2015.9.15(火)
多くの人と、異様な装甲車の列、いつもと同じようで同じではない光景か。
14日、国会前の午後7時。
若いときも今もどうしても苦手なシュプレヒコール(反対の中身も心情も、みんな同じじゃないわけで)はさておいて、ここにいることの意味を一人一人が受け止めてかみしめる時間をもつ。
弁護士、ママ代表、SEALDsの奥田氏、落合恵子氏のスピーチ。
奥田氏は「考えてきたけどテンパってしまったから」と、コールに切り替える。盛り上がる人々を見ながら、今夜もあなたの言葉を聴きたかったと残念に思う。言葉を発することを与えられた選ばれた人なのだから・・・と。
コールは一瞬の高揚にはなるけれど、あとには何も残らない。帰り道で、地下鉄の中で、夜布団に入ってから思い出す何かを探す。それが抗議を続けていく力になると信じる。
(今日の公聴会では見事な発言をしたと漏れ聞いているから、そのために力を温存していたのかな)
ママ代表のスピーチは「職業革命家か!」というくらいに見事だった(こんな表現でごめんなさい。精一杯の褒め言葉です)。
この前の選挙でのあの結果が今も頭にやりきれなさを残す。
私は忘れない。こういう暴挙をするTOPを誰一人戒めたり、ま、そこまでいかなくても「どうなの?」と問いかけたりする「ふつうの神経」を持ち合わせるメンバーが一人もいなくなったカタマリ、第一党の政党だということを。
仕事先の事務所のドアを開けると、前の家の庭先のかなたに海が少しだけ見える。海は静か。
行方不明と思われていた常総市の15名のみなさんの安全が確認されたというニュースを知る。
あと1時間で腰をあげて帰ろう。9時には帰宅できるかな。
帰りの電車では、Weezerの『Weezer』(The Blue Album)とスピッツの『惑星のかけら』を聴きながら・・・。90年代前半の日々に思いが飛んでいくか?
初期の頃の音のスカスカ感さえいとおしい・・・。
1曲目「星のかけら」のボーカルの、気怠く青い空気、サビの歌詞が見せてくれるドキドキの景色が、私をどこまで戻してくれるだろうか?
さあ、帰ろう・・・。
そういえば、スピッツ崎ちゃん、今夜はSHIMOKITAZAWA 440で「This is Bottoms vol.20」のセッションに参加するんですよね。
演奏のあいまにドリンクコーナーに何度も来たりして、そういうときに周囲の人やドラマー志望の若い人たちと気軽に会話したりして、崎ちゃんの魅力全開な雰囲気なのです。
今夜も楽しそうですね、きっと。
ちなみに出演者の「?」はThe Telephonesの彼です。
よかったら、去年のようすはコチラで。
Czecho No Republic情報。
ニューアルバム、必ず聴こう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150913-00010000-tokyofm-ent
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