ロックな選曲で～スピッツ 「DAVE FROMM SHOW」 出演

2016.7.31（日）


★「DAVE FROMM SHOW」　Inter FM（7/27）   
　DJs：Dave Fromm / Joe Yokomizo

　http://www.interfm.co.jp/dave/blog/2016/07/27/17/27/

　お二人とも、スピッツは初めて。Joeさんは誰かのライブ会場を草野目撃。
　Daveさんはスピッツの存在さえ疑っている（？）

　まずはご挨拶。
　田「草野、クローンじゃないから」と軽くジャブ（存在を疑われてたからね）
　そして4人ともこの番組のリスナーだと。
　マ「お二人のトーもいいけれど、かかる音楽がロックで最高。あとBGMもよくて気分が上がる」
　
　○出会いのお話
　どんなふうに出会ったかの説明は、ここでは割愛（笑）。「崎ちゃんいまだにヘルプ説」も。
　「第一印象は？」と聞かれて、
　テ「第一印象も何も、友達少なかったからね（笑）。どりあえずメンバー集めなくちゃなんないから（選択はしていられない）」
　Joe「テクニックは関係ない？」
　テ「関係ない、関係ない」
　マ「ドラムだけはちゃんとした人に頼みたかったんですよ」
　「バンドの基本だからね」「ドラムさえよければ、あとはもう・・・」の発言に、
　Joe「雑だな、スピッツ！（笑）」
　
　○オタク系？
　なぜ友達が少なかったか？
　テ「田舎もんだしね」
　マ「家でレコード聴いてた、っていう・・・」
　Dave「オタク系？」
　マ「ロックオタク系」
　田「だって草野と、ユーライア ヒープの話題で盛り上がったんですよ」
　Dave「（笑）　たま～にかけますけど、あんまり反応ないですね。あんまり日本では人気なかったのかな」
　マ「オレ、去年（来日の際に）見に行って、泣きそうになりましたけどね」
　オリジナルメンバーは今ではギターだけ、という話で盛り上がる。昨年のライブでは何を演奏したか、などの話が出て、
　マ「ラジオ聴いている人は何話してるかわかんないでしょうね」

　○音楽のルーツは？
　テ「（音楽を聴き始めたとき）ちょうどヘビメタ、ジャパメタブームがあって。アイアン・メイデンとか、マイケル・シェンカーとか・・・」
　「シェンカー」をかんだテツヤをメンバーがからかって、いい雰囲気。
　Joe「いいねえ、バンド同士でこうやって上げ足を取り合うっていうのはね～」
　チープトリックとかキッスなどの洋楽を聴いていたこと。
　田「ギターロックが好きだよね」
　ここでJoeさんがチープトリックのリック・ニールセンにインタビューした話を。
　Joe「おもしろいおっさんだった」
　マ「いつもテンション高いですよね」
　ジェフ・ペックとギターを交換した話、そのときのレシートの話とかマニアックな・・・。
　音楽を始めたきっかけは？
　マ「エアロスミスのジョー・ペリーがギター弾いてるのを見て、カッコいいなあ、ってストラト買ったりとか」
　テ「お年玉でスーパーファミコン買おうと思ったら、母親にギター買ったら？って言われて」
　「ファミコン？　あの頃はスーパーファミコンはまだなかったよ」なんてツッコミもあったり。
　崎「最初はベースだったんですよ。それで半年して、ドラムのやつが受験でやめたんでドラムになって」
　田「エレキギターをやりたかったけど、テツヤとバンド組んだとき、すでにギターが3人いたの。で、しょうがないからベースです（笑）」
　Dave「じゃ、今でもやっぱりギターにいきたい？」
　田「いきたい。だから必ずクレジットは「base guitar」にしてます（笑）」
　マ「今でもギター買ってるもんね」
　最初に買った楽器は、弾くことはないけれどいまだに持っているそうだ。
　オークションに出せば高く売れる？なんてDJ Daveさん。

　○バンドの話
　Joe「結成30年でいろいろあったと思うけど、バンドへの熱がさめることはなかったの？」
　マ「出会いがラッキーだったかも。この4人じゃなかったら続いてなかったかもしれない」（う～ん、いつもながら感動）
　田「女の子の趣味も違うしね」
　マ「そうそうそう、それでもめないっていうね」
　Joe「それは大事ですね～」
　マ「結構ききますもん。取り合いとかね～」
　joe「（笑）取り合いね～。あります、あります」

　○「質問コーナー」
　　「結成当時、ほかのメンバーが崎ちゃんには敬語だったってほんと？」
　とリスナーから質問。
　マ「ほんとほんと。最初はもっとミステリアスな雰囲気だった。前髪で目が隠れてて。ビジュアル系で」
　テ「自分で作ったロングコート着ててね」
　　最初はそれぞれに「君づけ」とか他人行儀だったけれど、だんだんに慣れてきたそうだ。

　リスナーから、「不真面目なのは草野→田村→三輪→崎山の順？」と。
　テ「ま、不真面目の種類が違うからね。そういうことにしとこう（笑）」

　曲をつくりときは？
　マ「基本的にメロディーが先。歌詞はあとから。でもサビの部分はメロディーと歌詞が一緒に出てくることもある」

　そして、「崎ちゃん好きすぎてトウモロコシ栽培」の話。
　ジャケットのモニャモニャの誕生エピソード。

　「いたずらしたことある？」
　田「いたずらじゃないけど。テツヤが酔っぱらうと、一度ホテルに戻って『解散、解散』と言って、ほかのメンバーはまた飲みに行く、っていうのがあった」
　マ「いったん解散してね」
　それは一度じゃないそうだ。何回もある・・・。

　「ガラクタ」流れる♪

　「50間際」には見えない、若いと言われて。
　テ「スピッツはよく3チームって言われてて。大きいスピッツ、ちっちゃいスピッツ、中くらいのスピッツ」
　Joe「今日はどのスピッツが来てくれたんですか」
　テ「今日はちっちゃいスピッツが。ホントはもっとでかいの」」
　（笑）
　ライブのときは「大きいスピッツ」が出るらしい。
　Joeさんの周囲のスタッフの女性も「スピッツのアンチエイジングぶりがハンパないから、どうなっているのかきいてきてほしい」と言っているらしい。
　マ「いや～、別に。結構劣化してますよ（笑）」

　○ツアーが始まる！
　DaveさんとJoeさんは、スピッツならもっと大きい会場でやれるのに、と話したらしい。
　マ「いえいえ、こんな感じですよ」
　と謙遜？
　マ「くまなく回りたいとは思っているんですよね、日本中」
　ツアーで沖縄は含まれないケースも案外多いらしい。
　Joe「ファイナルが沖縄って、打ち上げ目的じゃないですか～」
　マ「そう思われないように、今までは避けてきたんだけど、そろそろいいかなあって（笑）」

　○ライブとレコーディング
　「どっちが好き？」と尋ねられて。
　マ「どっちが好きってことはないかなあ」
　田「ライブしてるときはレコーディングしたくて、レコーディングしてるときは・・・っていうのはあるね」
　マ「いいバランスかも」
　テ「同時にやんないからね」
　Daveさんがフジロックで向こうのバンドにインタビューしたときに、ライブで何十回と演奏する中で新曲が身についてくるという話をきいたそうで（日本のバンドのツアーは10本くらいだったりするから、どうなのかな？と）、
　マ「ああ、それはわかる。10本やったあたりから楽しくなる」
　ライブをつづけることで、オーディエンスとともに曲が育っていく。
　マ「意外な曲がウケたり、ウケると思った曲がすべったりとか」
　でも曲はすべて「ライブ」を想定している、と。

　○前世は？
　オカルトとかオーラとか、この番組の別のコーナーの話も出たりして、
　Joe「ホントにそうとうマニアックに聴いていただけてるんですね～」
　とお二人とも満足そう。
　前世は？
　田「足軽とか？（笑）」
　マ「昆虫とかだったらどーしよう」
　前世も音楽関係だったのでは、というフォローのあとで。
　Dave「楽器はどうでした？　すぐうまく弾けた？」
　テ「いや、普通にFのコードで行き詰まってた（笑）」
　マ「なかなかうまくならないからムキになってやったのかも」
　Dave「ミュージシャンは練習好きな人が多いからゴルフとか熱心にやる人も多いというけれど」
　テ「やらないね。（スポーツは）崎ちゃんが結構やるけど」
　崎「普段はやらないですね」
　マ「怪我するとやばいっていうか」
　田「それ以前に、オレたち、楽器がそんなにうまくないもんね」
　マ「そうだね」
　田「それより楽器うまくならんとなあ」
　テ「生涯練習だから」
　（笑）
　テ「若いころより今のほうが練習してるもん」

　○「アイアン・メイデン」に加入！
　Dave「ハードなバンドが好きそうだけど、今後見たいアーティストとかいますか」
　マ「ずっと、もう一度デビット・ボウイを見たかったんですけど、亡くなってしまって」
　今年はずいぶん多くのアーティストが・・・という話題。
　Dave「コラボしたいバンドは？」
　マ「コラボ？　怖いね（笑）」
　テ「コラボより見たいね」
　Dave「アイアン・メイデンとスピッツのコラボなんてすごいですね」
　田「オレ、どこでも言ってんだけど、アイアン・メイデンになりたくって。中学生のころにね」
　そこがいちばんの夢！と。
　田「今、入れ！って言われたら入っちゃう」
　Joe「スピッツをやめて？　いやいや、アイアン・メイデンのベースがいなくなるっていうのはありえない（笑）」
　ちょっと風貌をかえないと無理、という話も。

　最後の曲は「ハチの針♪」
　今回選曲はメンバー自身だったそうで、
　Dave「なぜこの曲を？」
　マ「なんかロックっぽい曲のほうが番組に合うかな、と思って」
　Joe「気を使ってくださって、ありがとうございますっ（笑）」
　テ「スピッツ、（この番組に）合わないんじゃないかと思って」

　最後に「コメット♪」が流れる。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　
　選曲もほかの番組とは異なるし、こういう番組に出るのは本人たちも楽しいんだろうな。
　終始、うれしそうな雰囲気が伝わってくるメンバーでした。
　
　どこでもラジオを聴ける時代に、こんなふうにまとめることに意味あるかな、とも思うのですが、ま、やってしまったので、よかったらどうぞ。