この仕事を長年やっているが、
特にここ数年は、挨拶と返事の出来ない子が意外と多い。
教室に無言で入ってくる子。
無言で帰っていく子。
問いかけに対して返事のない子。
開陽舎では挨拶と返事を徹底させている。
塾に入ってくるときの「こんにちは」や「こんばんは」。
帰るときの「さようなら」や「ありがとうございました」。
黙って入ってくる子や黙って帰る子には、
「挨拶をしなさい」と促す。
声が小さい子にも、
「挨拶が聞こえないな~」
と改善を求める。
挨拶と同じに大事なのが返事ね。
返事がない子には、
「返事は?」
と、促している。
先日の中1の子にも注意をした。
挨拶にしても返事にしても、私が一度注意すれば、ほとんどの子は次からはするようになる。
一度で改善しなければ、私は何度でもしつこく言い続ける。
するといずれ改善する。
要は、大人が黙認しないことが大切ってこと。
だって、挨拶と返事って、社会生活で最も大事なことだよね。
子どもなら、大人から可愛がってもらえなくなる。
大人になれば、あえて注意もされなくなるが、
その反面「ああ、そういう人なのね」
というレッテルを貼られることになる。
好感は絶対に持たれないよね。
仕事も交友関係も見放されるだろう。
だからまあ、せっかく縁あって開陽舎に来てもらっているのだから、そういうことも厳しく指導している。
子どものうちから直してあげたいよね。
本来であれば、家庭教育なのだろうけど・・・
逆に言えば、
「ああ、そういう家庭なのね」
・・・って思われることにもなる。
あなたのお子さんが、外で挨拶や返事をしっかりしていると思いますか?
してなさそうだと思うなら、
お子さんに確認をして、指導したほうがいいですよ。
子育てにおいて、挨拶と返事は徹底的に身に付けさせたほうがいい。
返事は「うん」ではなく「はい」ね。
開陽舎では小学4年生だろうが、
「はい」と言い直させている。
社会を生き抜く上で最も重要なのは、
「挨拶」と「返事」そして
「ありがとう」だと思っている。
これらが出来る人は、友人や味方が多いよね。
それが人生の豊かさになる。
そういう人間になってほしいから、
開陽舎は勉強だけでなく、
そんなことにも世話を焼く。(笑)