留学をさせて、思いがけない恩恵を受け取る

息子を留学に出して、資金調達ばかりを考えていた様に思われがちだが、実は私たち夫婦は、第一号の民泊（Airbnb）のおかげで、たくさん楽しめた。そこからの人の出会いによって、生活や考え方も変わっていった。それも、かなりレベルアップした。

一生懸命まだ、最初のうちは働いていたことには、間違いないが。私は、息子が家にいる間は、子育てというハードな仕事も兼ねていたわけだが、それもなくなり、ビジネスのアイデアを考えたり、次なる投資の勉強する時間が持てたわけだ。これはかなり、自分にも余裕ができた。

都会では、考えられないが、田舎に住んでいると徒歩圏内で済ませることがあまりない。当然、駅までや習い事、塾の送り迎えもすべて私の仕事になるわけだが、それらがすべてない。

大口の食事を用意することもなくなって、私はかなり楽になった。そういえば、主人が長期海外出張など出かけているとき（仕事なのだが・・）一人で、息子と向き合っていたのはかなりでしんどかった。これは、女の人にしかわからないと思う。

それらが、すべてなくなり自分の時間が増えたのは、予期せぬご褒美だった。民泊をして、軌道に乘ってきていたし、売り上げも上がって留学資金も何とか用意ができていた。

また、さらに泊りに来て下さるお客様の中には、珍しい方々がいらっしゃり、楽しい。

例えば、日本の事に興味があり色々質問され、仲良くなったり、案内してあげたりすることもある。

学会の帰りの方や、ハリウッドの女優さん、有名クリエーターなど。

また、ミュージシャンや向こうのタレントさんがいっしょに泊まられたときは、演奏をしてくださったりした。リビングに古いギターや、ウクレレ、バイオリンを壁にかけていたのでそれを使って、即興で弾いてくれた。

それも、１組ではない。結構、面白い人たちが我が家にきたのだ。そして、私たち夫婦は、海外旅行にもよく行くので、現地で待ち合わせをしたりする楽しみもできた。

なかでも、家族同様になってしまったフランス人がいる。友人と２人で最初、来たのだが、ホリデーパスを１年持っていたので、繰り返し帰ってきた。（うちに予約を入れてくれた）

そのうち、自然と家族ぐるみで、小旅行のようなこともするようになった。私たち４人は、とても仲の良い友人になった。ある日は、フランス家庭料理を作ってくれたり、一緒に餃子を作ったりもした。旅の最後には、向こうのご家族や友人たちも多くきて、別の大きなAirbnbに泊まり、交流をした。

これからが、すごいのだが私たちはフランスに招待され、今までに経験したこともない、フランスの文化に触れることになる。