隠れ家-かけらの世界-

今日感じたこと、出会った人のこと、好きなこと、忘れたくないこと…。気ままに残していけたらいい。

2022年、草野マサムネが気になった曲たち

2022年12月29日 18時40分18秒 | スピッツ

2022.12.25
「ロック大陸漫遊記」
FM TOKYO



 12月も最終週。「2022年も、あとわずかでございます」。
 コロナ禍がまだおさまりきらない昨今、ネット上での仮想海外旅行にチャレンジした草野氏。「ストリートビューで、旅をしたような気分になる」。
 ステキなビーチや絶景のホテルだけではなく、「ヘンな建物とか不思議な地形とかを探していると、時間を忘れてしまいます」。
 そして、「最近見つけたおもしろいスポット」は、「北大西洋上に浮かぶペロー諸島の島と島を結ぶ、最近開通したエストゥロイトンネル」。
 海底に3本のトンネルによるラウンドアバウト交差点があって、「もう未来じゃん、SFじゃん」と一人で布団の上で盛り上がっていたそうで、「いつか行ってみたいな」。
 (知人に工事中から関心をもっていた輩がいて、話半分にきいていたんだけど、今夜、あ、このトンネルのことだったんだ~、とわかった次第です)

 そして今週は、【2022年・気になった曲で漫遊記】。
 「私もあなたも、今年はいろんなことがあったと思いますが、そんな2022年を振り返りつつ」、草野くんが気になった曲で漫遊します。


 オンエア曲

 01 サンシャイン(スピッツ)
 02 30/90(Andrew Garfield 他) 
 03 熱海(kroi)

 04 Oh!(The Linda Lindas)
 05 Give It Hell(YUMI ZOUMA)
 06 Be Unbarred, O Ye Gates of Hell(Deerhoof)
 07 yet(Ryu Matsuyama)
 08 賣物ブギ(ダウン・タウン・ブギウギ・バンド)
 09 醒めない(スピッツ)


 漫遊前の一曲は、スピッツで、「サンシャイン」(1994年、5thアルバム『空の飛び方』)。
 本格的な冬、真っ只中! 「スピッツの曲の中で、冬っぽい曲と言えば、これかな?」
 (大好きな曲です。でも、そうなんだ~。とくに季節を意識して聴いていたわけではなかったんだけど、タイトルから、「冬」とは思わなかった。でも改めて歌詞を味わってみたら、そうだね、冬の景色がそこここに現れていた。「白い道」って、雪の・・・と感じずに、太陽の光で眩しい一本道・・・と思っていました。「夏の花のままでいて♪」の深い意味はスルーしていたみたい。恥ずかしい。でも「太陽の光で眩しい一本道」は、私の中で印象的な景色として映像がはっきりと定着しているので、今後もこの曲を聴くたびに浮かんでくるだろうなあ)
 「この曲、96年に辺見えみりさんがカバーしてくれました」

 最初の曲は、Andrew Garfield 他による「30/90」(『tick tick... BOOM!』のオリジナルサウンドトラックから)。
 Netflixで人気だったミュージカル『tick tick... BOOM!』の主題歌。
tick, tick… BOOM! | Andrew Garfield “30/90” Official Song Clip | Netflix
 この曲は正確には2021年10月リリース。
 映画『アメージング・スパイダーマン』でも有名なAndrew Garfield主演、「彼、歌もうまいんだね、感動しました」。
 ロックミュージカルで、「だんだん歌う人が増えていって最後はゴスペルみたいに男女混声で大合唱になる感じ、オレ、大好きなんですよね」。
 草野くんの目覚めの曲として、かなりの回数、活躍したそうです。
 (気持ちが無理なく上がる感じかもね)
 曲自体は「30歳になるときの焦り」などを歌っているらしいけど、そういうことには関係なく、「元気をもらった。オレの2022年を象徴する曲」。

 次は、「夏ごろラジオでよくかかっていた」、kroiというバンドの「熱海」(2022年、2ndアルバム『telegraph』)。
 「ファンキーでおしゃれな曲調」で、英語に聴こえるけれど「実は歌詞は日本語。『海鮮丼』って言ってるところだけ、よくわかる」と。
Kroi - 熱海 [Official Video] #Kroiの熱海
 フェスでライブも見たそうで、「若いのにすごいグルーヴ感で、今後も大いに期待したいと思います」。
 (気になって、歌詞をよ~く聴いた上に、検索してしまった。文字ヅラ的には、抒情と若者言葉が混ざっていて、おもしろ~い)

 次の曲は、The Linda Lindasの「Oh!」(2022年、デビューアルバム『Growing Up』)。
 このバンド、映画『モキシー 〜私たちのムーブメント〜』に出ていて、「ずっと気になっていた」。で、「夏の某フェスで、生で見ました。演奏はラフで、それも味という感じで、すごい楽しいライブでした」。
 ブルーハーツの「リンダリンダ」のカバーもしていて、「衣装がすごいカラフルでよかったですね」。
 全員10代の女性バンド! ブルーハーツの「リンダリンダ」と、映画の『リンダ リンダ リンダ』がバンド名の由来。
 「某フェス」では、The Linda Lindasとクロマニヨンズが同じステージに立っていたそうで、草野くんには、「なかなか胸アツな状況」でした。
 (映画『リンダ リンダ リンダ』がすでに懐かしい、という感覚)
 ココでも映画『モキシー』を取り上げていましたね。
『モキシー ~私たちのムーブメント~』予告編 - Netflix
(注目を浴びた図書館でのライブ。10代のさまざまな思いがこんな私にもビンビン伝わってきて、ショックでした・・・という大人な感想が我ながらもの悲しい)

The Linda Lindas - "Racist, Sexist Boy" (Live at LA Public Library)


 「さて、2022年をざっくりと振り返ってみましょうか
 まずシリアスなニュースでは、「ロシアのウクライナ侵攻。一日も早く終息してほしい」。
 そして、安倍総理の銃撃、ソウル梨泰院の群衆事故、記録的な円安。
 今年流行ったもの。
 ヤクルト1000はいまだに品薄状態。
 かわいい系では、ちいかわ、エビにゃん、モフサンド、「あれ、やばいね。かわいすぎる」
 「Y2Kファッションとか平成系レトロ、という言葉もよくききました。オレくらいの世代からすれば、平成になったタイミングがわりと最近、という認識」(ホントにそうだ。もうレトロなのね・・・)
 スポーツでは、「今年もエンゼルス大谷くん、マリーンズ佐々木朗希投手の完全試合、スワローズ村神様、仙台育英高校が東北勢として初めて甲子園で優勝。サッカーW杯も盛り上がりました。『ブラボー長友』は流行語大賞には間に合いませんでしたね。三苫の1ミリ、印象に残りました」
 テレビは・・・。
 #ちむどんどん反省会。「オレは楽しく拝見しましたけど」。イタリアンレストランの料理長がイタリア人だったらリアリティーが増したかも、などとツッコんで見ていたそうだ。
 『silent』や『舞いあがれ』で「演技が光っていた目黒連さん」。
 映画『トップガン』の新作は、「見てないけど、すごいおもしろいらしい」。
 草野くんがおもしろかったのは、『エルヴィス』『シン・ウルトラマン』、Netflixの『ドント・ルック・アップ』。
 (『エルヴィス』は全然期待してなかったけど、おもしろかった)


 さて次は、YUMI ZOUMAというニュージーランドのバンドの「Give It Hell」(2022年、4thアルバム『Present Tense』)。
 90年代っぽいドリームポップなサウンド。
 オールウェイズやPale Wavesが好きな人にはオススメだそうです。
 (関西在住の若いポップオタクっぽい仕事仲間は、仕事のメールの最後にちょこっと、Pale Wavesについて書いてきたりする)
Yumi Zouma - If I Had The Heart For Chasing (Official Music Video)
(バンドの雰囲気が伝わるMV)


 メッセージコーナー。
 以前の草野くんの発言から、「お正月は徒歩の会」を若干2名で開催しているリスナーさん。
 「そんな話、したっけ?」(おいおい。)
 そろそろコースに行き詰まってきたそうで、「来年はどこを歩こうか」と考えているとか。
 「今まで歩いたコースを教えてくれませんか? これから歩きたいコースだと、マサムネさんに会えるかも~と殺到しそうなので」と、お心遣いも。
 草野くん自身は中学のころから、「大晦日から歩き始めて初日の出スポットを目指す」というテーマで、山に登ったり歩いたりしていた。大宰府天満宮まで、とか。
 リスナーさんのお住いの埼玉ならば、「大宮の氷川神社を目指して、どっかから歩く」とか。
 目的地を定めると歩きがいがある、お正月だから神社とか日の出スポットなどを目的地にすればいいのでは?
 草野くん、関東近郊の有名な神社は「だいたい行ったかなあ。川崎大師とか成田山とか」。
 ここからここまでは歩こう、と決めて決行していたそうだ。
 「最近はあまり行けていない、忙しくてね」
 中学のころは、「それがお正月の行事みたいになってて楽しかったんですけどね」。
 (歩くのは最高! 来年も歩くぞ、とこれはワタシの決心ですけど・・・)


 次は、Deerhoofの「Be Unbarred, O Ye Gates of Hell」(2021年、14thアルバム『Actually, You Can』)。
 Deerhoofは、以前にココでも特集した。
 (おかげさまで、私もアルバムを聴くようになりました)
 短いタームでアルバムをリリースしているが、「毎回、心に刺さる曲がある。すごいなと思います。刺激をいただいています」。
 ほかのどのバンドとも似ていなくて、「曲の感じも、古いのか新しいのかわからない、というのが魅力。独特を貫くという姿勢はホントにリスペクトしています」。
 以下、アルバムジャケット。
  


 最後の曲は、Ryu Matsuyamaの「yet」(2022年、8thアルバム『From Here To There』)。
 Ryu Matsuyamaというのはバンド名で、「まだウィキペディアの記事もない」そうだ。
 これからのアーティストかと思っていたらすでにアルバムも出ていて、「オレが知るのが遅かったというだけ」。
 運転中にラジオから流れてきて、「すぐに調べたんですよ、車を横にとめて」。
 「ゆったりした曲が多くて、この年末の慌ただしい時期にホッと一息つきつつ、次への活力ももらえるあったかい音楽だと思います」と。
Ryu Matsuyama / Roots, trunk, crown ONEMAN LIVE【And look back Edition】
 (身をゆだねてユラユラして聴きたい感じ)
 Ryu Matsuyamaは、ピアノスリーピースバンド。こんなことつぶやいていました。
  https://twitter.com/RyuMatsu_Info/status/1607013841606705153


 特集の最後に。
 かけられなかった曲もたくさん。
 ベテランバンドでは、ユーライア・ヒープやジェスロ・タルもアルバムをリリース。
 邦楽では、「ELLEGARDENの新曲がよかったですね」 
ELLEGARDEN - Mountain Top [MUSIC VIDEO]
 ウルフルズもニューアルバムリリース。
 「皆さん、活発で、いいことだと思います」


 今回の「ちょっぴりタイムマシン」は、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの「賣物ブギ」(1975年、5thシングル)。

 (イントロは、えっ?? 「謝々!」か???)
 ダウン・タウン・ブギウギ・バンドは、「近所の幼なじみのお兄ちゃんがよくきかせてくれたんですよ。今思えば、そのお兄ちゃん、ちょっとヤンキー入ってたな」。
 小学2年生くらいだった草野くん、ずっと「ダウン・タウン・ブギブギ・バンド」と言ってたそうです。(あるある、ですね~)
 「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」や「スモーキン・ブギ」が有名だけれど、草野くんは「賣物ブギ」が好きだった。
 「笠置シズ子さんの『買い物ブギ』のオマージュソングって感じなんですかね」
 「おじさん! おじさん!」という掛け声が好きで、「いつも真似して歌ってました」。


 そして、来週は、2023年、第一回の放送は、「5周年、ありがとうなナンバーで漫遊記」。
 「おかげさまで5年も続けることができました! ありがとうございます」ということで、「ありがとう、Thank you、感謝、というようなタイトルや歌詞が印象的なナンバー」を、セレクトしてかけてくれるそうです。

 「よいお年を~」のあとで、
 「草野さん、恐竜の始祖鳥と野菜のシソは関係ないそうです」
 (ん?)



 今年最後の「まとめ」でした。

 本当に全然意味のない「まとめ」なんですけど、自分の記憶のために、それから仕事ではなく気ままに書ける楽しみから(仕事だといろいろ規制や決まり事があるので)、ダラダラと短い時間をおもしろがって「まとめ」ています。ついでに知らないことや疑問を調べられるのも、ちょっとうれしい。
 来年も、気ままに「ロック大陸漫遊記」を追いかけていきますので、お時間と興味があれば覗いてみてください。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クリスマスの朝に | トップ | ありがとう!と「よいお年を!」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。