横浜の一日～「横浜サンセット劇場版」も

2015.9.5（土）


　今朝起きたとき、外は秋の空気だった。
　
　5時にモーニングコールを・・・と知り合いに頼まれていたので、早起き。アンパンマンミュージアムで、アンパンマンと触れ合うために出発したいらしい。
　何も特技はないけれど、どんな時刻でも、またどんなに寝不足でも、「起きる」ことに関しては自信があるので。このくらいしか自慢できることはないっ！と、こんなこと、ここで力説しても情けないだけだけど。


■最後の「横浜サンセット劇場版」
　昨日は平日に休日の貴重な一日。
　3日前の深夜、一大決心をして（大げさか）、横浜ブルク13での「横浜サンセット劇場版」の最終日第1回の上映を予約。
　ココですでに観ているんですけどね。
　ここにメッセージをくださるみなさんが映画の感想をたまに書いてくれるが、その詳しいこと、細かいことに感動したり、遅れをとったような情けない気持ちになったり（笑）。私はどこを見てきたんだ？　ホントに見たのかしら・・・なんて。
　「パッケージ化はしない」とメンバーが言っているのなら、もうそれは決定でしょうから、最後に見納めてきました。

　この夜がもう2年前だということに、またまた驚いている自分がいて、何度見ても感想は変わらないみたいです。
　宝物のように、奇跡の出来事のように、さまざまな条件のいちばんいいところが集結したような夜だったんだなぁ。
　夜の風、前にいた女性の髪の香り、見上げた月の幻想的な色。メンバーも元気で、ボーカルの声が果てしなく強くて。
　最初の曲の前、視線を合わせてうなずきあうギタリスト2人とか、「次の曲で、全アルバムを網羅することになる」と説明するボーカルのうしろで何度もうれしそうにうなずいているドラマーとか、アンクレットとふくらはぎがきれいだったベーシストとか・・・。
　そんなところに気づきながらも、やっぱり心地よいライブの様子を場面いっぱいに見られて、その不思議な体験を忘れないようにしようと、それだけを思った。
　パッケージ化がないなら、またいつか、こんな夜を私たちに体験させてほしい。


■横浜の海風
　・・・は、人の心を優しくさせる。
　赤レンガ倉庫の雑貨屋さんで好みのレザーのブレスレットを購入したあと、今横浜近辺で仕事をしていて、ちょっと小さなトラブルで2、3年連絡をとりずらかった友人に連絡してみる。
　お互いにトラブルについては触れずに近況を報告し合って、再来週の呑みを約束して、最後に、
　「私も電話しようかなと思ってたとこ」
　と彼女は言ってくれた。
　今近くに来てるのよ、とは言わなかったけれど、電話してよかった。

　どうってことない写真だけど、この日の乾いた風と日射しをどうぞ！

　

　

　

　

　2年前、ここで大勢の人がスピッツの音に酔いしれたんだっけ。


　



　同じ夏の終わりが、今年も来てしまったのか・・・。
　いつまでも、次の季節なんて来なければいいのに、と、いい年をして思っています。


　さて、夕方からは相方と待ち合わせて、横浜スタジアムで巨人 vs. 横浜戦。

　

　ここ数年ドームばかりだったので、久々の野外のナイターは最高に気持ちいい！！
　来年はこことか神宮とか、がいいかな。
　海からの風も心地よくビールがすすむ。

　隣の巨人・横浜ファンが入り混じった愉快な4人組の若者と知り合って、楽しい夜でした。
　ゲーム自体もなかなか刺激的で。
　ちょっぴりアウェイな雰囲気もおもしろい。
　横浜ファンは熱くて楽しくて、なかなか魅力的でした。