ、番組の王道に戻る?)
 この前のアーミングの特集回(ココ)で1曲ジミヘンをかけて、「やっぱりカッコいいな、ジミーさん」と改めて思った草野くん。
 あまりきいたことのない人に最初からブルージーでヘビーな曲を薦めてもひかれちゃうかな・・・ということで、「キャッチーなジミヘン曲」をセレクト、だそうです。

 そして、「草野さ~ん、最近のカニ蒲は、もうほとんどカニです」



                              


  さてさて、NEW MIKKEのレポが届きました。
 https://rollingstonejapan.com/articles/detail/36058/1/1/1

 続いて、三人の方が語るスピッツの歌詞
 https://kompass.cinra.net/article/202106-spitz_dnmkmcl




                              



 『朝日新聞』でインタビューを受けたJOC理事の山口香さん
 「出る杭」であり続けた、理事としての10年間。
 一般人の心情を汲み取る労力を惜しまず、さまざまなものを纏って肥大化したオリンピックの本来の意味を問い続け、政治の力で既成事実がいつの間にか正当化されていく実状に「否」や?マークを送り続けた人が、10年の任期を終えるという。
 今さらだけれど、悔しいほどに真っ当な主張だ。 
 https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/06/72350-jocjoc-ioc-iocioc-iocioc-ioc-iocjoc-joc.php
 https://www.asahi.com/articles/DA3S14948091.html


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