置いていく季節に～片倉城址公園までの道

2022.12.09（金）



　今日は一日自由に過ごせることになったので、早めの時間で映画を1本。
　生意気な言い方だけれど、私の期待を最大限ふくらませてくれたキャッチコピーに「騙された～」と思ったので、ここではスルー。
　（最近、こういうの多いな。良い映画とかそういうことじゃなく、「私好みの映画」をキャッチしてくれる私のアンテナが老朽化してきたってことか・・・）

　で、車で、あるいは電車では何度か訪れたけれど、実は自宅から歩いても1時間半足らずで行けることがわかったので、急遽、片倉城址公園へ。
　こんなすごい青空だもの、最初から映画じゃなく散策だったよね、と負け惜しみ。

　大栗川と柚木街道を渡って、北西の方向に野猿峠の西側の尾根を越える。
　その前に、工事現場発見！ 　某私立高校の野球グラウンド建設中。
　こんな山？の中に・・・。生徒は当然、送迎バスで移動するんだろうな。
　遠くに多摩丘陵の団地群が見える。
　　

　この先に急登？が続く。同行者の文句の一つも聞こえてきそう。
　12月なのに、私は汗びっしょり。
　　

　　
　ここまであっという間に登って、北側に下ったら、八王子市立中山中学校と、その先に小学校も・・・。
　　

　そのすぐ先には北野台の住宅地が広がっている。
　30年くらい前までは、国道16号からその住宅街を車でよく走ったものだ。
　街の景色はあまり変わっていなくて、懐かしい。
　そして、16号までだらだらと下っていく。車で走ればあっという間の距離なんだけど、「歩くと結構あるね、16号が見えるまで」。
　途中で八王子バイパスを越える。

　16号に出れば、八王子のほうに10分足らずで、「片倉城址公園」入り口。
　その前に、横浜線の片倉駅前で、ちょっと腹ごしらえ。
　本当に、1時間半はかからずに到着。
　電車を利用すると橋本駅乗り換えだし、ずいぶん遠回りだったんだな、と今さらながらの結論に苦笑い。

　18年の3月末、桜が満開のころに来て、賑やかな雰囲気を楽しんだけれど、今日は静まりかえった園内。
　犬の散歩中の女性はご近所の方だろうか。カメラを抱えた高齢の男性・・・。


　　
　画像の真ん中あたりに水車小屋。水車がカラカラと回っている。わかりにく～い。

　　

　　
　　
　　
　ここが二の丸広場。
　お花見の客で賑わっていた二の丸広場も閑散としていて、こんなに広いところだったんだ～と改めて思う。
　祖母・母・娘らしい3人がバドミントンに興じていた。風もなくて暖かくて、まさしく「バドミントン日和」。

　　
　　
　足元で枯れ葉たちがカサコソと心地よい音を立てて、置いていく季節に別れを告げる。
　たまに誰にも会わずに、時間の流れに身を任せたいと思ったら、こんなところにもありがたい場所がある。



　あまりいい思い出のない11～12月の毎日。
　一気に年明けに向けて・・・と、気持ちだけ焦る。
　落ち着いて、穏やかに、この毎日を過ごせることを、今後のちょっとした課題にしてみるか。
　
　ロックチャムのカップで、ココアを飲みながら。