移ろい易いは我こころ・・・朝からのぼやきは体に悪い。そのまま、そのまま・・・折角の美しい日の出だ。
鳥獣被害が深刻だと耳にはしていたが、まさかここまで来るとは。暮の届け物や贈り物に、農家では自家製の蜜柑や野菜をそのお礼にお返しをしていたのだが、鳥獣被害が酷く、それさえも出来なくなってしまった。折角の贈り物もと、律儀な人達は、かえって重荷になってしまう。とぼやく、町の鳥獣対策は後手の後手、鳥獣対策を、うたい文句に当選した町会議員を当てにしたのが、そもそもの間違いだ。
観光立町の我が町の今の状況を雨に例えるなら、ヤリの雨である。台風の暴風雨も恐ろしいものではあるが、じっと耐えていれば、通り過ぎてくれる。ヤリの雨は命取りである。基幹産業である、観光業が不振であれば、関連の無いと思われる第一産業の農漁業も同じ穴のムジナだ。ほとんどの家庭が困窮の状態だが、一箇所の安全地帯は役所である。この町で唯一、大学に進学出来るのは、職員の家庭だとの、噂も出るほどだ。首切りのない、公務員の特権が、この町の財政を益々圧迫していく。為政者が無能なのか、民意が低いの・・・ボケ老人の戯言か