こだわりおやじの独り言

東洋医学とオステオパシーが通じる事柄は、貴方の健康への道しるべです
詳細は左欄下段の『ブックマーク』にお進み下さい

東医宝鑑 外形扁(外科) 面3

2018年07月06日 | 日記

東医宝鑑 外形篇(外科)一
二、面(3)

単方<三五種>

塩 湯 = 顔面の五色瘡を治す。塩湯で良く洗う。

白 礬 = 粉刺を治す。粉末を酒で炒ってぬる。

密陀僧 = 顔面のしみや斑点を治す。粉末にして乳とまぜてぬる。

石 灰 = 顔面のほくろ・瘜肉・粉刺を治す。石灰末を水で粥のようにし、餅米粒を入れて一夜たあと、米粒がとろとろになったら使う。

漿 水 = すっぱいのが良い、温かして顔を洗い、布でこすって痛みが出たら白檀を水で炒ってぬる。

朱 砂 = 顔色をよくする。

藜 灰 = 顔面のしみなどを取る。灰を水とまぜて使う。

兎絲子茴= 顔面のしみなどを取る。苗をついて汁をしぼってぬる。

爪蔞根 = 顔色を良くする。粉をつくって塗る。

益母草 = 顔につやが出る。五月五日に根と葉を採り、さらして乾かし、粉末にして卵大に餅をつくって焼いていたのを、ひいてふるって使う。

白 芷 = と疵瘢を除去し、顔色を良くする。油をつくってぬる。

生薑汁 = 顔のできものを治す。汁に軽粉をまぜて使う。

蕎 本 = ソバカスなどをなくす。沐薬か面脂をつくって使う。

土爪根 = 顔色を良くする。細末にして漿水につけて使う。

白附子 = 顔の百病を治す。面脂に入れて使う。

白茯苓 = ソバカスをなくし、顔色を良くする。作末して蜜であえてぬる。

桑柴灰 = ソバカスをなくし、顔色を良くする。藜灰と汁を取ってぬる。

桑 葉  = 顔面の肺毒瘡が大風瘡のようになった症を治す。葉を蒸してかわかし、作末して三回、二銭づつまぜて服用する。薬名は緑雲散。

真 珠 = 顔面の肺毒瘡が大風瘡のようになった症を治す。粉にして乳汁にまぜてぬる。

   =  常服すると良い。

白殭蚕 = 常服すると良い。粉末にしてぬる。

覆盆子 = 顔色をきれいにする。

鳥梅肉 = ソバカスなどをなくす。諸薬にまぜて使う。

栗 皮 = 薄皮を粉末にして蜜でまぜてぬる。

桃 花 = 顔色を良くする。酒に漬けて飲む。

杏 仁 = 顔をきれいにする。卵の白味にまぜてぬる。

蔓菁子 = 油をしぼって面脂に入れてつかう。ま細く切ってぬると良い。

冬瓜仁 = 顔のつやを出す。種三~五升を皮をむいて粉末にし蜜で丸め、空腹時に三〇丸服用する。

葱 白 =  顔のはれを治す。煎じて洗い、また飲む。

鸕鷀屎 = ・皰奸・雀卵班などにつかう。屎白を猪脂と調合して使う。

殺羊胆 = ・皰奸・雀卵班などにつかう。胆を酒にまぜて煮てぬる。

大猪蹄 = 老人の顔色を良くする。大猪蹄一具を漿で煮て阿膠とまぜ夜顔にぬり、朝洗う。

鹿 耳 = 焼いて粉末にし、一日二回二銭づつ服用すると顔色はきれいになる。


コメントを投稿