まほうつかいのポポちゃんシリーズ3
『もうすぐって どのくらい？』の色校正をチェックしました。
読者さんからのうれしいおたよりが届いています。
なによりの励みです。
ユニトピアささやまのチューリップ畑で遊んだあとは、
香りの小道をとおり、山中のフィールドアスレチックを
２コースまわり、2時間半ほど汗を流しました。
昼食は丹波黒豆そばとよもぎ入りの柏餅。
午後からは、娘たちが釣堀に糸をたれ……
わたしは、えさをつける手伝いしたり、
こっくりこっくり舟をこいだり、
釣れた魚を網ですくったり。
次女が鯉を２匹釣りました。
北川チハルのWeb Site トップ更新。
集中して随想の初稿を仕上げました。
アンソロジーの依頼があらたに1本来ています。
ありがたいことです。
昨年植えていたひなぎくの種が飛んでいたらしく、
はなにらの間から、思いがけなく
まんまるの赤い花が咲きました。
長女の入学記念樹、花梨がはなびらひらきました。
京都新聞丹波総局の依頼で、随想を書いています。
今回は、『ふたごのあかちゃん』にちなんだことを。
今日は娘たちの先生が、家庭訪問にいらっしゃいました。
昨年度皆勤賞の次女が、風邪をひいたようです。
なにかと落ち着かない春……
おかげさまで、
『うちゅういちのタコさんた』が増刷になりました。
読んでくださったみなさま、
いつも応援してくださるみなさま、
ありがとうございます。
また本書は、夏のすいせん図書に
なったそうです。
たまこと父ちゃんのおはなしを
楽しんでくれる子がいたら、うれしいナ。
『えっちゃん えがつく ええやんか』も
順調のようです。秋に発売の予定です。
丹精してお米を育てていらっしゃる方から
今年は渇水で、田んぼに水をはる準備がすすまない……
と聞いたので、仕事部屋の前の坂道を
てくてく登り、雨乞い岩にお参りに行きました。
とちゅう、木苺の白い花が咲く場所で、
山菜採りをしているどこかのおばちゃまに会いました。
「これって、木苺の花ですよねぇ」
って声をかけたら、
「そうよ。今年はいっぱい実ができるわよ」
って、木苺のじょうずな摘み方にはじまって、
木苺酒のつくり方、飲み方から、
なぜか、おばちゃまの身の上話まで、
「おばちゃんはね、おばちゃんはね」
と、つぎつぎお話してくださるのでした。
おばちゃまは、寒いときはハワ○に住んでいて、
いまはJ○Lに勤めるお子さんの出張で
別荘に遊びに来ていて、
（わたしの住んでいるところには別荘が多いのです）
お孫さんは、英語しかしゃべれなくて……
初対面なのに、ひとこと声をかけただけなのに、
身の上話をしてくださる方に出会うことがたびたびあって、
どうしてかなぁ？と思いながら
うんうんうなずいて聞いてたら、
今度は質問されました。
「おじょうちゃん、おうち、どこ？」
「えっと……おじょうちゃんじゃないけど、
あっちのほうです」
って、指をさしたら、
近所の方のお名前を挙げられて、
「おばちゃんはね、どこどこのお姉ちゃんとも
よくお話するのよ」
と、おっしゃるので、
「あ、そのお姉ちゃんの弟さんと、
うちの子、同い年なんです」
って、いったら、
おばちゃまのかろやかなおしゃべりが、
一瞬ぴたりと止まり、
「まあ、あなた、そんな年なの？
わたし、てっきり高校生かと……
学校はじまってる時間なのに、
どうしてこんなところにいるのかしらって
ふしぎだったのよ」
推測。
おばちゃまは、学校さぼって
山の中をふらふらしている高校生（だと思った）を心配し、
気が気でなく、
おしゃべりをしていてくれた……のかな？
散歩していると出会うおばちゃまは、
初対面で、「すき！」
って思える人が多いです。
森道に咲く写真の花、
ショカツサイ（ハナダイコンともいうそうです）
にカメラを向けていたときも、
べつのおばちゃまに出会い、
（こちらも初対面です）
この花が、いつごろから、どのように
咲いたのか、いっぱいお話しくださって、
「気に入ったなら、つんでいきなさい」
と、しきりにすすめてくださるのでした。
（わたしは、花が終わったら、
種をもらいにきますとお返事しました）
それからね、
おしゃべりはしていないけど、
ほっかむりして、割烹着つけて、
もんぺはいて、白いゴム長靴はいて、
草刈機ぶんぶんふってすすみゆく
おばちゃまのうしろに、
ぽつん、ぽつんと、すみれの花むれが
刈りのこしてあるのをみつけたとき、
「おばちゃま、だぁいすき！」
って、心のなかで、つぶやかずには
いられないのでした。
雪国の方からいただいた胡麻ショコラ。
ホワイトチョコがちょっと苦手なわたしも、これはいける！
あまったるさがぜんぜんなくて、黒胡麻の香ばしさがほどよいの。
化粧箱には、新潟出身の歌人、平出修の歌。
柳には赤き火かかりわが手には
君が肩あり雪ふる雪ふる
新潟大阪屋の逸品です。
器は次女作、はすの葉小皿。
床に就いたのは今朝４時ですが、
長女が朝食を作って起こしてくれました。
その長女の挑発？にのり
午前中、４ヶ月ごしの将棋対局。
その時点で、迂闊な母の負けでした。
午後からは、おたよりをいくつか書いて、
原稿を推敲し、
たまっていた事務仕事も片付けました。
すっかり忘れていたのは、毎年のことですが、
今日は結婚記念日。
教えてくれた人の話によれば、１２回目、なんだそうです。
思いがけないおくりものも、いただきました。
窓のそとから、やさしい雨音が一日きこえて
なにやら、のんびりした気分。
中断していた3本目の短編の下書きの書きかけ4枚を読み返し、
あれ？なんかちがうなーと、プロットからはなれて、
あらたに下書き10枚を書き直したのがおとといで、
すでに下書き終えた2本目も、
書き終えた直後にう～ん？となって、
やっぱりプロットすてちゃって、
10枚をはじめっから書き直したのが昨日。
結局ストックのプロットは2本とも使わず
あらたに書き起こしたことになりました。
今日は、週に一度の買出しで山を下りてくたびれて、
午後じゅういっぱい布団のなか、という大胆な昼寝をしたので、
いまから夜中がんばります。
今年の目標「はやねはやおき」は、どこへやら、
ですが、書けるときに書き、眠くなったら寝ているので
心身ともに健康です。
ここらでは、田んぼに水が入るころになりました。
一年中で、わたしのいちばん好きな季節です。
夜はかえるのコーラス聴いて眠りにつき、
朝は、小鳥の声で目を覚ます……。
考えるだけで、しあわせです。
今朝、玄関の扉を開けていたら、
家の前の山桜の花びらが、
風でふわぁーっと舞い込みました。
きれいなので、今もそのままにしています。
写真は、散歩道の花桃。
今年も美しく咲きました。
きのう、まほうつかいのポポちゃんシリーズ絵本3
『もうすぐって どのくらい？』のAカラーが届いたので、
予定を変更し、
今日の午前中まで、チェックに集中しました。
ひだきょうこさんの絵、すばらしいです。
「うわぁ、ごちそう！」
「ねこちゃん、かわいい！」
「テーブルかけが……！」
あとは、絵本ができてからのおたのしみ。
ひださんが、どれほどこの「ポポちゃん絵本」を
愛してくださっているか、
絵から伝わってきて感激でした。
現段階で、奥付が5月31日になっていたので、
そのころには発売されるかな？
来週は、色校正が届く予定です。
それまでに、やっておきたい仕事があります。
庭で咲き出したひとえの山吹をなぐさみに、
休日返上、がんばります。
（そのぶん、どっかで休むから！）
ぐんぐんのびてる葉牡丹が、菜の花と
せいくらべしているようなコントラストに目をひかれ、
散歩道で足をとめ、携帯カメラで一枚パチャリ。
『えっちゃん えがつく ええやんか』の見直しと手直しを
ようやく終えました。
宅急便の集荷ドライバーさんに電話して、
夜、発送原稿を引き取りにきてもらいました。
このサービス、へんぴな山に住む身に、
とてもとてもありがたいです。
絵本のプロットを1本たて、
アンソロジーの3本目のプロットから
下書きをはじめました。
4枚書いたところでもう寝ます。
明日はまず、資料を集めることからGO！
