■2月20日
吉井和哉ライブ~My foolish heart
Zepp Tokyo 19:00開演
The Yellow Monkeyラストライブ以来の吉井和哉。ソロになってからはじめて、ライブ参戦しました。
遠くからではっきり見えなかったけど、黒いジャケット、黒いTシャツ、黒いパンツの吉井さん。セクシーな細い肢体はそのままで、声は以前にも増してパワフルだと感じたのは私だけでしょうか。
ネタバレは避けますが、アルバム「BLACK HOLE」「WHITE ROOM」から、機関銃のように次から次へとスピードアップなパフォーマンス。あれで40チョイ前だとしたら、私も頑張らなくちゃ、そんな力をもらいました。本編最後の曲では、美しいメロディーと彼の歌唱に、前の女性は泣いていましたよ。
インディーズの頃からカリスマ性、オーラがギラギラだった彼は、心地よい下品さ(これがイエモンの真骨頂だと思いますっ!)、危なげなパフォーマンス、痛々しい歌詞、そして不思議な幼児性を道連れに、そのまま“ちゃんと”妖しい大人になってくれたんだな。それがうれしい2時間あまりのライブでした。
覚えている限りのMC(正確ではないので、内容だけ受け取ってください):
●「吉井和哉」に戻したことについて何度か触れて、「ややこしいよね。なんて呼んでくれてもいいよ。和く~ん、でも(笑)」。でも場内からのかけ声はやっぱり「吉井さ~ん」「ロビ~ン」だったでしょうか(当たり前か)
●「今日はいいものを持って帰ってもらいます。オレは中卒で大したことない男だけど、でもこうやって成功しましたっ! ツイてる男です。だから、オレの歌を聴いたみんな、きっとなんかいいことあると思うよ」
●「今年はみんなの前にたくさん露出する年にします。ツアーが終わってアルバムを制作して、秋からはまた全国ツアーに出るつもり」に、みんな「きゃー!」。でも、「ライブハウスでやるのは今夜を最後にしばらくないと思うけど」に、「えー!」とがっくりの声。「あ、また、『えー』って言われた」と苦笑いでした。ライブハウスの吉井和哉はやっぱりかっこいいものね。
●「ライブに合う曲をたくさんつくって、夏フェスにも出させてもらいます」
「ありがとう」「サンキュー」を何度も言って、彼自身がライブを楽しんでいる感じが伝わってきました。そうそう、エマも元気そうでした。
この前の奥田民生ライブや昨年のスピッツツアーでもそうだったけど、若い男の子が「かっこいいねえ」と感想を言っていたのが印象的。90年代を突っ走って日本のバンドを引っ張ってきた彼らは、この先もきっとステキに歳を重ねて、「ロックってかっこいいんだぜ!」を伝えてくれるんだろうな。
さてさて、余談ですが、仕事が長引いた私は、焦りのあまり、りんかい線の中で走らんばかりの心を押さえきれなかったのですが、下車してからも走り回ったあげくZepp Tokyoのまわりを一周してしまうというドジな顛末で(ゆりかもめの「東海」からしかZepp Tokyoに行ったことがない…)、開演に遅れ、たぶん2曲ほど聴き損ねたのです(鬱)。
でも、今回誘った友人が(イエモンも含めて、吉井さんのライブははじめて)めちゃくちゃ楽しんでくれたことがうれしかった。渋谷で軽く祝杯をあげて、心地よく酔いました。
もう少し時間がたてば、もっと落ち着いた深い?レポが書けたんだけど、まだ興奮がおさまらず、こんなダラダラなものになってしまったことを反省(言い訳?)
UPする写真もないので、証拠として「よれよれチケット」画像をどうぞ。
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YOSHII LOVINSONから、とうとう本名になったんでしたねぇ。トブヨウニ、SO YOUNG あたりが大好きです。新譜BEAUTIFUL早く聴かないと。
野太い「吉井~!!」という声がたくさんきけますよ。