Kの日記~with Ubuntu~

はじめまして。Kです。

Vine Linux に NS-2 インストール

2008年11月26日 01時41分11秒 | Vine Linux
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  Vine Linux に NS-2 をインストールする手順について記録。

必要項目は以下。

・必要なパッケージのインストール

・NS-2本体のソース入手

・展開

・インストール

・PATH張り

・bash 更新

・テスト


  ということで、まず事前準備ということで必要なパッケージをインストールする。

 Synapticパッケージマネージャ → 設定 → リポジトリ

から、全てのチェック項目にチェックを入れる。

パッケージ情報を更新。

パッケージの中から、

 xorg-devel

というパッケージを検索してインストールする。


  つぎ、ソースの入手。

NS-2 本家

上記ページへ行き、

allinone

というパッケージを探す。

要するに必要なものが全部入ってる。

xgraphなんかは単体でインストールするとエラーが出てインストールできないって聞くけど、なぜかns-allinoneの中のやつは普通にコンパイルできる。


  ソースを持ってきたら展開する。

ソースは「.tar.gz」形式なので、

$ tar zxvf ns-allinone-2.33.tar.gz

で展開できる。


  次、インストール。

展開してできたディレクトリに移動。

$ sudo ./install

そして待つ。マシンの性能次第でインストールの時間は変わる。

もしsudoを設定していないなら、

$ su

# ./install

# exit

でももちろんOK.

sudoの設定方法はこちら参照


 エラーもなくインストールが完了したら、どのディレクトリからでも使えるようにパスを張る。

パスはインストール終了時に必要な情報が出てくるからそれを元に張ればOK.


$ cd
$ vi .bashrc

で.bashrcを開き、以下を追加。

PATH=$PATH:/*****/ns-allinone-2.33/ns-2.33
PATH=$PATH:/*****/ns-allinone-2.33/nam-1.13
PATH=$PATH:/*****/ns-allinone-2.33/ns-2.33/bin
PATH=$PATH:/*****/ns-allinone-2.33/xgraph-12.1

*****のところは各自インストールしたディレクトリを。

/usr/local/ とかに展開すれば、複数のユーザが使えるようになる。

 ただし、わたしの場合モジュールの書き換えを行うため、自分の知らない間に誰かに勝手に書き換えられていたりすると大変困るので、自分のディレクトリに研究関係のファイル用のディレクトリを作成し、その中でインストールした。

 このとき、インストールディレクトリがユーザのホームディレクトリ以下であったとしても、インストールの際にはroot権限が必要である事に注意されたい。


 さて、パスの記述ができたら、

$ cd
$ source .bashrc

として変更内容を反映させる。

 この時点でやっとNS2が使える。


$ ns

として%が出力されたら成功。

やっぱりVineにしてみた

2008年11月26日 01時15分31秒 | Vine Linux
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  ワークステーションのOSをやっぱりVineにした。

あちこちのページを見てたら、Fedora9はエラー報告が結構多い。

使うことにフラストレーションがあるようじゃ意味ないのでFedoraはやめ。

で、ここはひとつDebianでも使ってみようかと思いつつ、やっぱりUbuntuのベースになったOSってことはUbuntu同様NSのインストールには相当苦労するんだろうと思ってぐぐってみたところ案の定。

そもそも動作報告がなかった。

「こうすれば動くはず」

みたいな中途半端で無責任なことしか書いてない。

これはだめだということで、一番安定してNSが使えそうなVineを選択。


  やっぱりUbuntuと比べるとUIは劣る気がしないでもないけど、パッケージマネージャとかは普通に使えるし、まぁいいか。

それより何より最大の問題は、マシンのグラフィック処理性能がほぼ屍なのでGNOMEで立ち上げるとそれだけで重い、ってことですかね。

まぁ所詮は計算機。そんなことは別にどうでもいい。

で、今までどおりVineにNSインストールして使います。

sudo

2008年11月26日 01時09分38秒 | Vine Linux
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  最近K内ブレイク中のUbuntuにはデフォルトでsudoが設定されてます。

apt-get とかするときにはなかなか便利だったりするし、ソフトウェアをソースからビルドするときとかも使える。

特にNSを使ってて、モジュールを更新するたびにsuになるのは面倒なので、sudoを設定してみた。


まずrootになりましょう。

$ su -

root passwordを入力したら

# visudo

viが起動するので、出てきた画面の中の

 root ALL=(ALL) ALL

という行の下に、

 username ALL=(ALL) ALL

と追加。保存してviを閉じる。


 なお、上記の方法だとsudoを実行する再にユーザのログインパスワードを求められる。

このパスワードは一度入力すると5分間有効で、タイムアウトするたびに再入力を求められる。

それが煩わしい場合は(というか自分しか使わないPCの場合いちいちパスワード入力するならsuコマンドとたいして違わないし)

 username ALL=(ALL) ALL

  ↓↓

 username ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL

としてやることでパスワードの入力を回避できる。

わたしは自分のPCではそのように設定している。


 これがもし自分が管理する複数ユーザ用のマシンなら個人パスワードによる制限をかけることになるのだろうが、あいにく研究室の連中は「sudoってなに?」な奴ばっかなので放置状態。