2025.01.24(金)
なんとなくワサワサしている昨今。
遠い国の話だけど、トップが変わってこんなふうに激変する国にいたら、どれくらい生きにくいのか、とか想像してしまった。
知り合いの女性は10代のころから大事に思っていた存在が目の前から消えて、そのことについて、こちらからは発信できない重い空気が流れている。実際には問題はもっと大きく複雑になっているようだけど、報道だけでは詳細は皆目わからず。
歩くと汗をかくほどの陽気。
背中に汗をかく。
昨日は健康診断で病院を訪れる。
幸い、こういうときにしか今は縁がない場所だけど、それだけに半日いただけで少々疲れる。
病院には人生がある。
数年後、10年後の私が辿る可能性のある例がいくつも転がっている。
高齢の夫婦が疲れた表情で待合室の椅子に座り、病院のスタッフに懇願している。バスを間違えてここにたどり着いてしまったが、これから彼らの行きつけの病院に行くのはしんどいので、ここで診てもらえないか、と。
いやいや、それは無理でしょ、今からでも急いで行きつけの病院に行ったほうがいいんじゃないの?とは以前ならバサッと切り捨てて観察していたかもしれないけれど。
きっと疲れちゃったんだろうなあ、そして、思考もどこかで止まってしまったのかも。と、いろいろ思いを馳せてしまう自分がいる。
あの男性は晩年の父だったかもしれないな、とか。
せめて、と思って、病院の裏手のタクシー乗り場まで案内してあげることしかできなかったけど。年を重ねるというのはキツイことだなあ。
80代くらいの母親と50代くらいの娘は、ともに検査を受けに来ていた。
母親には少し物忘れの症状があるし、椅子から立ち上がるのも歩くのもちょっとつらそう。
でも娘は短い言葉で母親に指示を出して、先にスタスタ歩いて行ってしまう。
「次は?」「採血」「どこで?」「あっち」・・・。
母親の髪は寝起きのままのようでボサボサ。櫛をちょっといれてあげればいいのに。
以前なら、そんなふうに見ていた私も、普段の暮らしを想像して、娘さんもいっぱいいっぱいなのかな、もともと仲のいい母娘じゃないのかも。娘にも言い分あるんだろうな、などと、またまた光景が浮かんでは消えていく。
表面だけではわからないことだらけだ、見えないものを想像してもそこから先は不明なまま。
誰もが優しく親を思うわけでもないし、子どもを誰よりも愛しているわけでもない。
人にはそれぞれの思いやつながり方があって、だから難しいし、おもしろいし、無限に不確かだ。
そんなことを思っていたら、待ち時間があっという間に過ぎて、自分の名前が呼ばれた。
イチローさん、メジャーリーグの殿堂入り!
たくさんの記事があったので、ここに貼っておいて、あとで読もうっと。
https://www.daily.co.jp/mlb/2025/01/22/0018567005.shtml
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/01/22/kiji/20250122s00001007110000c.html
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/01/22/kiji/20250121s00001007291000c.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/ff5054df2c21e74cb2ce2367c7fd75d7f366436a
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/01/22/kiji/20250122s00001007121000c.html
松井秀樹さん
「アメリカでの野球殿堂入り心より祝福致します。日本の野球にとりましても歴史的な日になったと思います。これまでの野球の常識に囚われないイチローさんなりの思考で最大限の結果を出されてきたキャリアなのではないかと感じます。改めて同じ時代に日本でもメジャーリーグでもプレーできた事を嬉しく思います」(『スポニチ』)
松坂大輔さん
「イチローさん、本当におめでとうございます。これまで残してきた数々の偉大な数字、成績や球界に与えたインパクトを考えれば、いつかは殿堂入りするのは必然でした。そんな中で候補1年目での栄誉。誰しもがそれを認めている証(あかし)だと思います。同時に日本人選手で初。本当に凄いことだと思いますが、特別な驚きはありません。自分も皆さんと同じように、選ばれて当然だと思っていました」と語った。
「自分にとってイチローさんは、常に追いかけ続けている存在です。高校生の頃から見ていて、プロに行ってああいう選手と対戦がしたい、と。プロ野球界に入って、そこで活躍するためのモチベーションでした。自分にとって目標の人。ずっと背中を追い続けています。実際に対戦した時は、イチローさんが“答え合わせ”になりました。この人に通用するなら、他の人は間違いなく抑えられる。そんな存在でした」と松坂さんは思いを語った。
「イチローさんは日本の野球殿堂入りの際に“第三者の意見ではなく、感性に基づいて行動してきた”と話していました。周囲からどう見られようが、何と言われようが“これだけは変えない”という強い信念。執念すら感じさせるような芯の強さがイチローさんからは伝わります。今までにないやり方で野球界に挑戦し、自分で変えていく。そんな姿をずっと見てきました。日米の野球殿堂入りを通して、誰もが改めてイチローさんの凄さを再認識したでしょう。普通の選手では到達できない領域にたどり着いた。そんな凄いことを凄いと感じさせない。それこそがイチローさんの本当の“凄さ”だと思います」(『スポニチ』)
同じ時代に生きて、ドラマを実況で見られた幸せ!
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