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父親たちの星条旗

2006年11月29日 | 映画
太平洋戦争末期、硫黄島に上陸したアメリカ軍は日本軍の予想以上の抵抗に苦しめられ、戦闘は長引き、いたずらに死傷者を増やす事態に陥っていた。そんな中、擂鉢山の頂上に星条旗を掲げる6名の兵士を捉えた1枚の写真がアメリカ国民を熱狂させる。その後、祖国に帰還したドク、アイラ、レイニーの3人は、国民的英雄として、戦費を調達するための戦時国債キャンペーンに駆り出され、アメリカ各地を回るのだった
              
太平洋戦争で壮絶を極めた硫黄島での戦いを、アメリカ側、日本側それぞれの視点から描く2部作の第1弾。硫黄島の激戦を戦い、そこで撮られた1枚の写真によってアメリカ中から“英雄”と讃えられた男、ジョン・“ドク”・ブラッドリー。父親の人生を知るために、彼の息子が硫黄島の真実をたどる。勝者の一方的な視点だけではなく、双方からスポットを当てている点が評価できる。戦地の悲惨さもよく伝わり、多くの人に見てもらいたい映画だシネマメディアージュにて。
              
監督:クリント・イーストウッド、出演:ライアン・フィリップジェシー・ブラッドフォードアダム・ビーチ、製作国;アメリカ、配給:ワーナー・ブラザース映画

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