小・中学生学習塾 【開陽舎】 ~宮城県岩沼市~

小学生は国・算・英。中学生は国・数・英・理・社の5教科総合指導。日々の授業風景や私の感じたことを書いていこうと思います。

まともな塾でありたい

2021-05-10 23:50:43 | 令和3年度 中1


体が汚れる仕事なら、家に帰って風呂に入ればその汚れも取れるが、


悪徳な仕事の心の汚れは、そう簡単には落ちない。


経済の自由があるからと言って、何をして稼いでもいいというわけではない。


無料で何かをプレゼントするからと会場に呼び寄せておき、高額な布団や健康器具を無理矢理売りつける。


ありもしない住宅の欠陥を指摘し、危険を煽って高額なリフォームを契約させる。


キャッチセールスで正常な判断を鈍らせ、高額商品を買わせる。


仕事と言うより、むしろ犯罪に近い。


そんな誇りのない仕事はダメだ。


やっていて後ろめたさはないのだろうか?


実は塾業界にも、そんなことはよくある。


チラシの表面的にはそうでもないのだが、


入塾するやいなや、オプションやら臨時講習やらなんやらで、アホみたいな金額になる。


「このままでは授業についていけなくなります」


「このままではどこの高校にも受かりません」


そんな風に危機感を煽り、最終的にはバカ高い金額となる。


特に大手個別指導塾の夏期講習や冬期講習なんて、面談で危機感を煽ってコマ数とらせ、10万円以上になることもざら。


テレビでがんがんCMを流し、毎週チラシを撒くわけだから、その分を授業料で回収してくるのは当然のこと。


それでいて指導の優しさをアピールすることも忘れない。


「優しい個別指導で、とことん生徒に合わせます」


というキャッチフレーズで、


「我が子のペースに合わせてくれる」


という、親の気持ちにつけ込んだ商法。


それでいて成績は、ほとんど伸びない。


だって学力の向上よりも、収益の向上が目的なのだから。


優しくさえしていれば退塾されないから。


大手の塾を辞めて個人塾を開く先生は、大抵こういう 「やり方」 に嫌気がさした人たちである。


私もその一人。


だから塾を選ぶなら、人柄のしっかりした、信念のある塾長のやっている個人塾に入れた方がいい。


塾という仕事は、恐怖を煽って不安と引き換えにお金をむしりとる仕事ではなく、


まして退塾防止に生徒を甘やかす仕事でもない。


厳しくも誠実にその子の学力を鍛え、進学への希望を与える仕事である。




中1は毎回英単語テストをしている。


当初に比べ、満点の子も多くなってきた。


厳しく指導しているため小学生気分が抜け、中学生としての勉強の自覚と努力が身に付いてきている。


次回も新しい23単語を加え、今夜の40単語と合わせて合計63単語でテストをする。


満点を目指して必死に練習してきなさい。


4月から数えれば、すでに150単語くらい覚えたかな。


文法もかなり進んでいる。


学校の授業では楽勝だろうね。


英語以外の教科もかなり進んでいる。


これからもビシバシいくよ!





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